今日は寒い上に風があり、肩をそびやかして歩いてきた。冷たい風は敵わん。
昨日のテレビは新しく誕生したトランプ米大統領番組が目白押しだった。アメリカ製と日本製といくつかを垣間見たのだがどちらにもこれでよいのかこれからどうなるのかの懸念が溢れていた。アメリカのメディアは多種多様なのだろうが、権力者を恐れず批判をするメディアが存在するところには感心する。
アメリカ製の方が率直でトランプはとんでもない人物とあからさまに批判する発言が聞かれた。日本の方はどうも専門家という人まで予測不可能だとか戸惑う発言が多かった。果たして日本の外務省はどういう見方をしているのだろう。相性の良い安倍首相頼りということはないと思うが、相対の取引が得意のトランプ大統領に引けを取らないようにしてほしい。中露に加え米までの難題で外務省医務室では頭痛薬が大量に処方されているだろう。
日本の経済界の交渉能力が世界的に見てどの程度のものかよく知らないが、技術力はトップクラスでも交渉力はもう一つなのではないかと危惧する。どうも誠意が通じる人ではなさそうで、こうすればお得ですよと何とか互恵に持って行くのが最善のようだ。脅しに屈するのは拙いが、脅しに乗って只では転ばない方式が得策かも知れない。
トランプ大統領は似たもの同士だと上手くゆくのだろうか、似ていてもお互いに自分の利益が一番とすれば争いが起こる心配もありそうだ。トランプ大統領は自分の利益最優先に立ち回っても原理主義的な印象は薄く、世界各地の内向き現象をトランプ現象と捉えてよいのか疑問も湧く。分断という現象面では似ていても、内容は違っているような気がする。この辺りは専門家の意見を聞いてみたい。
難題としても外交政治評論家はトランプは予測不可能ですと言わないで戴きたい。それなら私でも言える。