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スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

焙じ茶で食べるお素麺

2022年08月15日 | 日本茶

終戦の日、8月15日。

お盆休みも今日まで?

お盆の送り火をされた方も多いのでは…。

我が家のお盆は、会える家族は会って食事をしたりお墓参りやお寺に行ったり、会えない家族とはLINEや電話で話をしたり。

それでも家族のつながりをありがたく感じるお盆でした✨

暑さで口当たりの良いものが食べたくなったときのメニュー

焙じ茶で食べるお素麺✨

お菓子教室のランチやお茶会の一品に出すと意外に好評だったメニューです。

焙じ茶の茶葉をたっぷり使い濃い目に出した焙じ茶を冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やします。

冷やすと香りは和らぎますがお茶の味は少し濃く感じます。

焙じ茶もいろんな種類があるのでお好みで✨

わたしはお素麺のつゆにするときは少しスパイシーで切れ味の良い焙じ茶を選びます。

食べるときにおろしショウガと叩いた梅干しをいれて、お醤油をタラリと少々。

おろし生姜はたっぷり入れるのがオススメ。

この食べ方は日本のお茶の飲み方「梅醤番茶」から思いつきました。

汗を掻く暑い夏、煮出した番茶に梅干し、醤油で水分とミネラルを取って乗り切る日本人の知恵✨

大葉の天ぷら、大豆と枝豆のマリネを添えて。

普段なら大好きな麺つゆの匂いがしんどくなったとき、焙じ茶でお素麺をいただきます。

麺つゆはよりは少し減塩になってるかも。

なにより冷たい焙じ茶と生姜が爽やかなのです。

夕方の風に少し涼しさを感じるようになりました。

8月もあと半月。

元気で過ごしたいです。

 

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日本茶AWARD2021年三次審査サテライトパーティー

2021年11月23日 | 日本茶

「日本茶AWARD」という日本茶のコンテストがあるのをご存じでしょうか?

日本茶の新たな価値を見出し、多くの方に多種多様なお茶の美味しさや香りを伝えていきたい。

新しい視点から個性的な日本茶を発掘し、発信する・・というコンセプトのユニークなコンテストです。

出品されたお茶の個性や魅力を引き出すために、お茶を飲む消費者や多分野のスペシャリストの視点も取り入れる・・・そんな新しい審査法を取り入れています。

新型コロナの影響で2年ぶりに開催する今年は503点の出品があり、1次審査、2次審査を経て優れたお茶20点が「プラチナ賞」に選ばれました。

新型コロナが終息していない今年は、新たな審査方法として3次審査小規模なティーパーティー形式がとられ、わたしもパーティーホストとして協力させていただきました。

会場は自宅(*^^*) 

協力くださった審査員は、いつも仲良くしてくださりお世話になっているお玉組のみなさまです。

感染対策をして、ソーシャルディスタンスをとってセッティング。

花を飾ろうか?と思いましたが、香りが審査の妨げになるのを避けるため手持ちの茶器を飾ってお茶の気分を盛り上げていただきます(^^ゞ

20種類を順番に淹れて次々飲んでいただくので、休憩やお口直しもご用意。

大ぶりの土瓶型急須にはお口直しの白湯。

お茶の味をできるだけ損なわないようにと選んだお口直しは、自家製2年物の茶梅、メレンゲクッキー、グリーンマンゴー、無花果のドライフルーツ、マカダミアナッツ、ピスタチオ、ペカンナッツ。

10点、飲んでいただいた後にはしばし休憩を。

お口直しの薬膳コンポートをお出ししました。

秋から冬にとりたいもの、林檎、梨、サツマイモ、蓮根、シロキクラゲ、棗、黒豆をハチミツで優しい甘みを

雲南紅茶の鮮やかなオレンジ色のゼリーを添えて(*^^*)

みなさんからはよく見えますが少し離れた場所でお茶を淹れました。

笑っていますが、審査会の煎じ手は結構緊張しました~(笑)

お道具は自前のものなのでその都度洗って使います。

普段もリーフのお茶を家で飲んでおられるみなさま、お茶の美味しさはよくご存じとは言え

500点以上から厳選された20点ですから、どのお茶も美味しくて審査は大変!

さて次はどんなお茶かしら??

真剣ながらワクワクと審査してくださり、無事にそれぞれのマイフェイバリットティーを選んでくださいました。

お玉組のみなさま、ご協力本当にありがとうございました。

わたしも久しぶりに人前でお茶をお淹れすることができてとても楽しかったです。

また、自分以外の人の好みは結構違うものだなぁ!と当たり前ながら、あらたに感じることもあり、私自身の勉強もさせていただきました。

どのお茶が「日本茶大賞グランプリ」に選ばれてもおかしくないので予想もできませんが、12月4日に大賞と準グランプリの発表、表彰式があります。

みなさんが選ばれたお茶ははいっているかな!?結果が楽しみです!

