駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

マンボウの役割は

2021年04月16日 | 政治経済
          

 緊急事態宣言解除から僅か二週間で阪神に明らかな第四波の兆候が認められた。慌てて?マンボウ(蔓延防止等重点措置)が出されたが、焼け石に水で効果が乏しく今や第三波よりも大きい波が押し寄せている。なぜマンボウなどと言う中途半端なものを間に置いたのだろう。間に中途半端なものを置くと緊急事態宣言にたどり着くのに時間が掛かり貴重な二十日間が不十分な対応になり手遅れの原因になってしまう。マンボウは外出制限だけにして数日間の警告様子見に使った方が良いのでは。
 囲碁将棋では形勢判断をして手を読み優れた先手を打つのが高段者、その場しのぎの手で敗勢になってから考え込むのが初心者なのだが、政治のプロ中のプロの総理大臣や知事が初心者のような判断をしている。不思議だ。新型コロナを重大問題と捉えて居らず、経済重視できたためか。あるいは権力闘争と利権獲得はプロなのだが危機対応政策はアマなのかもしれない。
 漸く来週、第一線で働く私にも新型コロナワクチンが打ってもらえることになった。東京の医療センタ-で打ち始めて二ヶ月以上、地方の個人医に回ってくるまで随分時間が掛かるなあ。
 どうもワクチンが手元にないらしい。訪米時、ファイザー社長と電話会談でワクチン供給願いをするようだが、どうせなら直に会って頼のまれてはどうか。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする