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読書感想「火星に住むつもりかい?」伊坂幸太郎

2018年06月01日 14時31分49秒 | 乱読本感想
光文社 2018年4月12日

★3


書店で見つけて『わぁ~~い、伊坂さんの本だ!タイトルからして面白そう!』
ワクワクして読み始めたが、
これ、読み進むのがけっこうキツイ。
「安全地区」「平和警察」って、何の冗談なんだか。
歴史で語られる「魔女狩り」「ナチスドイツのユダヤ人迫害」「ポルポト政権の蛮行」日本でも過去にあった権力を持った者が意に添わない人達を迫害する出来事。
そこにあるのは理不尽なことだらけ。
「安全地区」で「平和警察」が何の罪も無い人を「危険人物」だと決めつけ、娯楽めいた拷問をした後、公開処刑する。
これ、以前に読んだ北朝鮮の公開処刑と同じだ。
気分が悪くて、何度も『行けるなら火星に行きたいぜぃ』と思った。
正義の味方らしき人物が登場する。
が、伊坂作品において素直にこの人が正義の味方!と喜んで良いのか?と疑心暗鬼で読む。
最後に正義の味方が登場してくれ、勧善懲悪の世界完結となればめでたしめでたしだが・・・
そうはならないよね~
ただ、落としどころが、伊坂幸太郎的な感じではあった。


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