駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

女の力を家庭外にも

2020年03月10日 | 世の中

              

 

 日替わりのお天気で、船酔いしそうだ。お天気酔いと名付けたい。

 この一週間コロナのせいか、ちょっと患者さんが減っている。新型コロナがなくてもこの時期は花粉が飛ぶので例年マスクの人が多いのだが、それでも三割程度だ。今は九割の患者さんがマスクをしておられる。マスクをしていると馴染みの顔が分かりにくく挨拶がすっと出来ない。表情も読めず、声かけも難しい。顔がちゃんと見えるのは診察やおつきあいには大切なことだ。

 男女平等と言っても、男と女の違いを減らそうということではないはずで、違いはあっても総体としての能力に大差はないのだから、男女等しく力を発揮する場を与えようということと理解している。政治や会社はともかく、家庭の中では女性の方が実権を握っている家庭が多いように思う(そうでなければ妻の取説がこんなに売れるはずがない)。家内が言うので・・にしたよというのは知人友人からよく聞く言葉だ。かくいう私もその口で、大きな買い物は妻の一言が決め手になることが多かった。概ね適切な判断をしてくれたと思っている。

 その力を政治や会社の場にも持ち込んで貰いたい。

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