カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

薬師寺を詠んだ短歌を募集!!

2008-02-20 15:16:33 | Weblog
 メモです。。。

薬師寺を詠んだ短歌を募集!!
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/yakushiji/index.html

かつて平城京の栄えた古都奈良。若草山を望む悠久の地に、薬師寺はあります。その大伽藍の創建は7世紀にさかのぼるとされ、奈良にあって最も古い寺のひとつです。
薬師寺は、和歌・短歌に詠み継がれてきた寺でもあります。古来、さまざま歌人が薬師寺の歌を紡いできました。

ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲  佐佐木信綱

国宝にもなっている薬師寺の東塔を詠んだこの歌は、近代短歌の中で最も有名な歌の1つになっています。
来たる4月27日、歌とゆかりの深い薬師寺をテーマにした歌会が行われます。これは同時期に開催されている「国宝 薬師寺展」(上野・東京国立博物館) を記念して行われるイベントです。
今回の記念歌会では、薬師寺の伽藍や宝物、風景など、薬師寺にちなむ短歌を、一般から事前募集します。選者は、薬師寺の歌を残した佐佐木信綱氏の孫にあたる 佐佐木幸綱さんがつとめます。

「まほろば ―― 実り豊かで美しい地」あなたの心に映る薬師寺を、歌にしてください。

【応募作品】 題詠「薬師寺」、もしくは 薬師寺をテーマとした短歌  ※「薬師寺」という語は入らなくても構いません
【募集期間】 平成20年1月20日(日)~3月28日(金) ※必着
【選者】 佐佐木 幸綱
【応募方法】 ■郵送の場合  宛先 : 〒150-8001 NHK放送センター NHK「薬師寺記念歌会」投稿 係
・はがき1枚に1首記入(はがきの複数応募は可)
・文字は楷書で、難読語、特殊な読みの言葉にはフリガナを付記
・未発表の作品に限る
・投稿後の作品の訂正、返却は不可
・投稿作品及び個人情報は、本イベントと「国宝薬師寺展」に関連した放送番組や新聞、
インターネット等で紹介します。
■インターネットの場合https://www.nhk.or.jp/tankahaiku/yakushiji/mail.html

**入選作品の発表**
最優秀作品1首、優秀5首、入選20首が、入選作品となります。
1.「薬師寺展記念歌会」イベント会場での発表
開催日:4月27日 場所:東京国立博物館(東京・上野) ※イベント詳細は後日お知らせします。
2.NHKの放送での発表
※5月放送予定。放送日などは後日お知らせします。
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memo

2008-02-20 10:03:47 | Weblog
「認知症に青魚の力…サバ、イワシ、アジ、サンマ」

 青魚に含まれるDHAは脳に良いといわれているが、実際に入院食に「1日3回青魚」を取り入れた病院で、認知症患者の症状に変化が起きたという。恐るべし青魚パワーだ。
 青魚が脳にもたらす影響については、アルツハイマー病の患者が摂取したら意欲が出て対人関係が改善、さらには血管性痴呆の患者の生活意欲が高まり妄想が減ったなど、これまで数多くの実験結果が報告されている。そして“治療”として青魚療法を実践しているのが香川県観音寺市にある松井病院(松井孝嘉理事長)。同病院は、首や脳卒中などの治療で訪れる患者が多く、常時250人余りの患者が入院。数年前から病院食として瀬戸内産のサバやイワシ、アジ、サンマなどの魚料理を毎食、さまざまな料理法で入院患者に提供してきた。
 その結果、患者は従来に比べて、それぞれの症状が早く良くなり、治療日数がグンと短縮されたという。中でも、認知症による脳リハビリの患者の中には、幼稚園児以下だった知能程度から、数カ月後には正常に戻った例もあったという。
 「青魚に含まれるDHAは、脳の神経細胞の間を伝達するシナプスのレセプターの数を増やすわけではありません。ただ、レセプターの働きが活発になることがわかっています。実験によると、記憶力と判断力、集中力が上がって、視力が回復するといわれています。これらが作用し、患者さんの治癒力向上につながったのでは」と同病院・松井理事長。
 サバやアジなどに含まれるDHAは1尾に1グラム程度。通常1日1回、例えば朝食にアジやサバなどを食べても、1週間でDHAの摂取量は約7グラムだ。
 「脳の働きに効果があるとされる1日約2グラム程度が妥当といわれています。病院では、1食に1尾は出していますので、1日に2グラム以上は取れている計算になります」(松井理事長)
 最近、物忘れが気になる方、青魚を見直してみてはいかがだろう。

