Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

プライベートレッスン☆わたしらしいお菓子・喜ばれるお菓子

2020年09月28日 | お菓子教室

もうすぐ10月。朝晩少し冷えるようになりましたね。

8月~9月にかけて4回、特別なプライベートレッスンをさせていただきました。

お菓子作りが大好きでとても上手なAさま。

使命と目標をもって自分らしく、喜ばれるお菓子を作るためのレッスンです。

短い時間にどんなレッスンをさせていただこうか?

美味しいお菓子をレシピに従って作ることは大切だけれどそれでは足りないような気がして。

ベーシックとアレンジ、オリジナリティ

基本を確認し、そのうえで自分らしいお菓子、作りたいお菓子を作れるようになるためのレッスン。

抹茶を使ったパウンドケーキ

同じ配合でも工程を変えると見た目も風味も食感も違うケーキに。

この工程、作業はなぜ必要なのか?

素材をなにに変えるか?

そのためには素材の特徴とその役割を理解せねばなりません。

食べてみて次はどうするか?

レシピは完成品でなく、生きているのだから。

今まで作ったことがないお菓子にチャレンジしてみたり・・・

作るだけでなく盛りつけの工夫も

季節感も大切に

基本のレシピを自在に使い、自分らしさを目指す。

失敗はもちろんあるでしょう。

でもその失敗の原因を突き止めて前へ進める力をつけてほしい。

レッスンをとおしてお伝えしたかったことはレシピの本当の使い方。

レシピはひとつの物語。

レシピに込められた思いをストーリーから読み取って

登場人物が変われば物語のイメージが大きく変わります。

プロットを変えれば結末も変わります。

いつか自分らしい物語、レシピになるでしょう。

丁寧にお伝えしたつもり(^^ゞ

Aさん、おつかれさまでした!

あなたの情熱とセンスは宝石です。

その宝石をますます磨いてあなたらしい素敵なお菓子を作ってくださいね!

心から応援しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

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但馬 朝来茶 2020年秋 自宅でお茶を作ってみました

2020年09月23日 | 日本茶

昨日投稿したブログの続きです。

さて自宅に持ち帰ったお茶の葉たち。

紅茶を作りたくて、一芯二葉、もしくは芯がなくとも柔らかそうな二葉のグループ

もうひとつは、刈り番茶用の10㎝~15㎝の枝ごと刈ったグループ

まず紅茶用の茶葉は風通しのよいところで萎凋をさせて、葉がしんなりして香りが上がってきたら発酵のために揉む・・・その予定でしたが・・・

芯の芽が葉っぱにくらべてあまりに小さかったために、あっという間にパリパリっと乾いてしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

これでは揉むことができません。揉んだら大切な芽の部分がそれこそ粉々になってしまいます。

仕方ないので~萎凋させて揉まずに作る白茶に予定変更😅

48時間萎凋させて乾燥と発酵をとめるために100℃のオーブンで3~6分、時々オーブンを開けて温度を下げながら慎重に乾燥。

そのまま冷めるまでオーブンのふたを半開きで湿気を飛ばします。

まるで枯葉・・・😅 ですが白っぽく見える銀芯もある~💖

緑色に見える葉っぱは大きすぎたのでしょうがなんとなく白茶になった・・ような気がする(笑)

早速試飲~蓋碗で淹れてみました。

温度は90℃で(もう少し低めに淹れてもよかったな~)

飲んでみると白茶になってた\(^o^)/

甘みがあってなかなか美味しい~!

茶殻も可愛い~!

