オバラです。小学生クラス5・6月のカリキュラム『マリオネット(操り人形)』の中間報告第二弾。
いよいよ低学年も、のこぎりにチャレンジする子が多くなりました。おっかなびっくりの及び腰ですが、意外とイケる!イケてる!
のこぎりで難しいのは、切ることではなく、木を抑えること。低学年は体重が軽すぎてしっかり踏み込めません。そこで子どもが足で木を押さえている上から、こちらも靴で踏みつけ、ダブルで抑えてあげます。動かぬように抑えられれば、後は地道にギコギコやればOK。
ちなみに子どもに軍手は履かせませんが、講師は履きます。力の加減を誤っても自分の手は切らないけど、他人の手は勢い余って切っちゃうんですよねー。軍手に血がにじむほど切られていますが、それだけ一生懸命なので気にしない。
小さなパーツに切り分ける前に、一度大まかな形を組み立ててみます。薄い木をサンドして厚みをつけるようにばかりしていると、パズルのように平面的なつまらない人形になってしまいます。三角に切って前後に角度を付けたり、真ん中を空洞にするなどして、密度が無くても軽いまま幅・厚みをだせるよう指導します。
木の彫刻(置物)なら重くてもいいのですが、片手で持って操れなければいけませんからね!
接着してから着彩すると、単色になってしまったり、汚く雑な塗り方が目立ってしまうので、どこのパーツにするか決めていない状態で色を塗らせてしまいます。カラフルな積み木がたくさんできて綺麗です。1つ1つ違った模様を描く子もいます。
但し顔などは書いてはダメ!具体的に描くのは禁止。全て塗る必要は無し。無垢の木肌そのままの部分があってもOKです。
来週の報告もお楽しみに!