Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

レッスン、また来年🍒スリジエ&スリーズ・フランベ

2024年07月26日 | お菓子教室

梅雨が明けて本格的な夏到来。暑い日が続いています。

7月半ばに行ったのはアメリカンチェリーをふんだんに使ったメニュー「スリジエ&スリーズ・プランべ」🍒

この二つは私も大好きなメニュー🍒 毎年食べたいスウィーツです。

スリジエはサクランボをたっぷりと焼きこんだパウンドケーキ🍒

スリーズ・フランベはサクランボのソース🍒 アイスクリームに添えると絶品のおいしさ♪

生のアメリカンチェリーが出回る季節限定のメニュー♪

今年もさせていただけました(*^-^*)

暑い日が続くのでウェルカムティーは水出しの五味子茶♪

東洋医学の五味「酸、苦、甘、辛、鹹」の5つの味を持つといわれる五味子。

水出しにして飲むと酸味と少々の苦みがさわやか。

少々の塩を加えたり甘いシロップで割ったりして夏の暑気あたり予防の水分補給にもいいなぁと愛用しています。

焼きたてのスリジエ🍒

キルシュを塗るとしっとり大人の味わい♪

ランチは冷たい茶粥と夏野菜のおかずをいろいろ。

子供のころから大好きな黒田のたまねぎコロッケと天ぷらをメインにしました(*^-^*)

スリジエ&スリーズ・フランベ

今回のメニューには雲南の紅茶「大樹滇紅」

雲南茶専門店「彩雲」で購入したこのお茶がとっても良く合いました♪

写真はご参加くださったみなさまからいただきました\(^o^)/

ありがとうございました。

大好きなこのメニューはまた来年!

アメリカンチェリーが安く出回ったころさせていただきたいなぁと思います🍒

 

 

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水ようかん「苔むす」☆朝茶事のお菓子

2024年07月20日 | 和スウィーツ

毎日暑い日が続いています。

梅雨・・・は明けたのでしょうか?(^▽^;) 

こう暑い日が続くとちょっぴり雨が恋しくなります。

夕立のようにさ~~っと降ってさっとやむ♪ 

涼しい風が吹いてくる・・・そんな身勝手な妄想(笑)

先日行われた朝茶事のお菓子「水ようかん」菓名「苔むす」

朝茶事が行われたころはまだ雨がよく降っていたので・・・

普段なら苔などない木陰に気がつけば苔が生えているのに気がついた。

湿った土に苔の緑がちょっと見えるとより涼を感じます。

みなさん、朝早くからきちんと着物をお召しになられてきもちのよいお茶をされたそうです。

水ようかん、美味しいなぁ💓

ということで、7月末~8月末まで暑さを縫って「水ようかん」のレッスンをすることにしました。

シンプルな水ようかんとフルーツを使ったアレンジ水ようかん♪

お楽しみに~(*^-^*)

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苗族の刺繍鑑賞お茶会☆「お茶会編」

2024年07月11日 | イベント・御茶会

6月に行いました「苗族の刺繍鑑賞お茶会」

今回は7月8日のブログ「刺繍編」に引き続き「お茶会編」です。

ボリューム満点の苗族の刺繍、藍染めをゆっくり見ていただくとともに、その故郷、ルーツのお茶も味わっていただきたい・・というお茶会です(*^-^*)