4煎飲んでそのあと煮だしてみました。(白茶は煮出せると聞いたので)

で色は少し濃くなっていますが、渋みもなく飲みやすい。

予定外でしたが白茶はなんとか成功しました~\(^o^)/

そして、枝ごと切った茶葉で作る刈り番茶にチャレンジ🍃

かなり大きくてかたい葉っぱ、茎までしっかりついています。

これを蒸して殺青し、発酵するのを止めます。

蒸し時間は2分半にしてみました。(わからないから~)

そのあと2日間天日でしっかり干す。

茶葉の表面には光沢が出てきます。

美作の番茶はお茶の煮汁をかけて干しあげ独特の香りと光沢を付けていましたが、我が家ではそれはできないのでここまでしたら、100℃のオーブンで3分火入れ乾燥。

飲む前に焙じます。

黒く焦がしすぎないように慎重に、香ばしい焙じ香がするまでゆっくりと。

香ばしい香りは糖とアミノ酸が高い熱によって生成される「ピラジン」。

リラックス効果や血行促進の効果もあるとか。

今回は葉を刻まずに焙じたので次回は刻んで均一に焙じてみよう!

お味はまさに懐かしい~番茶でした\(^o^)/

大きなやかんにいっぱい作って、喉が乾いたらガブガブっと飲む。

素朴な番茶は高級なお茶のうまみはないけれど昔ながらの日常茶(*^^*)

お茶を手摘みして手作りしてみましたが、あらためて茶農家さんたちのご苦労を思い、日々いただくお茶を美味しく大切に飲みたいと思いました。

朝来茶摘みの記事はあともう一回、あちらで出会ったすてきなもの・・をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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但馬 朝来茶 2020年秋

2020年09月22日 | 日本茶

先日、但馬の朝来茶の茶畑に行く機会がありました。昨年の春以来の2回目の訪問です。

朝来は産地としては小さいのですが、但馬のさのう高原のお茶はその山の気候にあって力強さと爽やかさを兼ね備えた飲み飽きないお茶です。

緑茶は新茶が有名ですが、実は四季を通しt個性豊かなお茶が作られています。

茶農家池本さんのお話を聞きながら日本茶インストラクターの先輩成田さんの淹れてくださるお茶で一服して秋芽を摘ませていただきました。

八代研修施設前の大きな石碑がお出迎え

百日紅の花が咲いていて貼るとは違う風情

秋も茶畑は美しい~💖

品種はヤブキタ。遅れ芽はでていますが春とは葉の大きさも色も違います。

夢中で摘んで(笑) 紅茶を作るワークショップへ

芽が小さい。葉は大きくて少し固い。

春の新芽とは柔らかさが全く違います。

時間があれば萎凋(日にあてたり陰干ししたりして茶葉を萎らせて揉みやすくする)するのですが、時間がないのでこのまま強引に紅茶へ・・・

萎凋なしの紅茶作りの実験~(笑)

強引に揉むと当然こうなる・・・ボロボロ~

揉み続けてにぎにぎし続けて・・・泡が出るほど

ひたすら、にぎにぎにぎにぎ・・・

それをビニール袋に入れてポケットに(体温醗酵~(笑))

お楽しみの昼食は成田さんの手作りです。

地元の山の幸、海の幸、もちろん野草も~

おかわりの炊き立てご飯には梅干2種、えごまのしょうゆ漬け、エノハという可愛い干し魚。

デザートはお彼岸らしく「変わりおはぎ」

なんとブルーベリーと黒豆のジャムいり!美味しかった💖

池本さんの家の栗はおみやげ

さて・・・にぎにぎした紅茶はどうなったかというと

帰宅後良い色になったので火入れして発酵を止めて乾燥させました。

カメラの関係で色が緑っぽく見えますがもっと茶色です。

カメラ・・ぶれてますが乾燥させた手作り紅茶

やはりボロボロと細かくくだけた葉がたくさんあります。

萎凋をしていないのであまり香りも上がってきません。

でも手摘みからにぎにぎして作った可愛いMY紅茶

飲んでみました~(*^^*)

色はとっても綺麗です。

お味は・・・渋みが出て少しまだ青臭い~😅

萎凋を全くせずに強引に揉んで作り・・・

発酵も足らないようで香りも味も十分美味しい~とはお世辞にもいえません。

成田さん作の見事な紅茶

とっても美味しかったです。

こういう紅茶を作りたかった・・・

ということで摘んで持って帰った茶葉でリベンジ(*^^*)

その結果はまた後日。

 

 

 

 

