駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

床屋は目黒に限る

2019年02月14日 | 小験

        

 

 ベッキー良かった。小川彩佳アナおめでとう。儂は応援していたぞ。

 昨日の午後久しぶりに床屋に行った。整髪は大体3-4週に 一回しているが、安くて早いQB系統を利用することが多いため、きちんとした床屋には年に5回くらいしか行けない。行くたびに、気分が晴れ晴れし床屋はいいなあと思うのだが、行きつけは予約制でちょっと遠方なので中々やりくりが難しい。唯、最近はQB方式も女性客が増えたせいか混んでおり30分くらい待たされるのがザラで、安くて遅い整髪になってしまった。これならやはり、髪の毛を洗ってひげも剃ってくれて清々する床屋の方が良いかなと思い始めている。

 贔屓にしている床屋は昭和初期からの老舗で、今は三代目がやっている。亡くなったG氏が子供の頃から通っていた店で、七八年前に紹介して貰った。今の店は十年前に建て替えたとのことで、天井が高く非常に清潔でゴミ一つ落ちていない。主人は口下手で愛想はないが、その方が私には有り難い。眠るとまでは行かないがぼーっと夢うつつでやって貰えるのが心地よく嬉しい。今日は夕陽が鏡の横に差し込み平穏な夕暮れを感じ、突然過ぐる半世紀が脳裏をフラッシュバックして、大袈裟かも知れないが不思議な幸せを感じた。良くしたもので助手の奥さんは笑顔を絶やさぬ愛想のいい人で、ドアを開けて送りがてら又どうぞと言ってくれた。

コメント
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