 

 

 

 

 

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但馬 朝来茶 2020年秋 自宅でお茶を作ってみました

2020年09月23日 | 日本茶

昨日投稿したブログの続きです。

さて自宅に持ち帰ったお茶の葉たち。

紅茶を作りたくて、一芯二葉、もしくは芯がなくとも柔らかそうな二葉のグループ

もうひとつは、刈り番茶用の10㎝~15㎝の枝ごと刈ったグループ

まず紅茶用の茶葉は風通しのよいところで萎凋をさせて、葉がしんなりして香りが上がってきたら発酵のために揉む・・・その予定でしたが・・・

芯の芽が葉っぱにくらべてあまりに小さかったために、あっという間にパリパリっと乾いてしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

これでは揉むことができません。揉んだら大切な芽の部分がそれこそ粉々になってしまいます。

仕方ないので~萎凋させて揉まずに作る白茶に予定変更😅

48時間萎凋させて乾燥と発酵をとめるために100℃のオーブンで3~6分、時々オーブンを開けて温度を下げながら慎重に乾燥。

そのまま冷めるまでオーブンのふたを半開きで湿気を飛ばします。

まるで枯葉・・・😅 ですが白っぽく見える銀芯もある~💖

緑色に見える葉っぱは大きすぎたのでしょうがなんとなく白茶になった・・ような気がする(笑)

早速試飲~蓋碗で淹れてみました。

温度は90℃で(もう少し低めに淹れてもよかったな~)

飲んでみると白茶になってた\(^o^)/

甘みがあってなかなか美味しい~!

茶殻も可愛い~!

4煎飲んでそのあと煮だしてみました。(白茶は煮出せると聞いたので)

で色は少し濃くなっていますが、渋みもなく飲みやすい。

予定外でしたが白茶はなんとか成功しました~\(^o^)/

そして、枝ごと切った茶葉で作る刈り番茶にチャレンジ🍃

かなり大きくてかたい葉っぱ、茎までしっかりついています。

これを蒸して殺青し、発酵するのを止めます。

蒸し時間は2分半にしてみました。(わからないから~)

そのあと2日間天日でしっかり干す。

茶葉の表面には光沢が出てきます。

美作の番茶はお茶の煮汁をかけて干しあげ独特の香りと光沢を付けていましたが、我が家ではそれはできないのでここまでしたら、100℃のオーブンで3分火入れ乾燥。

飲む前に焙じます。

黒く焦がしすぎないように慎重に、香ばしい焙じ香がするまでゆっくりと。

香ばしい香りは糖とアミノ酸が高い熱によって生成される「ピラジン」。

リラックス効果や血行促進の効果もあるとか。

今回は葉を刻まずに焙じたので次回は刻んで均一に焙じてみよう!

お味はまさに懐かしい~番茶でした\(^o^)/

大きなやかんにいっぱい作って、喉が乾いたらガブガブっと飲む。

素朴な番茶は高級なお茶のうまみはないけれど昔ながらの日常茶(*^^*)

お茶を手摘みして手作りしてみましたが、あらためて茶農家さんたちのご苦労を思い、日々いただくお茶を美味しく大切に飲みたいと思いました。

朝来茶摘みの記事はあともう一回、あちらで出会ったすてきなもの・・をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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但馬 朝来茶 2020年秋

2020年09月22日 | 日本茶

先日、但馬の朝来茶の茶畑に行く機会がありました。昨年の春以来の2回目の訪問です。

朝来は産地としては小さいのですが、但馬のさのう高原のお茶はその山の気候にあって力強さと爽やかさを兼ね備えた飲み飽きないお茶です。

緑茶は新茶が有名ですが、実は四季を通しt個性豊かなお茶が作られています。

茶農家池本さんのお話を聞きながら日本茶インストラクターの先輩成田さんの淹れてくださるお茶で一服して秋芽を摘ませていただきました。

八代研修施設前の大きな石碑がお出迎え

百日紅の花が咲いていて貼るとは違う風情

秋も茶畑は美しい~💖

品種はヤブキタ。遅れ芽はでていますが春とは葉の大きさも色も違います。

夢中で摘んで(笑) 紅茶を作るワークショップへ

芽が小さい。葉は大きくて少し固い。

春の新芽とは柔らかさが全く違います。

時間があれば萎凋(日にあてたり陰干ししたりして茶葉を萎らせて揉みやすくする)するのですが、時間がないのでこのまま強引に紅茶へ・・・

萎凋なしの紅茶作りの実験~(笑)

強引に揉むと当然こうなる・・・ボロボロ~

揉み続けてにぎにぎし続けて・・・泡が出るほど

ひたすら、にぎにぎにぎにぎ・・・

それをビニール袋に入れてポケットに(体温醗酵~(笑))

お楽しみの昼食は成田さんの手作りです。

地元の山の幸、海の幸、もちろん野草も~

おかわりの炊き立てご飯には梅干2種、えごまのしょうゆ漬け、エノハという可愛い干し魚。

デザートはお彼岸らしく「変わりおはぎ」

なんとブルーベリーと黒豆のジャムいり!美味しかった💖

池本さんの家の栗はおみやげ

さて・・・にぎにぎした紅茶はどうなったかというと

帰宅後良い色になったので火入れして発酵を止めて乾燥させました。

カメラの関係で色が緑っぽく見えますがもっと茶色です。

カメラ・・ぶれてますが乾燥させた手作り紅茶

やはりボロボロと細かくくだけた葉がたくさんあります。

萎凋をしていないのであまり香りも上がってきません。

でも手摘みからにぎにぎして作った可愛いMY紅茶

飲んでみました~(*^^*)

色はとっても綺麗です。

お味は・・・渋みが出て少しまだ青臭い~😅

萎凋を全くせずに強引に揉んで作り・・・

発酵も足らないようで香りも味も十分美味しい~とはお世辞にもいえません。

成田さん作の見事な紅茶

とっても美味しかったです。

こういう紅茶を作りたかった・・・

ということで摘んで持って帰った茶葉でリベンジ(*^^*)