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プライベートレッスン☆はなやぎ果物羹

2020年09月18日 | 和スウィーツ

オレンジとレモンのザリザリのレッスンが終了したあと・・・

ほぼ同じ内容のプライベートレッスンのご希望が相次いでありました。不思議ですね~。

それは和スウィーツ💖フルーツを使ったケーキのような羊羹。

和菓子は専門ではないのですが、以前から和と洋のボーダーをあやふやにしたスウィーツをお茶に合わせて作ります。

和菓子の要素を洋菓子に取りいれたり・・

洋菓子のテクニックを和菓子に取り入れてみたり・・・

季節のフルーツを使った水羊羹・・・なんだけどきっと冬でも食べたくなる

そんなアレンジ自在の水羊羹です。

こういうの、いったいどんな名前を付けたらよいものか・・・

レシピを打ち始める一行目でハタっと手が止まりましたが

レッスンをご希望されたNorikoさんが素敵な名前をご提案くださいました。

「はなやぎ果物羹~💖」

うわぁ~いいですね~💖ということで決定~\(^o^)/

こしあん、しろあん~

あ、ちなみにNorikoさんは「ザリザリ」もネーミングしてくださった。

ネーミングのセンス抜群~💖 ありがとうございました!

もうおひとりのレッスンでは少し秋めいてきたので・・・

日本茶CAFE風に抹茶あんもどうかしら(*^^*)

抹茶羊羹に秋模様を♪

シュガークラフトで使う和菓子の抜型がお役立ち~

葡萄も秋の色に

ゼラチン、アガー、寒天・・・

凝固剤の使い方はデリケート。

守らねばならない決まり事もあってコツが必要です。

レシピは美味しく、失敗しないよう、作りやすいようにシンプルに。

そしてアレンジができるよう。

冬はどんなアレンジをしてみましょうか?

あんなの、こんなの・・・想像するだけで楽しいです。

 

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お菓子教室プライベートレッスン☆オレンジとレモンのザリザリ&焙じ茶の梅醤そうめん

2020年09月04日 | お菓子教室

9月に入り、日本列島は台風シーズンを迎えました。

大きな被害が出ませんようにと祈っています。

さて、先日今夏最後のオレンジピール、レモンピールのレッスンをさせていただきました。

おかげさまでとても好評で買い込んだ国産オレンジを使い切ってしまいました(^^ゞ

皮をむいた残りのオレンジを使ったふるふるサマーティーゼリーも好評(*^^*)

午前中からレッスンを始めてお昼過ぎてからお菓子の完成、試食になるので簡単なランチをお出ししています。

仕込みをしておいてすぐ出せるような簡単なランチですが、楽しみにしてくださっている方がいらっしゃるのがまたうれしいことです(*^^*)

毎年必ず一度は出すメニューがあるのですが、その一つが「焙じ茶の梅醤そうめん」です。

冷たいおそうめんを食べる時はふつうお醤油とお出汁のつゆを薬味とともに使いますが、そのつゆを焙じ茶にしてみたらどうだろう?

毎年暑い夏にいつもなら大好きなかつおベースのお出汁の香りさえムっとしてしまうほど食欲が落ちてしまうことがあります。

そんな時に思いついた食べ方(*^^*)

熊本の茶農家 梶原さんの奥さまがある年、「暑い夏をお元気で。農家には梅醤番茶というお茶の飲み方があるんですよ~」と注文したお茶に添えて自家製の梅干をお送りくださいました。

初めて聞く梅醤番茶に興味津々。

番茶を使うそうですが手元にあった焙じ茶で試してみたらすごくおいしくて!

今年も作ってお出ししましたよ~。

レッスンにお越しくださったIkuちゃんが綺麗に写真を撮ってくださいました\(^o^)/

食べ方は、梅干を崩して冷たく冷やした焙じ茶を注ぎ

お好みでおろし生姜とお醤油をタラ~リ

シンプルですがす~っと汗がひいてツルリと食べられます。

さらりとお茶で食す。

夏も終わってしまいましたがまだもう一回くらい・・・食べたいと思います(*^^*)

 

 

 

 

 

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