シンプルなテーブルセッティングですが、真ん中に敷いたランナーは苗族の刺繍のリメイク品でわたしの所有品です。

こちらに出会ったのは2020年。世界を旅しておられる女性から「貴州省の刺繍のリメイク品」として譲っていただいたものです。

苗族の刺繍に出会っていたとは・・・

お出ししたお茶は、ウエルカムティーには福州の「ジャスミンティー」、貴州省雷山の緑茶「銀球茶」、最後は台湾の烏龍茶「阿里山高冷茶」です。

今まで中国や台湾のお茶を飲んだ経験がない方も無理なく楽しんでいただけるお茶を選びました。

冷たいジャスミンティーの上品な香りはひんやりと暑さをやわらげてくれ、みなさんのお顔がホッと緩むのがうれしかったです。

パワーやエネルギーが強い刺繍や藍染で部屋の中はいっぱい。

冷ジャスミンティーはお茶会のスタートから最後まで、つど自由にお召し上がりになれるように。

グンと上がってしまった気をやさしく下げつつ香りで回してくれるので、気が上がりやすかったり、暑さでのぼせ気味の方にはぴったり。

また小さなお皿には、手作りのクロタン・ココや水俣産河内晩柑のピール

ナッツ、デーツ、お豆などなど・・・

二つ目のお茶は「銀球茶」と呼ばれるように茶葉を小さな球状に丸め固めた緑茶です。

このお茶が作られた「貴州省雷山」は苗族のルーツの地と言われているので、このお茶を選びました。

ガラス茶器の湯の中でゆ~~っくりと茶葉が開いていくのをみんなで待つ時間も楽し(*^-^*)

開いた茶葉は想像以上に繊細で可愛らしい♪

「とても柔らかいので食べてみて~」とおすすめしました。

口の中にほろりと広がる柔らかな苦みはやっぱりお茶よね!

銀球茶をゆっくり味わっていただき、本日のお供ふたつめ「ハト麦と緑豆のお汁粉」

お汁粉といっても直接砂糖は入れずに黄色い氷砂糖で作ったシロップをお好みでかけて召し上がっていただきました。

そのほうがハト麦や緑豆の優しい味を感じられるから♪

中国や台湾で夏バテ防止、夏の定番のおやつだそうです。

さて刺繍もつど見ながらお話も弾んで・・・

テーブルの上はかなりにぎやかに(*^-^*)

三つ目のお茶は台湾の烏龍茶を♪

清香型と焙煎を程よくかけたもの、どちらか一方を選んでいただきました。

清香の高山茶は蓋碗で。焙煎をかけたほうは茶壷で。

景徳鎮の茶杯と茶托でどうぞ♪

三つ目のお供はがらりと趣を変えて季節のスイーツです。

アメリカンチェリーをたっぷりと使ったパウンドケーキ「スリジエ」と赤ワインと赤いチェリーで作ったソース「スリーズ・フランベ」にはキルシュがほんのり香ります。

生のアメリカンチェリーが出回る季節しか作れないこの一皿。

毎年楽しみにしてくださる方もいらっしゃるほどの人気メニューです。

わたしも大好き🍒🍒 

徳田志保さんの大切なコレクション苗族の刺繍たちをお借りしての鑑賞お茶会。

このたびは半月の間に8回行わせていただきました。

苗族の刺繍はその生活の中で日々家族を思い、暮らしを楽しみながらコツコツと紡がれ、母から娘へ何世代にもわたって伝え続けられた本物の手仕事。

徳田志保さんのコメントを引用させていただくと・・・

「あれらは中国のお茶の産地に通っていた頃に、いつも経由する上海で刺繍を売っていた苗族の人達と出会ったのがきっかけで、収集したものです。当時は貴州の家に泊めてもらったり、貴州省の東南部を周遊するのに同行してもらったりしました。あれから彼此20年位経ちますが、今も仲良くしてもらっています。」

「私はこの刺繍達から、お茶の香りにも色があり、それを重ね合わせることでお茶にも様々な表現が生まれるということを教わりました。」

お茶の香りに色がある・・・私はまだ徳田さんの境地には至りませんが、

これらの刺繍たちと生活を共にし、お茶を淹れて飲むうちに、お茶を国や地域で区別して扱うこと、接することにますます違和感を感じるようになりました。

それはお菓子にも感じることで、国境や地域の特徴は尊重しつつ、共通の部分をおおらかに大切にしていきたいと思います。

そしてお茶を楽しむにしろ、学ぶにしろ、お茶だけ見ていたらもったいない。

もっと大きく周辺のことを縦軸横軸広げていってもよいなぁと。

「茶縁」と呼ばれるものがあるのなら・・・私はあると信じています・・・

きっとその「縁」が大好きなものをつなげて広げてくれるのだと。

徳田志保さん、そしてお茶会にご参加くださったみなさま、また今回はご参加できなかったけれど興味を持ってくださったみなさま、ありがとうございました。

もしかしたら・・・またいつかこのような会をしたい・・できるかも。

今回残念ながら登場させられなかったたくさんの刺繍たちも紹介できたらなぁ(*^-^*)

