駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

美女で野獣

2019年02月08日 | 人物、女

      

 

 当地では寒気団の影響は感じられない穏やかな朝だった。寒気団と聞いて、着込こんで歩き始めたので拍抜けした。世の中にはどうしようもないことが幾つかあるが、日月の運行というのも千年万年の単位では変わるようだが、人の力では変えられない。どんな寒気団が襲って来ようと二月の春の気配を消すことはできない。長く生きていると五感は衰えても、季節の気配を感じる力はむしろ鋭敏になるようで、何もない駅のプラットフォームに立っただけで、春が来ているとはっきりとわかる。おそらく目の見えない人耳の聞こえない人にもそれは分かるのではないかと思う。

 柔道界の野獣こと、松本薫さんの引退会見を垣間見た。野獣とばかり思っていたが中々の美人で、成る程結婚してお子さんが居るわけだと納得した。美女と野獣ではなく、美女で野獣、これも素晴らしい。

 こういう書き方には美女でも野獣でもない方たちから抗議があるかもしれんが、スルーさせていただこう。唯、まあ余計な一言を付け加えれば、蓼食う虫も好き好き鬼も十八番茶も出花、誰にもめぐり合うチャンスはありますよ。尤も、チャンスを生かせるかどうか、時の運もある。 

コメント
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