昨日は国際女性デーだった、と書いても実は新聞で教えられた。日本は女性の社会的地位が世界で百位以下と先進国では最低らしい。それほどまでとは感じていなかったが、それは多分比較する機会が少ないためだろう。それと単に女性が外に出て働くということではこの三十年随分増えているので、女性が世の中に出ているということで男女平等が進んだと錯覚しているのかも知れない。
医師の世界では女性は明らかに増えてきている。仕事も良く出来る人が多い。医師は学習能力とコミュニケーション能力が仕事に直結するので、比較的男女平等が進んでいるのだろう。唯、女性部長は増えても、女性院長は少ない。行政管理能力は劣ると見做されているのだろうか。私がやりたいという人は少なそうな感じはする。
一番の問題は政治家と社長に女性が少ないことだろう。平成日本人は進取の精神に乏しく内向き保守的だった?ので、今まで通りでよいで済ましてきた感じがする。上野千鶴子先生は先駆的に切り込んでこられたが、どうしても変わり種あるいはうるさい人と扱われて?、広がりのある支持を得られていないように思う。
社長は直ぐには難しいかも知れないが政治では直ぐにでも女性が進出出来るはず、女性の議員が増えればこれほどまでのごまかしは横行しないように思う。次の国会議員選挙では女性議員を倍増できるように微力だが、応援したい。