 

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苗族の刺繍鑑賞お茶会☆「刺繍編」

2024年07月08日 | イベント・御茶会

神戸も真夏日が続いていますが昨日の七夕はよく晴れて星もよく見えましたね♪

さて6月は自宅で特別なお茶会をさせていただきました。

「苗族の刺繍鑑賞お茶会」

中国の少数民族「苗族(ミャオ族)」。

中国国内だけでなくタイ、ミャンマー、ラオス、べトナムなどの山岳地帯にも多く住み、居住地区によってさらに多くの部族に分かれています。

文字が無く口頭伝承で歴史を伝えてきたので詳しい資料がなくまだ謎に包まれているそうです。

苗族といえば美しい刺繍が施された民族衣装が有名ですが、テイスティング神戸研究クラスの講師 徳田志保さんが個人でコツコツと集めておられると知り、コレクションをお借りして拝見するお茶会を催させていただきました。

今回は苗族の刺繍鑑賞お茶会「刺繍編」としてコレクションを写真でご紹介いたします。

作品は大きく分けて「藍染め作品」と「刺繍作品」に分かれます。

窓側の一角は藍染作品を♪

型を使って糊置きする手法もありますが古い作品は手描きです。

正面の大きなタペストリー風の作品は赤ちゃんのおくるみ。

ちょうちょ、動物や魚、鳥などのパッチワークが全体に施されてとても楽しい作品です。

赤ちゃんはこの手作りのおくるみに大切にくるまれてお母さんと幸せな時をすごしたのでしょう。

刺繍作品は部屋中に♪ なんとかみなさんに手に取ったりして見ていただきたくてだせるだけ出しました。

とても細かな幾何学模様がいくつも施されていて見とれてしまいます。

衣装の形のものはかけて見ました。

こうしてみてみると「苗族の刺繍」と一口に言っても、技法やデザイン、使う色合いなどずいぶん印象が違っていることがわかります。

それは、たくさんの少数民族苗族が実は住んでいる場所等でさらに小さな部族に分かれていて、それぞれ言葉や顔の特徴、生活習慣も違う人たちの集まりだからです。

どうやったらこんな不思議な模様や面白いデザインが浮かぶのでしょう。

浮かんだままを思うがままに糸で紡いで・・・。

苗族のみなさんとも親交がある徳田さんのお話によると、まるで宇宙から降りてくるようにふっと頭の中に浮かぶそうです。

それぞれの刺繍はパーツに分けて作られて、完成したものを組み合わせて洋服やエプロン、スカートなどに飾られました。

それをもとの洋服から外した状態や、リメイクをして売られているそうです。

凹凸のある刺繍。糸を染め、布を織り、そして刺繍を施す。

気が遠くなりそうな手仕事・・・芸術作品と言ってもいいくらい見事。

まるで「曼荼羅」のような作品も。

水色が美しいこの作品は一番人気でした。

写真ではわかりにくいですが、赤い刺繍部分の真ん中には龍が泳いでいます。

写真はご参加の方々から頂戴いたしました。みなさま、ありがとうございました。

全部載せたいけど載せきれません。

わぁ~っと目をキラキラさせて見入ったり、手に取って触ってみられたり、裏を返してごらんになったり。

興味を持って熱心に見てくださいましたが、参加者それぞれにどれかは心惹かれる好きな作品が見つかったご様子です。

みなさんと何度も刺繍たちを一緒に見て、過ごしたわたしもこれらの作品に込められたエネルギーを感じて、それぞれの作品に込められた思いを受け取れたような気がします。

今回はスペースの都合上、コレクションの半分ほどしかお見せすることができなかったことがちょっと心残りですがきっと刺繍たちは喜んでくれていると思いたい。

徳田さんはこれらの苗族の刺繍や染めものだけでなく、汕頭(スワトウ)のハンカチも集めておられるそうです。

中国に住み、出会われた人々と親交を深める中で出会われたすばらしいもの。

それはたんに芸術作品ではなく生活の中、それも厳しい環境や自然にあらがうことなく生活をする中で家族を思い、暮らしを楽しんだ本物の手仕事。

大切なコレクションを快くお貸ししてくださった徳田志保さんに心より感謝申し上げます。

徳田さん、ありがとうございました。

次回のブログは「お茶会編」です。

もう少しお付き合いくださいね(*^-^*)