その結果はまた後日。

 

 

 

 

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釜炒り茶香駿☆お茶のカジハラ

2020年07月26日 | 日本茶

今月は4日に行われた七夕御茶会にお出ししたお茶やお菓子のことを複数回分けて詳しくブログで紹介してきました。

御茶会のしめにお出ししたお茶は釜炒り茶です。

現在、多くの日本茶は茶葉を摘んだらすぐに蒸して殺青(発酵を止める)するのですが、釜炒り茶は、大きな中華鍋のような釜で直火でお茶の葉を炒って殺青して作られるお茶です。

釜炒りは中国から伝わった蒸し製のお茶よりも古い製法で、今は九州の一部、近畿や四国などの一部の地域・・釜炒り茶が作られる地域はごく少ないようです。

熊本県芦北の「お茶のカジハラ」さんの釜炒り茶は我が家で一番よく飲まれている緑茶です。

梶原さんの作られるお茶はすべて無農薬、化学肥料も不使用のお茶。

高温でサっと淹れても美味しくて使いやすいのでお菓子教室でも御茶会でもよくお出しします。

今回の御茶会では「香駿」という品種の釜炒り茶を淹れました。

細く長く伸びた形状の煎茶と葉ちがって茶葉がくるりと曲がっていて、深い緑に銀色のかかったような輝きがあります。

香駿というのはお茶の品種の名前で、静岡県で誕生して2000年に品種登録されました。

香駿は緑茶だけでなく紅茶に仕立てても美味しい品種。

香りに特徴があり、「涼やかでハーブのような香り」とか「蘭」や「ジャスミン」のような花の香・・と表現される方もいます。

同じ香駿でも作り手によって違うでしょうし、香りや味の感じ方は人それぞれです(*^^*)

梶原さんの香駿釜炒り茶・・・私は「桜餅」を連想しました(^^ゞ

桜餅そのもの。。ではなく、桜餅を美味しく食べたあと、指先にほのかに残る優しい桜葉の香り。

なんとも幸せ~な香りです(*^^*)

写真では伝わりにくいのですが、透明感がある薄い黄金色の水色。

濁りのない透明感がいかにも涼やか。

ひとくち、口に含むと甘涼しい香りが喉から鼻へ抜けていきます。

香駿の釜炒り茶を淹れるといつも「あぁ~いい香り!「この香りは?」と声があがります。

やはりみなさん、香りの違いを感じられるようです。

お茶のカジハラさんのある熊本県芦北町はこのたびの豪雨で大変大きな被害にあわれました。

ちょうど御茶会が行われた4日には梶原さんご一家はすでに避難され幸いご無事でした。

でもご自宅も床上浸水され、茶畑も一部崩れてしまっている写真を拝見して胸がつぶれるような思いです。

梶原さん、心身共にお疲れはとうにピークを越えておられることと思います。

どうぞお身体無理しないで。

一日も早くすべてが復旧され普段の暮らしが戻られますように。

神戸からもみんなで祈り、ささやかながら応援をさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

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手揉み茶の氷出しと梅干しと茶殻のご飯

2020年07月16日 | 日本茶

長雨は一段落でしょうか。

今日はお洗濯ものがよく乾きました(*^^*)

先日の七夕御茶会にお出ししたメニューの続きです。

熊本県水俣の「お茶の坂口園」の坂口和憲さんによる「ゆのつる手揉み茶」の氷り出し。

御茶会が始まる2時間前に準備をいたしました。

現在、日本茶はいろいろな機械を使って作られています。

手揉み茶は日本の伝統的なお茶の製法で作られたお茶で、すべての作業工程を機械を使わず人の手でお茶に仕上げます。

丁寧に手摘みしたお茶の芽をせいろで蒸し、焙炉(ほいろ)と呼ばれる加温した台の上で、転がす、こねる、揉むなどの作業を行って少しずつ水分を減らしながら、煎茶に仕上げていきます。

その間約5時間、茶師は立ったまま作業をし続けるそうです。

大変な体力と技術が必要な作業です。

手揉み茶の氷り出し

細くとがった長針のような形状、深い緑色の輝きは手揉み茶の特徴です。

氷り出しの仕方はいろいろありますが、茶器の底一面にお茶の葉を敷き詰め、その上に氷をたっぷりのせます。

氷が融けた雫が一滴一滴お茶に落ちて、その雫でお茶の葉がじわりじわりと開いていきます。

今回は呉須の色が涼しげな韓国の染付の宝瓶を使いました。

氷の雫でゆっくりと抽出されたお茶はとても甘く、強い旨味を感じます。

開いたお茶の葉の美しいこと

参加者のみなさんから「まぁ、きれい!」と声が上がりました。

摘まれたときのお茶の葉に戻る・・・

氷り出しの後、お湯を注げば今度は煎茶らしい心地よいさわやかな渋みと香りが広がります。

このお茶の葉、まだまだ使えます。

柔らかで美しい茶殻。捨てるなんてもったいない。

食欲がなくてもこれは食べたい・・梅干とお茶のご飯。

梅干しを入れてご飯を炊いて、炊きあがって蒸らすときにこの美しい茶殻を軽く刻んで入れます。

軽く混ぜたらできあがり(*^^*)

梅干しの酸味とわずかな塩味と噛めばほろ苦いお茶

おにぎりにしても絶対美味しい(*^^*)

