モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

操り人形3

2024-05-27 22:35:06 | 小学生 工作

オバラです。小学生クラス5・6月のカリキュラム『マリオネット(操り人形)』の中間報告第三弾。必要なパーツ(数・サイズ・形)は、ほとんど揃えられて来ました!
今回の制作は、1年生~4年生のチームと、5・6年生のチームに完璧に分けています。(私は5・6年担当)
低学年には最初に全貌を説明しても、今やっている目の前の作業が何に値するのか分からないので、一工程ずつぶつ切りに指示します。足並みをそろえないと目が行き届かずに怪我をすることもありますので、一斉に同じ作業をさせます。

高学年には、一番最初の導入で大まかな工程や仕組みを板書。木で操り人形を作るには、どの段階でどのような作業が必要か、なんとなく覚えてもらいます。
その後は違う事をしていても、何も言いません。自分の頭で考えてその順序でやっているならそれでいいし、間違っていたって回り道すればいいだけだし。やり方は一つではないですしね。
道具だけ「のこぎりはココ、ペンチはココ、やすりはココ、ペンキはココに置いとくねー。」と声掛けします。高学年は力があるので、ちょっと危険な道具の使い方をしても、切りそうになる前にセーブできます。だから怪我しても大した傷にならない。(力が無いから、「あ!危ない!」と思っても、ストッパーが利かずにザクっとやっちゃうんですよね。)
あごの大きい電工ペンチ、先端の細いラジオペンチ、ワイヤーを切断する為のニッパー、太いボルトやナットを掴む為のプライヤーをどさっと置いていますが、一度試して上手くいかないと道具を変えて…と、ちゃんと用途に合わせた道具を選んでいるから素晴らしい!工具の扱いって、なんか楽しいよねー!

立体制作は平面絵画のような小手先のテクニックが通用しないので、どのように導けば子どものイマジネーションが広がるか、講師の力量が試されます。腕が鳴るぜ!
と言いつつ、5月の頭から咳喘息であまり声が出ないので、普段よりやや暴力多め。医者によるとあと1ヵ月は声が出ない状態が続くそう。危ないと思ったら手近な木の棒でスパーンと殴るので、弾け過ぎないでね!


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