駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

一体何が起きている、昭和も遠くなる

2019年02月05日 | 世の中

       

 

 今日は昨日に比べれば寒いが、平年よりは暖かい。寒い日もあった寒い日も来るが、結局今年の日本は暖冬ということだろう。アメリカ五大湖周辺などは物凄い寒波に襲われているようだが、地球が温暖化しているのは間違いない。

 中々時空を俯瞰して物事を捉えるのは難しい。暮れから一か月半、インフルエンザの流行で忙しく疲労し、テレビ新聞を十分にフォロウできていない。世の中世界で起きていることを掴みかねている。米中ロ対立イギリスのEU離脱のもつれトランプ金正恩会談・・・、見出しだけは何とか見ているが、一体どうなってゆくのか、専門家にも難しいようだが、日々の仕事に忙しい人間にはちんぷんかんぷんになってきた。おまけに国内では厚労省の統計不正問題。相変わらず安倍首相はご飯論法で議論をかわし、いたずらに時間を過ぎさせているようだ。

 大半の患者さんは何だか変これから大変らしい程度の理解で今までのこれからを過ごそうとされているように見える。自分の仕事生活に直接の変化がなければ、対岸の騒ぎと受け取る人が大半で、田原総一郎さんがどう嘆こうが、自らの手で世の中に影響を及ぼそうなどという考えは平成の世に絶えて久しいようだ。六十年の記憶があり七十年ガスの臭いを嗅いだことのある人間には隔世の感がある。

 昭和も遠くなる。

コメント
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