美味しい新茶のありがたさ。坂口さん、今年も美味しくいただきました。

坂口さんの地元熊本県水俣も大雨で大変でしたがこの度は大きな被災を免れたそうです。

今は地元の消防団として、また近隣の被災された茶農家さんの応援をしておられます。

私もできる形で精いっぱい応援させていただきます。

 

 

 

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アイス・スパイス チャイ(べにほまれ・三重県亀山)☆キャロットケーキにペアリングして

2020年06月26日 | 日本茶

梅雨らしい・・・蒸し暑く湿気が多い日が続きますね。

先日のスパイスをきかせたキャロットケーキにペアリングしたお茶をご紹介します。

何をあわせようか・・国産紅茶をストレートでももちろん美味しいのです。

でもここはもう少しエキゾチックな香りを添えた紅茶がいいな~とケーキと同様にスパイスをきかせたチャイを合わせました。

蒸し暑いので冷たく冷やしたアイス・スパイス チャイ~🍂

チャイに使った茶葉は、三重県・亀山産の「べにほまれ」という品種の紅茶です。

「べにほまれ」・・あまり聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、茶農林1号。

日本の茶品種の第一号で、紅茶の全国品評会で10回以上、最高位の農林水産大臣賞を受賞していた品種なのですが、紅茶の輸入自由化で姿を消していました。

しかし努力によりそのべにほまれが奇跡的に復活され今こうして美味しい紅茶になっています。

かなり前のことですが、初めて三重県産のべにほまれの紅茶を取り寄せて飲んだ時の驚き。

まるで海外から輸入した紅茶のようにしっかりとした味わい、ガツンとくるような飲みごたえが印象的でした。

これならロイヤルミルクティーでもいけそうな・・当時の印象です。

昨年、10年以上ぶりに出会った三重県亀山のべにほまれはさらに美味しくなっていました。

もちろんストレートでも美味しいですが、ミルクに負けないコクと味わい\(^o^)/

チャイに使ったスパイスは4種類。

シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャー(干したもの)

アイス・チャイを美味しく作るコツは、たっぷりの茶葉を使うことと出来上がったチャイを冷蔵庫でしっかりと冷やすこと。

そしてChemin♪の好みは、甘みをほんの少し、隠し味程度にお砂糖を加えておくこと。

しっかりと煮出したスパイスがきいた冷た~~~いチャイはのど越しもよく、心地よい💓

キャロットケーキとの相性はもちろんGOOD💓でした(*^^*)

 

 

 

 

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季節のお便り届きました☆干し柿&秋番茶

2019年11月10日 | 日本茶

立冬が過ぎましたが、そろそろ冬支度?の気配も感じられないくらい温かな秋晴れの神戸です。

「秋のお便り 美味しい干し柿できました」

こんな素敵なメッセージとともに届いたのは干し柿・・自家製あんぽ柿!

10月12日のブログ「シュガークラフト☆コスモス」をお作りさせていただいたお母さまの手作り干し柿をNorikoさんが今年もおすそ分けしてくださいました。

手間ひまかけて丹精込めて作られた干し柿。

ヘタのお帽子が可愛い~💓

トロリとジューシィで中は美しく輝く琥珀のようです。

水分量が多く、まるでゼリーのようですが甘みは上品で芳醇。

フルーツを使った究極のお菓子・・と思います。

さて、どんなお茶といただこうかしら!?

抹茶の主菓子にもなりえる上等なお菓子ですが、ここはひとつ趣向を変えて「秋番茶」を合わせてみました。

たっぷりの熱い湯を注いでサっと出すのがおいしい秋番茶。

Norikoさんのお母さまとポカポカ温かな縁側で一緒にお茶と干し柿をいただいてる気持ちになりたくて。

先日、三重県の亀山から届いたばかりの「伊達製茶 秋番茶」

風光明媚な三重県の山間部で土づくりからこだわりのお茶です。

秋の番茶ですから春の一番茶のようなうまみや香りはありませんが

すっきりとした味わいと水色

曇った重い香りはなく青い秋晴れのようなお日様と緑の香りがします。

夏の太陽をいっぱいあびて厳しい季節を乗り越えた秋の茶葉には栄養もいっぱい。

秋番茶には「血糖値」を下げると言われている「ポリサッカライド」が多く含まれているので、その効果を狙うなら水出しで飲むのがおすすめです。

そして「飲んだあと300回くらい両手の平をあわせてこする」・・伊達製茶のElindaさんのおすすめです。

手のひらにはたくさんツボがあるので♪

不覚にも風邪をひいてしまったようなので秋番茶飲んで手のひらこすりやってみます\(^o^)/

アレルギー症状にもよいそうなので(*^^*)

Norikoさん、お母さまの手作り干し柿、ありがとうございました。

干し柿が大好物の父にも届けたいと思います。

 




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日本茶インストラクター兵庫県支部  美作番茶の製造見学 弾丸ツアー 

