Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

シュガークラフト☆端午の節句のボンボニエール

2019年05月26日 | シュガークラフト

ボンボニエール(Bonbonnière:フランス語)は、小さな砂糖菓子ボンボンを入れる菓子器のことです。

ヨーロッパのお祝いごとに古くから使われてきましたが、日本では、皇室のお祝い事に特別なボンボニエールが作られ贈られます。

令和になって初めての端午の節句を祝ってシュガークラフトのボンボニエールを作りました。

シュガークラフト☆端午の節句のボンボニエール&亥年のボンボニエール

端午の節句にちなんだボンボニエールが3種類

干支の亥年にちなんだボンボニエールがひとつ

端午の節句の有職飾りといえば「真の薬玉」

日本の伝統有職造花「雲上流」の「真の薬玉」を参考に作りました。

端午の節句 真の薬玉ボンボニエール

ボンボニエールのサイドには「菖蒲」のモチーフと疾走する白馬を。

雲上流の薬玉には「真」「行」「草」ありますが、「真」の薬玉は端午の節句だけです。

美しい飾りが施されていますが、薬玉のメイン部分は、邪気払いの薬草を入れた「赤」「黄」「緑」の三つの薬玉部分です。

紅白のサツキと菖蒲の葉、よもぎの葉と五色の絹紐で飾られています。

端午の節句の薬玉は9月9日の「重陽の節句」まで飾られていたそうです。

そして端午の節句と言えば「鯉のぼり」

大空高く勢いよく泳ぐ姿に、子供たちが元気に育ち立身出世する姿を重ねた鯉のぼり。

端午の節句 鯉のぼりのボンボニエール

青空色のボンボニエール。

鯉のうろこ、波をあらわす模様と大きな目をいれて♪

端午の節句 八つ橋と菖蒲のボンボニエール

ボンボニエールのサイドには「観世水」の模様を入れてみました。

涼し気に見えます(*^-^*)

そして節句ではありませんが、今年の干支亥年にちなんだボンボニエールもひとつ作ってみました。

亥年のボンボニエール

どこが「亥年」!?ですが(^^ゞ

ハート型がすべて亥年をあらわしています。

「猪目」という古来より日本で魔除けの模様としてつかわれているハート型の模様。

お寺や神社の建物や柱、扉の金具などをよく見るとこのハート型の猪目模様がみつかります。

ボンボニエールの蓋をあけると・・・

3種類のお茶の琥珀糖

甘い砂糖菓子をお菓子でできたBOXにつめて(*^-^*)

節句マイスターへのプレゼント♪

こういうのを「面白いやん~」と楽しんでくださりそうなので(^^ゞ

令和という新しい時代のはじまりの端午の節句を寿いで。

思いつくままにもくもくと手を動かして・・・楽しい時間♪

無事に令和最初の節句を迎えられたことに感謝しました。

次の節句は7月7日。七夕です♪

 


 