夕刊フジ 2008/02/19
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008021913_all.html

 ***

「認知症予防まず食から ウコン・青魚など注目」
http://www.naizou.jp/pk/2007/12/post_50.html

 認知症と食習慣が関係していることが最近明らかになり、アルツハイマー病などにならない予防栄養学への関心が高まっている。高齢化で認知症患者は2025年に国内で三百万人を突破すると予測される。予防はまず食から――。研究の最前線に迫った。
 エリンギなどのキノコに赤や黄色のパプリカ、紫玉ネギなど五色の色鮮やかな野菜を盛りつけ、ウコンドレッシングをかけるとできあがり。これは長野県飯山市で開かれたアンチエイジング料理教室でのひとこま。>
 同教室を指導する順天堂大学の白澤卓二教授は「ウコンとオリーブオイルに含まれる物質には認知症を防ぐ効果があると期待されています」と予防食のポイントを解説する。
 認知症を予防する食材の研究は2000年以降、アルツハイマー病にかかりやすいネズミが開発されてから進み、何を食べたら予防できるかわかるようになってきた。ネズミの脳にはアルツハイマー病の原因となる老人斑のもとになるたんばく質の遺伝子が組み込まれている。

 <「老人斑」少なく>
 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のグループが、ウコンを多く含むエサをこのネズミに食べさせたところ、通常のエサを食べたネズミに比べて脳にできた老人斑の量が三割ほど少なくなることがわかった。緑茶の成分であるポリフェノールや、青魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)にも老人斑が脳に蓄積されるのを抑える効果があることを、米国の研究チームが報告している。
 魚や野菜を食べると認知症予防に効果があることは自治医科大学さいたま医療センターの植木彰教授らを中心とする厚生労働省の研究班の調査でも明らかだ。
 研究班のメンバーである島根県立看護短期大学の山下一也教授らが2004年夏から一年間、島根県内の高齢者95人の認知機能がどう変化するか追跡調査した。認知機能が改善したグループは魚介類の摂取量が一日151グラムで悪化したグループの約1.7倍、緑黄色野菜の摂取量も一日137グラムで同1.25倍であることがわかった。
 女子栄養大学のグループは、ホウレン草などの野菜に含まれビタミンの一種である葉酸による認知症予防の研究に取り組んでいる。
 香川靖雄副学長らの調査では、認知症患者の血液中の葉酸濃度は健康な人の約半分で、ホモシステインという悪玉アミノ酸の血中濃度が約3倍であることが判明。ホモシステインの血中濃度が高いと脳に老人斑が蓄積して、アルツハイマー病になりやすくなるという。
 2006年11月に内閣府から地域再生法認定を受けた埼玉県坂戸市の「さかど葉酸プロジェクト」で、約百人を対象にブロッコリー、ホウレン草など緑色野菜を多く取るよう指導した。約半年後、血中の葉酸濃度は約六割増えたという。
 ただ、米国人に比べると日本人の葉酸濃度の値は低い。米国では1998年から。パンや穀類に百グラム当たり140マイクロ(マイクロは百万分の一)グラムの葉酸を強制的に加え、葉酸の推奨量を一日400マイクログラムにし、認知症の原因となる脳卒中も大幅に減らすことに成功した。これに対し日本の葉酸推奨量は一日240マイクログラムしかない。

 <“隠れ葉酸不足”も>
 香川副学長は「日本人の平均葉酸摂取量は309マイクログラムで形の上では推奨量を満たしている。しかし、体内に吸収されにくいタイプの葉酸を多く摂取しているので、実際には203マイクログラムしか利用していない計算になり、推奨量を満たしていない」と指摘。「日本人の15%は葉酸不足になりやすい遺伝子を持っていることを考慮すると、推奨量を一日400マイクログラムに増やすのが望ましい」と強調する。
 女子栄養大学はサンメリーなど五社と共同で、体内に吸収されやすいタイプの葉酸を加えた「さかど葉酸ブレッド」を開発した。ほかに葉酸入りのカレーやドレッシング、うどんなどの商品を続々と生み出している。
 同時に坂戸市の介護施設と協力して、葉酸入りのごはんを主食として提供することで認知機能の改善に効果があるか検証しようとしている。
 日本経済新聞2007.10.14(編集委員 西山彰彦)

ひとくちガイド
≪本≫
◆ 認知症の予防について知りたければ
「認知症を防ぐ脳いきいき特効法」(田平武著、主婦と生活社)
◆若返り・老化予防のメニューは
「アンチエイジング・クッキング」(白澤卓二著、講談社)
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