2019年08月05日 | 日本茶

日本茶インストラクター兵庫県支部企画、美作番茶の製造見学 弾丸ツアーに参加しました。

晴れの国 岡山県の茶処 美作市海田地区 黒坂製茶さんのご協力で、今では少なくなった伝統製法を見学することができました。

室町時代にはすでにお茶の栽培がされていた美作で古くから受け継がれてきた「美作番茶」
一番茶を摘んだ後に伸びた枝葉を大釜で煮て、むしろに広げて天日に干します。


暑い夏、晴れの日が続くこの季節にしか製造できない特別なお茶。

大きな釜でお茶を煮た煮汁はタンニンがたっぷり。

乾き具合を見ながら釜の煮汁をじょうろで何度もかけては乾かし、飴色に輝くお茶に仕上げるそうです。

お茶の葉同士がくっついてしまわないように・・・炎天下の作業は大変です。

完成した伝統製法の美作番茶

ふるまってくださった冷やした美作番茶の美味しいこと!!
お日さまとお茶と人の手、天地人のたまものです。

茶畑にも案内してくださいました。

「やぶきた」のほか、「はるみどり」「りょうふう」「ふくみどり」「ふうしゅん」

違う品種を育てているのは中山間地とはいえ遅霜などの被害を減らし、摘採期を少しずつずらして効率よく茶摘みをするためだそうです。

まだ6年目の「はるみどり」「りょうふう」

ふくみどりの新芽は少し赤いのが特徴

レールがしいてある茶畑があります。

このレールを利用して機械で茶刈りをするそうです。

場所によっては乗用の茶刈り機も使うそうです。

兵庫県にはこういう茶畑がないので思わずテンションが上がりました(笑)

美作番茶はギフト、スイーツやパスタ、チャノベーゼにも加工され活用されていました。
伝統製法のお茶、飲むだけでなく新たな姿で楽しませてくれます。

日本茶インストラクター兵庫県支部のみなさんとの大人の遠足。

とても楽しく勉強させていただきました。

ありがとうございました!

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奈良・月ヶ瀬 茶摘み手揉み茶体験

2019年04月29日 | 日本茶

新茶の季節到来♪

奈良県月ヶ瀬・・・梅の美しいところとして有名ですが、美味しいお茶の産地でもあります。

4月28日、念願のお茶摘み、そして手揉み茶体験に行ってきました。

場所は「ロマントピア月ヶ瀬」

「五感で味わう大和茶 奈良手揉み茶大会」  主催:お茶のテーマパーク実行委員会

周りはお茶畑と梅の木がいっぱいある美しいところです。

茶摘みをさせていただく畑

美しいお茶の新芽がお出迎え♪

お茶の摘み方

ひとり150gを摘んで手揉みで自分だけのお茶を作ります。

丁寧に摘み取ったら・・・

大きな窯で蒸して醗酵するのを止めます。

蒸し上ったお茶の葉はツヤツヤ♪

茶葉についたツユをとって揉みます。

作業の途中いただいた「雫茶」

出来上がったばかりのお茶にほんの少し湯を注いで茶の葉が開いたらいただきます。

新茶の香りがいっぱいのまさに茶の雫💕

途中、かなり端折りましたが(笑)・・・最終的にはこうして形を細く長く整えます。

上の写真はどれも先生の手元です。

簡単そうに見えるけれどとても難しいです(^^ゞ

一番むつかしくて大変だったのは、最初の回転揉みの作業。

お茶の表面は湿らせたまま中の水分(芯水)を徐々に出して乾かす作業です。

約3時間、立ちっぱなしの作業のあと40~50分乾燥させて出来上がり!

出来上がったMY手揉み茶を自宅に持ち帰って飲んでみました。

昨年手揉み茶を淹れるために購入した「絞り出し」という茶器にきれいに並べて少し冷ました湯を少々注ぎます。

ゆっくりとじっくりとお茶の葉が開いてきたら・・・

注いで飲む茶の雫

濃縮されたお茶のうまみ

ガラスの茶杯で♪

一芯二葉

開いたお茶の葉はまるで今しがた摘んだばかりのような美しさ。

心が洗われるようです。

茶畑からの帰り道。

春の喜びでいっぱい♪

茶摘みをして手揉み茶の体験・・・スペシャルな一日でした。

お誘いくださいましたHさん、ありがとうございました。

また来年も茶摘みをして手揉み茶にチャレンジしたいと思います。


 

 

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第65回全国茶審査技術競技大会

2018年09月14日 | 日本茶

全国茶審査技術競技大会は「お茶の鑑識眼を競う大会」で、全国茶業連合青年団主催の大会です。

先日9月8日に第65回の大会が大阪で行われました。

 予選を勝ち抜いた選手140名が集まり、4つの審査競技に挑まれました。

 日本茶インストラクターの資格を取る前はこういう大会があることも知りませんでしたが、大阪での開催ということでスタッフとして参加いたしました。

第一審査 茶浸出液による品種の判定

第二審査 外観による茶期の判定

第三審査 外観による産地判定

第四審査 茶香服(茶浸出液による産地判定)