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琥珀糖☆お茶の琥珀糖3種・桜の琥珀糖

2019年05月14日 | 琥珀糖

琥珀糖というお菓子があります。

古くからある日本のお菓子で干琥珀ともよばれます。

魅力を感じて一昨年から時々作ってはお茶のおともとして楽しんでいます。

主な材料は、「寒天」「砂糖」「水」といたってシンプル。

ですが作り始めてから完成まで1週間ほどかかります。

今、こだわって作っているのは「日本のお茶」のフレーバーの琥珀糖です。

今年2月に催された「大大阪お茶会」にはChemin♪のお茶スイーツのひとつとしてださせていただきとても好評でした\(^o^)/

大大阪お茶会で見かけたけれど買えなかったというHさまから「お茶会に使いたい」とオーダーいただきお作りしました。

お茶の琥珀糖三種☆緑茶・和紅茶・焙じ茶×生姜

真ん中が 緑茶葉入り

向って右が 焙じ茶×生姜

向って左が 和紅茶

それぞれ色や風味をどう残すか・・・工夫を重ねています。

Hさまの御茶会にてゲストさまが撮ってくださった琥珀糖の写真を頂戴しました♪

もう一枚💕

Hさまの御茶会でも好評をいただき、5月になってリピートを頂戴しました。

ありがとうございます。

今回は焙じ茶を変えて作ってみました。

少し色が明るく和紅茶とのコントラストが綺麗です。

4月の藍hanaさんでの桜のお花見茶会用に作ったのは「桜」の琥珀糖

口に入れるとシャリっととけて桜の香りがほんのりと🌸

小さな蝶々の琥珀糖は、同じ4月のアビエスフィルマでおこなわれたヴェネチアビーズアクセサリーのjojoさん×Chemin♪のティーパーティーのテーブルにも飛ばせて♪

とても喜んでいただきました\(^o^)/

和菓子に分類される琥珀糖ですが

いろいろなフレーバーや素材との組み合わせ、取り合わせが広がりそうです。

どんなフレーバーや素材と合わせようか、活かせるか

課題も多いのですがその分楽しみもあります。

よいものが作れたらまたご紹介させていただきます。

Hさま、お茶会盛会おめでとうございます。

琥珀糖、喜んでいただきありがとうございました。



 


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ソラマメのパウンドケーキ

2019年05月10日 | 焼き菓子

4月、桜の季節が過ぎるころ出回り始めるのがソラマメです。

空豆、蚕豆、天豆・・・とも書かれるお豆さん。

大きなさやを開けるとフワフワの白いお布団にくるまった綺麗なお豆さんが出てきます。

子供の頃は好きではなかったのですが(^^ゞ

大人になってやっと美味しいと思えるようになりました(笑)

そのソラマメを使った焼き菓子は

 毎月1回、神戸市の本山「スタイリー」で行われる茶遊サロン 前田久美子先生の中国茶教室のお茶菓子にお作りしました。

ソラマメのパウンドケーキ

ソラマメを茹でて薄皮をむいてコンポートにします。

出来上がったソラマメのコンポートをピュレにして生地に混ぜ込んで焼く・・・という手の込んだケーキです。

ツヤツヤ!美しい翡翠色のソラマメのコンポート♪

中国茶や台湾茶は、1煎目、2煎目・・・と変わる味や香りを楽しみます。

こんなお菓子、あるんだ!と驚いた杉野英実シェフのルセットをもとに、

目指すお菓子はお茶の味や香りを邪魔せず、お茶を存分に楽しめるお菓子♪

そして季節感を感じていただけるお菓子♪

今まで作ってきたお菓子とはちょっと違うアプローチで作らせていただきました。

中国茶や台湾茶には緑茶、ウーロン茶、紅茶・・・数えきれないほどの種類のお茶があります。

毎回6種類くらいのお茶をいただけるのがとても楽しみです。

前田先生がそれぞれのお茶にぴったりの淹れ方でそのお茶のおいしさ、味わいを出してくださる。。。そんなお茶を楽しんで忙しい日常をひととき忘れてリラックス。

ご興味のある方はぜひ前田久美子先生のブログをご覧ください(*^-^*)

茶遊サロン 前田久美子先生のブログ ⇉ https://ameblo.jp/chayusalon/



 

 


 

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イチゴのシャルロットケーキ☆平成と令和

2019年05月06日 | バースデーケーキ

5月、とても気持ちの良い日が続いています。

イチゴがますます美味しい季節。

平成最後にお作りしたシャルロットケーキと令和最初にお作りしたシャルロットケーキを今日はご紹介♪

シャルロットはフランス語で「(貴族の)帽子」の意味です。

ビスキュイで作った器にフルーツやクリームをたっぷり詰めたその形が似ていることからこの名前がつきました。

平成最後にお作りしたイチゴのシャルロットケーキは、神戸の太山寺イチゴたっぷり🍓

太山寺いちごもりもりシャルロットケーキ

イチゴ大好きなご家族と大切な友人ご家族をもてなすためにO田さまよりオーダーいただきました。

大きくて美しい太山寺いちご。

いろいろな品種を作られていますが、その日そのときに手に入るいちごはどれも新鮮です。

中にもたっぷりイチゴが詰まっています!

