去年に比べて体力がついた気がします、マユカです!かなりの頻度で散歩するようになってから、風邪もひいていません!
さて今回はサヤカ先生やナツメ先生に引き続き、小学生クラスの4月カリキュラムについてのお話をしたいと思います!…とはいえ、授業の様子や技法なんかについては既にお二人がお話してくれているので、私は更に、上手く描くコツなんかを綴っていこうかと思います。
さて、水というものは透明ではありますが、周囲の色や風景が映り込むため、しっかりと描き込まなければつるりとした印象さえ与えることができなくなってしまいます。そこで子どもたちに何度か伝えたのが、周囲の色を溶かして広げる方法です。例えば水面の波紋などは、ただ補色のオレンジや黄色などを乗せるだけでは線のように見えてしまい、映り込んだ光や色というよりは、汚れっぽい雰囲気をもってしまいます。しかし、色を乗せたあとで、輪郭を水のみで滲ませてあげるたけで、周囲と馴染んで自然な雰囲気になります。
更に、このつるりとした水滴はビー玉や宝石を描くときにも使えますし、周囲の色が水には反射する…ということを覚えていれば、風景画を描く時に川や海、湖や池などにも応用が効き、ただ青っぽいだけの水にならず、景色に溶け込むような水面を描くことができるかと思います!子供たちに配った冊子には他にも、飛沫の描き方やミルククラウンのような形の水の描き方、流れる水の見本など、様々な姿の水が載っています。是非お家でも見ながら描いてみてくださいね!
様々な場面で描くことの多い「水」というモチーフ、ありふれているからこそ、更に極めていきたいものです