モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

本日は晴天なり!

2012-03-31 04:14:00 | 小学生 イベント
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どうも晴れ男の幸介です!!というわけで今年の遠足も快晴。道中、ちょっと暑いぐらいでしたね!今年は足を伸ばして皇居までスケッチに行ってきたわけですが、長い電車もなんのその。タイムスケジュールが狂う事も無く、写真を見ていただければ感じていただけるかと思いますが、充実した内容の遠足となりました!毎年思いますが、もしかしたら僕が1番楽しんでいるのではないかと思うぐらい楽しかったんです。

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皇居に着いたらスケッチ開始!なのですが、生徒の皆の集中力がハンパないです。天気もよく、観光客という名のギャラリーからの賞賛を浴びながらのスケッチでしたので、なかなか皆も気合いが入ったんではないでしょうか。松の木の枝ぶりや梅の花の鮮やかなピンクなど、昨年の課題で行ったクレヨン画の特性を思い出しつつ完成度の高い作品が描けました。

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そしてお弁当!この時間が1番楽しいのではないかとの噂もあります。小学校で言う、給食と休み時間が1番楽しいというアレに近い感覚ですね。

そしてお弁当が終わったら美術館までダッシュ!!…だったのですが、意外とみんな走らずにお行儀よく到着。タイムキーパーとしては走って欲しかったのですが、皆わりとお行儀が良いのね…。ちなみに美術館までのダッシュランキングは、一位すぐる(11歳)2位こうすけ(28歳)3位いっぺい(12歳)4位たくみ(11歳)となりました。

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美術館では小原先生による全体説明のあと、学年ごとに分かれて見学です。僕の担当した高学年/学生チームは、メインの「インディアンレッドの地の壁画」の前で、生徒の皆にポロックになったつもりでプレゼン合戦をしてもらいました。ポロックがキャンバスにぶちまけた絵の具を見て、ある生徒は「お好み焼き」と形容し、ある生徒は「人と人との繋がりを可視化したもの」と表現しました。自分がプレゼンをすることにより、アカデミックで分かりやすい作品ではない、抽象的な作品の内面を探るような視線を絵に向けて彼らが作者の心情を紐解くわけです。とっつきにくい印象を持たれることの多い近代アートも、こういった視線だと作品に近づきやすくなるかもしれませんね。

今年の遠足は、スケッチや美術館などでの真摯な姿勢と、その他お弁当や移動などでのワイワイした賑やかで楽しい道中ろ、メリハリの効いた素晴らしい遠足でした。中学生の生徒達が年下の子達の面倒を、やらされているのではなくやりがいをもって楽しそうにしていたり、クラスの違う生徒でも一緒にワイワイ喋ったり走ったり、美術館やスケッチ以外でも彼らの心に残った場面は沢山あったのではないでしょうか。遠足に参加してくれてほんとに良かった!と生徒の皆に感謝しています!

そして今日のオマケ↓
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皆が楽しそうでなによりです!!

田中幸介






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