モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

画面から伝わる創作意欲

2024-06-04 21:37:57 | 学生


左上 あかり 高1 / 右上 小鈴 中2
左下 芽依 中1 / 右下 愛菜 中3

サヤカです!連日の大雨で6月に入ったことを実感しました。今回は、学生クラスの水のデザインの紹介していきます!

あかり
花びらが水を弾く瞬間をフューチャーした作品です。花びらの折れ曲がり方に苦戦すると、実際にお風呂場で試して写真を持ってくる意欲・向上心の高さ!水彩の扱い方はさすがですね。生き生きとした花や、水流の立体感、遠近感がよく表現されています。うす黄色の背景は暖かな春を連想させ、全体にまとまりを与えています。

小鈴
なんだか不穏な雰囲気を感じ、どんな情景なのか想像が膨らむ作品ですね!普段人物を描くことが多い小鈴ですが、傘と長靴をモチーフにし、実物をよく観察して完成させました。青の対照色であるオレンジ、それに近い赤を使うことで、メリハリのある画面になり、長靴に自然に目がいきます。

芽依
小学生クラスから学生クラスに上がり初めての作品ですが、描きたいものが何なのか一目見て主役がわかる力強さがあって素晴らしいです!水たまりを踏んで、水が跳ねている躍動感が赤の背景によく映えています。複雑な靴紐や側面の立体感に苦戦しましたが、トライを繰り返し、自然な靴の形を再現することができました。

愛菜
対称に整えられた美しい構図が目を惹く作品ですね。色水が広がる一瞬という刹那的な現象にぴったりな、繊細なタッチで描かれています。写真に写しきれていませんが、右下に広がる色水は、濃淡が丁寧に調節され、水の揺らぎが表現されています。波紋や雫、ガラス管に吸い上げられた水の反射などなど水の描き方を習得し、完全にマスターしたことが伝わってきます!

4人とも画面から様々な工夫、試行錯誤をしたことが伝わってくる作品でした。これからも創作意欲たっぷりな作品を楽しみにしています!


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