茶葉を見て、香って、触って、飲んで

五感をすべて使って目の前のお茶はどんなお茶なのか!?判定します。

スタッフも100名ほど?はいたのでしょうか。

緊張のなかリハーサルをして大会がスムーズに行われるよう各自の役割を確認し競技会に臨みました。

本番の緊張感、半端ない。

茶葉の入った袋を並べる、ハサミを入れる、拝見盆に出す・・・

お茶が拝見盆に落ちるサラサラという音がし始めると後ろに並んでおられる選手の視線が背中に痛いくらい。

第四審査 茶香服では「煎じ手」と呼ばれる人が選手たちが飲んで判定する5種類のお茶を淹れて注ぎ分けます。

すべてのお茶を均等に同じように淹れてこそ正しく判定ができるこの競技。

煎じ手は「レジェンド」と呼ばれるほどの茶師のみなさん。

煎じ手ひとりで受け持つお茶椀は22客×17回。

大変な緊張のなか、煎じ手は自身のリズムを崩すことなくすべてのお茶椀に均等に注ぎ分けられて選手の元へ運ばれます。

競技がすべて終わった時、初めて煎じ手の方々の表情が緩みました。

ふぅ~っと息をつかれて汗を拭く。

思わず「おつかれさまでした」と言葉がでました。

「見極めてくれよ~!正解してくれよ~!」と祈りながら淹れておられたそうです。

目の前のお茶に真剣に向き合う人たちだけがいられる競技大会。

この場にいて微力ながら関われたことを光栄に思いました。

選手のみなさま、競技運営、関係者、スタッフのみなさま、お疲れ様でした。

 

 





 


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神戸チャイハーネ「淹茶ナイト!心彩るシタールの響き」

2017年08月29日 | 日本茶

8月25日、六甲アイランドの日本茶カフェで行われた「淹茶ナイト!心彩るシタールの響き」

チャイハーネの植木さん、シタール奏者田中峰彦さんとスペシャルコラボレーション

インドの民族楽器シタールの生演奏とともに、日本の茶農家さん渾身の日本茶、国産紅茶とともにトルコチャイまで10数種類のお茶を飲んで楽しみました~!

日本茶カフェ「神戸チャイハーネ」店主植木さん

日本茶インストラクターの先輩であり茶師

店名の「チャイハーネ」はトルコ語で「お茶の家」だそうです。

シタール奏者 田中峰彦さん

演奏家や舞踏家との演奏活動のほかテレビやレジオ出演、海外公演、更新の育成まで幅広くご活躍でいらっしゃいます。

シタールはインドの楽器ですが、生で演奏を聴くのも楽器を見るのも初めて。

でも「Beatles」のナンバーから始まった演奏(Beatlesのジョージ・ハリスンはインド音楽に大変興味を持たれていたそうです)は、ロックから日本の童謡、ブルース、インドの民族音楽まで!

不思議で心地よいシタールの生演奏を聴きながら、3歳、8歳のお子さまからご年配のかたまで、お茶とお料理もどんどん召し上がって、おしゃべりも弾んで(#^.^#)

私は今回なんと「フードプロデユーサー」として(料理は専門外ですが(^^ゞ)、トルコ家庭料理を中心にお茶とシタールを楽しんでいただくブッフェ料理を協力させていただきました\(^o^)/


「やったことない!のにやってしまった!」のですがおかげさまで大変好評でほっとしました。

中東でよく使われるスパイスと食材を使ったトルコ家庭料理を中心に、トルコを旅した植木さんが実際に現地で食べて美味しかった想い出をお聞きしてメニューを選び作りました♪

お客様を待つお料理たち♪

◆チャイハーネ特製ガスパチョ(夏の冷たい飲むサラダ♪)

旬のトマトをコトコト3分の2くらいになるまで煮詰めたトマトソース、スイカ、キュウリ、玉ねぎ、塩、オリーブオイル♪ 
ガスパチョはトルコ料理ではないけれど食欲が出ます。飲むサラダ(笑)

◆お茶のジェノベーゼ風ペースト バゲットとチーズを添えて

これはお菓子教室で出して好評だったメニューですが、さすが日本茶カフェ!お茶殻も新鮮で上等なのでとっても香りよく仕上がりました。
メゾンムラタさんのバゲットにペースト、チーズをのせてカナッペ風に。

◆茶人のトルコの思い出 羊飼いのサラダ

その昔、羊飼いが山に行くときに材料を持って現地でパパっと作ったといわれるサラダ。

キュウリ、たまねぎ、トマト、ピーマンをザクザク切って、しお、オリーブオイルにレモンをギュギュ~~っとたっぷり絞る。

コロコロチーズを合わせて♪ シンプルなのに美味しい!

◆茶人の思い出 スルキョフテ(トルコ風肉団子のトマト煮込み)

植木さん一押しのスルキョフテ。
トルコ風肉団子のトマトスープ煮込み。
私は食べたことないので何度も植木さんに味見をしていただいて(#^^#)
トマトスープにはしし唐、ひよこ豆、インゲン豆♪ 栄養もたっぷり。
こちらにはクミンとパプリカをきかせましたが、これもおかわり続出で最後は空っぽ\(^o^)/

◆ラム肉の焼き肉 焼き野菜添え

トルコ風に大きく切った茄子、玉ねぎ、トマト、しし唐を焼いて付け合わせに
ラム肉の塊をさばいたのは初めてです~(;'∀')

味付けは、塩、胡椒、クミン、ローズマリー。シンプル!

◆スパイス香るズッキーニの挽肉のせ

鶏ひき肉にターメリック、クミンを合わせて半割にしたズッキーニにのせて♪

◆タンドリーチキン

インドの鳥料理!タンドリーチキン♪ 子供さんにも人気でした♪

 ◆旬の無花果のタルト エキゾチックな香りをそえて
今年は無花果の出来が良いです!お天気が良いから?

