カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

レポートを書きながら。

2008-02-10 22:58:26 | Weblog
 築地のお寺の学校の課題のレポートを書きあぐねて、日記を書いています。すなわち、現実逃避をしています。
 たまたま手を伸ばしたところに永田紅さんの歌集『ぼんやりしているうちに』(角川書店)があって、徒然なるままに54ページを開くと、

どの歴史まで遡るべきなのか 諍いのもとに戦いありて  永田紅

が目に飛び込んできました。

 歴史。

 何年も前に読んだ文庫本のひとつに、原武史著『〈出雲〉という思想』(講談社学術文庫)があります。その第二部は「埼玉の謎」です。。。不思議なことに出雲の神々が多く鎮まり、祀られている埼玉の中心は昔から大宮。でありながら、なぜか県庁所在地は由緒ある大宮でなく、中山道の小さな宿場町にすぎなかった浦和となり、その後も浦和であり続けました。なぜか。。。?

 面白い一冊です。
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短歌メモから。

2008-02-10 22:05:38 | Weblog
 短歌メモからです。

その朝も滴はゆくりと流れおち空色の布巾に吸はれゆきたり  河村壽仁
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