そして令和最初にお作りしたイチゴのシャルロットケーキ🍓

 同じイチゴのシャルロットケーキでも全然イメージが違います🍓

 こちらは世羅の神田さんより毎年お嬢さまの誕生日に贈られるバースデーケーキです。

イチゴのシャルロットケーキ☆真美さんのバースデーケーキ🍓

シャルロットの中はコロコロいちごをたっぷり混ぜたレアチーズクリームとミルキーなホワイトチョコレートクリームに自家製イチゴジャムをあわせた2種類のクリームが詰まっています。

 可愛いエデイブルフラワーを飾って♪

 毎年、真美さんはご友人と一緒にごちそうとケーキを囲んでお祝いされるそうです。

 今年も笑顔の真美さんとお祝いの様子の写真がお父さまへ送られて💕

それをわたしも拝見しました♪ うれしい💕

神田さん、ありがとうございました。

イチゴのシャルロットケーキ・・・食べる人、食べる場所、食べる時・・それぞれにあわせてお作りしました。

太山寺いちごのシャルロットケーキもみなさんとっても喜んでくださって

ご友人のおひとりが御愛用の「LEICA」ライカのカメラで写真を撮ってくださいました。

おぉ~~💖 いい雰囲気~~💖

ここはどこですか!?このケーキ誰が作ったんですか!?

・・・と聞きたくなる素敵な写真🍓(笑)

O田さん、ありがとうございました。

その日、その時、その方との喜びをシェアしていただきました。

励みになります。 感謝💖






 

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シュガークラフト☆ボンボニエールとすずらんの花束 令和元年5月1日

2019年05月02日 | シュガークラフト

新天皇が即位され、元号が平成から令和にあらたまりました。

令和、どんな時代になるのでしょうか。

どんな時代になろうとも、今を大切に生きていきたいと思います。

そして令和最初にお届けしたのはシュガークラフト作品です。

令和元年5月1日に入籍されたお嬢さまご夫婦RentaさんとRikoさんをお祝いしたいと福山の由美さんよりオーダーいただきました。

シュガークラフト☆ボンボニエールとすずらんの花束 令和元年5月1日

ボンボニエールって何?

ボンボニエール(Bonbonnière:フランス語)は、小さな砂糖菓子ボンボンを入れる菓子器のことです。

ヨーロッパのお祝いごとに古くから使われてきましたが、日本では、皇室のお祝い事に贈られる品として有名です。

シュガークラフトのボンボニエール♪

ちょっと陶器のように見えますね。

蓋を開ければ・・

中には和三盆の金平糖💕

ボンボニエールの蓋の部分には二匹の猫ちゃんが仲良く並んでいます。

猫はRentaさんとRikoさんが大好きだそうです。

お祝いのメッセージは

「Best wishes on your special day!」

日本中特別な日である令和元年5月1日ですが、お二人にとっては入籍というさらにさらに特別な日💕

ボンボニエールに添えたのはすずらんとヴィオラの花束です。

5月1日は「ミュゲ」といってフランスでは大切な人へすずらんを贈る特別な日。

シュガークラフトのすずらんとヴィオラを小さな花束にして♪

大切なお二人へ。

Rentaさん、Rikoさん、御入籍おめでとうございます。

ご夫婦になられたお二人は、新しい時代を力をあわせて切り開き、お幸せな家庭を築かれることと思います。

オーダーくださった由美さんにお作りした作品を写真で見ていただいたら

なんと・・・すずらんは由美さんが一番好きな花だそうです。

なんという嬉しい偶然でしょう\(^o^)/

由美さん、オーダーありがとうございました。

オーダーいただいたときから「ぜったいすずらんは作る」と決めていたんですよ♪

由美さんにはさらに喜んでいただけて本当にうれしいです。

我が家のベランダのすずらん、今年も咲きました♪

可愛い、うれしい、令和のスタート。ありがとう💕


 

 



 

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