Chemin♪特製無花果のタルト

今回はタルトの底にココア風味とスパイスをしのばせて♪

◆チャイハーネ特製 茶飯のトマトカレー

◆トルコチャイ&ヨーグルト風味のドライフルーツ

スパイスに慣れてない方もいらっしゃるし、日本茶や紅茶の香りや味を損なわないようにスパイスは控えめに香るように気をつけました。

中東やインドでよく使われる食材を調べたり、スパイスの本を買って、実際にスパイスを食べたり香ったりしながら、組み合わせや量を調整。
日沼紀子さんの「スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て」はとても役に立ちました。

お子様からご年配の方までみなさんとても喜んでくださいました。空っぽになったお鍋やお皿。
帰り際にわざわざ「おいしかったですよ~」とお声をかけていただいたり・・。

これには植木さんも私も本当にうれしくて!

でも私は、少し冒険した無花果のタルトも大好評だったのが一番うれしかったりして(^^ゞ

チャイハーネの植木さん、メニュー選びから買い出し、調理と、ご一緒できてとても楽しい経験をさせていただきました。ありがとうございました!


 


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紅い日本茶・サンルージュ💕自然のカラーマジック

2017年06月20日 | 日本茶

中平先生とのコラボレッスンでお出しした「サンルージュ」という日本茶を使ったアレンジティーとスイーツ。

思いがけなく反響があったのでブログで「サンルージュ」についてもう少し紹介しようと思います。

「サンルージュ」カタカナの名前ですが、れっきとした日本茶、しかも緑茶として流通しています。

日本茶インストラクター協会からいただいた資料「茶品種ハンドブック」によると、「サンルージュ」は2011年に品種登録された新しい茶品種で、アントシアニンを多く含む紅色の新芽が太陽の強い日差しの中で燃え立つ様子から口紅をイメージして「サンルージュ」と命名されたとあります。

「サンルージュ」は「日本製紙グループ」のHPで詳しいことがよくわかりますのでご参照ください。→「赤いお茶サンルージュ」http://www.nipponpapergroup.com/sunrouge/

今回のコラボレッスンのテーマが「紫陽花」だったので、スイーツやお茶もなにか紫陽花をイメージした物や色でおもてなししたい!とず~っと考えていました。

「たしか紫っぽい色から紅く色が変わる日本茶があったな~」と思い出したのがレッスンの5日前。

すぐ探して運よくヒットした静岡のお茶屋さん「和茶倶楽部」さんに頼んでサンルージュのリーフティーを急いで送っていただきました。

レッスンが目の前なのにね~(^^ゞ ギリギリになって降りてくるアイデア💕

時間がないのでお電話で特徴を確かめてすぐ試飲しました。

和茶倶楽部さん、感謝です~!

淹れてみました、サンルージュ♪

むかって右が淹れた茶液。水食はグレーがかった紫色。

左側がりんご酢をたらした茶液。りんご酢の量にあわせて赤っぽい色からピンク色へ。

湯で出す場合は「渋みがあるので高温で淹れたり、長い浸出時間をさけたほうがよい」

というアドバイスのもと、70~80℃でさっと淹れてみました。

日本茶、特に煎茶のような香りは感じません。

味は、日本茶独特のテアニンのような旨みはほとんど感じられず、なんというか渋みよりもほのかな苦み、えぐみにちかい味を感じます。

はっきり言ってお茶としてはあまり美味しくない。(お茶農家さんごめんなさい)

だけど、このお茶の色の美しさと高機能な栄養は大変魅力的~!

ポリフェノールの中でも、きれいな青紫色をした野菜や果物に含まれるフラボノイド系の色素「アントシアニン」をたくさん含んでいるものは「ブルーベリー」や「赤ワイン」「茄子」などたくさんあります。

その栄養と同時に緑茶の栄養を併せ持つサンルージュ、できるだけ簡単に美味しく飲めたらうれしい~♪

サンルージュの茶殻

苦みや渋みがでにくい水出しも試してみました^^

蜂蜜を溶かして~

りんご酢を加えてみる~

おぉ~♪綺麗♪ しかもさっきより美味しい♪

でも美味しい~!と感動してもらえるにはものたりない。

そのための大きな決め手になるのが「香り」

香り・・となれば私が一番身近なのが「天然バニラビーンズ」の香りです(*^^*)

バニラビーンズはそれ自体甘くもなく、えぐいような味なのに、適量を使うと甘くて心地よい香りになります。

そしてその心地よいバニラの香りは、だれでも甘いスイーツを簡単に連想できるほど人の記憶に強く刻まれています。

お茶が濁らないように、たぶんすぐには気が付かないくらいほのかにバニラを使ったサンルージュを飲んでみる。

びっくりするほど印象が優しくなったので、それを冷やして炭酸で割ってみました。

めっちゃ可愛い~💖 自画自賛(笑)

美味しい~💖

となれば、サンルージュでスイーツもつくってみたい~ですよね♪

寒天をつかって紫陽花をイメージした和菓子風の冷やし菓子を作ってみました。

前日、試作なしのぶっつけ本番です。(なんと無謀な(^▽^;))

ドキドキしながらお出ししましたが、とても美味しい~と好評でした。

そしてこのピンク色の部分がまさか日本茶だとは・・・!というサプライズにもなって♪

こちらが当日のサンルージュのアレンジティー。

万が一「これキライ」な人がいるといけないので試飲よりも少し薄めに淹れて作りました。

このアレンジティー、ほのかにお茶らしい味も苦みもします。

苦みやえぐみがあってもそれが美味しい~心地よい~と誰かが言ってたよな~

と、記憶の引き出しから飛び出したのが両親が昔好きだった「カンパリソーダ」

昔~まだ私が中学生か高校生のころ、両親がときどき「カンパリソーダ」を飲んでいて、その美しい赤い色とは対照的な苦さと「疲れが取れるような気がする~」とうれしそうに飲んでいた母の顔。

