駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ス-パ-チュ-ズデイ

2020年03月04日 | 世界

             

 

 アメリカ民主党大統領候補選前半の山場スーパーチューズデイの投票が始まった。まさに高齢候補の三つ巴で、サンダーズ、バイデン、ブルームバーグの争いになる。サンダースの主張は民主社会主義と言われ、ラディカルで穏健中道の人達の支持が得にくく、民主党大統領候補になってもトランプに勝てないのではと言われている。バイデン氏は穏健中道でオバマ政権の副大統領を務め、黒人層に人気がありサンダースよりも幅広い支持層が得られ、トランプに勝てそうと言われている。ブルームバーグ氏も穏健中道だが反トランプが立候補の動機のようだ。大富豪で潤沢な私財を投じてスーパーチューズデイから参戦しているが事前の予想では三位とされている。

 こうした分析がどこまで当たっているか不明だが、問題はトランプに勝てるかどうか、勝ったとして米国の分裂を防ぐことが出来るかにある。予備選挙を早々と撤退したブティジェッジとクロブシャーはバイデンの支持に回ったが、果たしてどの程度上乗せ出来るだろうか。

 どうも選挙では熱狂的岩盤支持が決め手を握っているようで、サンダースがスーパーチューズデイで圧勝しそうな予感がする。サンダーズでは分断が深まりそうで心配だが、時代はサンダースのような人を求めているのかも知れない。

コメント (2)
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