 

 

 

 

 

 

 

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芦屋光風庵「花街ビアガーデン」2024年6月参加させていただきました♪

2024年07月04日 | イベント・御茶会

ブログ更新は大変ご無沙汰しています。

7月となり今年半分過ぎてしまいましたが、おかげさまで元気(*^-^*)

6月はお茶のイベント吉田山大茶会に行ったり、後半は約2週間の間「苗族刺繍鑑賞お茶会」を自宅で催おしたくさんの方々にお越しいただきました。

その間、参加させていただいたイベント「芦屋光風案花街ビアガーデン」のご報告です。

近藤宗紀先生のアイデアと集われるすばらしい方々のおもてなし。

芦屋の「光風庵」で京都の夏の風物詩「花街のビアガーデン」の雰囲気を楽しみ、みんなで無病息災を願いましょうという素敵なコンセプトのイベントです。

わたくしもお茶とともに供されるお菓子とビアガーデンマルシェのお菓子で参加させていただき、さらにお客さんとしてビアガーデンを満喫させていただきました。

さて!「お菓子は何に見立ててあるでしょう?」

答えは「紫陽花とかたつむり」です(*^-^*)

手前の練り切りは「宇治富士笠御製 練り切り 紫陽花」

わたくしが作らせていただいたのがカタツムリに見立てた「コーヒーロール」と紫陽花の琥珀糖です。

「懐かしいコーヒーロールを作ってください」とのご提案!

私にも「昭和のコーヒーロール」のイメージがあり、宗紀先生とひときしり盛り上がったほど(笑)

「懐かしい昭和のロールケーキ美味しかったよねぇ」を再現したいのですがまだチャレンジ中(笑)

今回お作りしたのは梅雨空の季節、お料理とお酒をいっぱい召し上がった後でもするりと入るコーヒーロール♪

琥珀糖はマルシェにも出させていただいた「紫陽花」

ひとつひとつ小さな紫陽花の花型で抜いて7つで一つの花となります。

色付けはバタフライピーやジャスミンティを使い、ビアガーデンの提灯の明かりに映える色目に仕上げました。

マルシェのお菓子はこんな感じに並べて♪

焼き菓子のアソートはちょっぴり大人のスイーツです。

お隣は「joli_⁠jolie KITAOKA SHIHO」さんの素敵な手作りアクセサリーが華やかです。

お団子提灯のイメージ?

と~っても可愛いボンボンイヤリングを私も一つ選んで買いました(*^-^*)

華やかな花街のお団子の提灯も華やかに。

思わず「わぁっ!」と歓声が上がったのは・・・

モデルのかおりんさんの可愛らしい舞妓さん。

花街ビアガーデンには欠かせない主役登場(*^-^*)

美しく盛り付けられたお料理は、宗紀先生の手作りと手作り糀「糀心(ここ)」の芦田恵美子さん

もちろんお味もすばらしい!

ワインやお酒はご資格をお持ちのご参加の方々がセレクトしてくださったそうです。

車で行ったことを大変後悔したほどのすばらしいラインナップでした(*^-^*)

お床にも紫陽花

最後は宗紀先生が「6月の6のつく日に作る紫陽花のおまじない」の作り方を教えてくださり、参加者に紫陽花をプレゼントしてくださいました。

紫陽花は宗紀先生が丹精込めて育てこの日まで咲かせてくださったご自宅の紫陽花です。

ご利益倍増です(*^-^*)

後日の6月26日、作って我が家も無病息災、金運UPを願い飾りました。

宗紀先生、そしてご参加のみなさま、ありがとうございました。

来年も紫陽花のおまじないをさせていただけるよう元気でいたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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