なんでカンパリの味をそのころ知っていたとかは聞かないでくださいまし(^^ゞ

でもそれを思い出したら「サンルージュ」上手につかってみたいな~とワクワク♪

今回は試作試飲を繰り返すこともなくお出ししてしまったけれど、またチャレンジしてみたいと思います。

今回は大変長文になりましたが、お読みくださってありがとうございます。



 



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仙霊茶☆300年前から受け継がれてきた美しい茶畑

2017年05月11日 | 日本茶

新茶の季節です(*^-^*)

有名ではありませんが兵庫県にもお茶畑があります。

昨年、11月にご縁があり訪れた仙霊茶の茶畑にふたたび行ってきました。

仙霊茶もまさに新茶の季節。

 

鮮やかなお茶の新芽が一斉に芽吹いています。

これが過去20年間無農薬のお茶とは信じられないほど美しい一芯二葉(*^-^*)

手に取ってお茶の葉を食べてみると、優しいほろ苦さと一緒に青い香りが広がります。

そんなことができるのも無農薬だからこそ・・・

山藤があちこちに・・・

ウグイスや名前も知らない小鳥たちのさえずりも心地よく。

この季節に大きなカタツムリ・・・。

7ヘクタール、広い広い仙霊茶の畑。

防霜ファンなどの人工的なものが一切目に入らない。

こんな茶畑はそうそうありません。

300年前から受け継がれてきた仙霊茶。

でもこの茶畑、後継者がいないことから一度は廃園が決まり・・・

今、地元の人々、信用金庫や大学などのバックアップを受けつつ、新しい担い手へ引き継ぐ組織を作って頑張っています。

美しい茶畑のある風景をさらに300年先へ引き継ぐために。

天候の具合で茶摘みはできなかったのですが、茶畑見学の道々、許可をいただいて摘んだお茶。

自宅に戻ってからすぐお茶を作ってみました。

たったこれだけですが・・・電子レンジを使って(*^-^*)

手で揉んで出来上がったお茶は4g。

さっそく淹れてみました。

美しい澄んだ若い草色の仙霊茶手もみ茶byわたし…(^▽^;)

毛茸(もうじ)という柔らかなお茶の産毛もしっかりと浮いています。

そしてお味は・・・びっくりするほど美味しかったです!

する~っと雑味もなく、ほのかに甘く、心地よい渋みがふわっと。

人手がないため、こんなにきれいな無農薬の新芽なのにたくさん摘むことができません。

なんとか応援したいです。

 

 


 

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第一回茶の実会☆茶粥を作ってみましょう 参加してきました♪

2017年02月21日 | 日本茶

日本茶インストラクターで「竹村玉翠園本舗」の竹村さん主催の「茶の実会」に参加してきました。

今回のテーマは「茶粥を作ってみましょう」

茶粥・・なんとなく作ったこともありますがいい加減なもの

どんなお茶を使うのか?美味しく作るコツも知りたいなぁと思って(*^-^*)

竹村さんがご用意くださったお茶は向って左から「緑茶」「京番茶」「焙じ茶」

 京番茶は揉まずに作ったお茶で袋詰めする前に強火で炒って仕上げるので独特のスモーキーな香りが特徴です。

お茶の葉を袋につめてお鍋に水と一緒に入れて煮出します。

 

煮出せたらお茶の葉の袋を取り出して洗ったお米を入れてほどよく煮あがったらふたをして5~10分蒸らして完成です。(ざっくりですが・・(^▽^;))

上左が「焙じ茶粥」、上右が「緑茶粥」、下が「京番茶とサツマイモ粥」

三種三様とてもよい香りがしています。

どの茶粥もほっこり♪優しいお味で体も暖まりました♪

特に京番茶とサツマイモの相性はばっちりでいちばん人気でした(*^^*)

でも緑茶粥も焙じ茶粥もあっさりと美味しかった~!

竹村さんがご用意くださった京都のおばんざい「ごぼうと牛肉の炊いたん」「小松菜とチリメンジャコ炒め」とお漬物(お香こ)、「金山寺味噌」

京都ではお香こを、輪切り、短冊、細かく・・三種類の切り方で用意するそうです。

とってもきれい~!

茶粥の歴史は1200年以上も前、奈良の東大寺や興福寺の僧侶が食べて始まったといわれています。

茶粥、私は京都ならどこにでも食べる習慣があると思い込んでいましたが

実は京都府なら南部、南山城地方にあるそうで、京都の町中には茶粥の習慣はないそうです。

近畿では、奈良、京都の南部、滋賀県の一部、和歌山、、三重県には茶粥の習慣があるそうで、日本全国どこにでもあるわけではないのも「へぇ~」でした。

使うお茶の種類やお米を入れるタイミング、水加減、塩を入れる入れない、具をいれるいれない・・・好みの炊きあがりになるよう各家庭でコツも違うそうです。

面白いですね~(*^^*)

今回、築100年以上の町家を改築して2017年最初の新月1月28日にプレオープン(グランドオープンはまだだそうですが)されたゲストハウス&サロン「京都月と」というとても素敵な場所での開催でした。

 お世話くださった竹村さん、「京都月と」のみなさま、ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございました。


 

 

 


 



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