駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

前に出る

2021年04月11日 | 政治経済
            

 ウエンブレイアピアランス、古くからのサッカーファンでないと分からない表現かもしれないが、これはイギリスのサッカー聖地ウエンブレイスタジアムでの試合に出場した経験を言い、その回数はイングランドのサッカー選手の実力の証明となる。
 新型コロナ対策に失敗し身びいきで信頼を失った管政権を目の前にして、半年以内に行われる衆議院選挙は野党躍進のチャンスと思われる。しかし、野党支持がもう一つ盛り上がらない。それは立憲民主の枝野代表の姿が見えないためだと思う。アピアランスが少ない。分かってもらえる人だけで良いという姿勢では大きな支持は集まらない。何をしたいのかどうなるのかを強くわかりやすく示さなければ、大きな支持は集まらない。そうした風潮や雰囲気を利用するのは邪道だと考えておられるとしたらそれは違うのではと申し上げたい。政治が専門の人達も同じようなことを指摘している。
 人間は簡単には変われないとしても前に出なければスタジアム登場回数を増やさなければ道は開けないと思う。国民を理解するだけでは不十分で国民に理解されなければ信頼支持は生まれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする