駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

野球はMLB,MLBはBS1

2015年08月23日 | スポーツ

                     

 1年半年ほど前からBS1でMLBをよく見るようになった。勿論、MLBが上手にダイジェストされ日本人選手の活躍が見られるというのが一番であるが、キャスター解説者の魅力も大きい。特に深津留美さんはベティさん的魅力がありちょっとコケティッシュなのだが、さりげなく嫌みでないのでファッションや笑顔が楽しめる。解説陣の田口、小宮山も対象的なキャラクターなのだが甲乙付けがたく、的確な解説コメントがプレーの理解を深めてくれる。土日の石井一久もどことなく惚けていながら、成る程という解説感想を聞かせてくれて、捨てがたい味を出している。平原沖恵さんは色々考えてアシストされているが、深津さんには及ばない。別路線に切り替えた方が良さそうだ。そして司会のNHKのアナウンサーは出しゃばらず番組を引き締めて、しゃべりのプロの片鱗を見せてくれる。

 この番組のお陰でMLBで活躍する日本人選手を憶えたし、外連味のないダイナミックでスケールの大きいメイジャーリーグベースボールの醍醐味を知ることができた。

 MLBは日本の倍以上チーム数があるのだが、リーグの構成地区の構成そしてチーム名にも馴染みが出来、なんとなく贔屓筋も出来てきた。ブルージェイズ、マーリンズ、パイレーツなど新しく馴染んだ名前も増えた。レッドソックスのグリーンジャイアンツも意味が分かった。田沢などという聞いたことのなかった選手や、レギュラーとして活躍するジャイアンツの青木の頑張りを知ることが出来た。

 そしてメジャーリーグウエイと言うべきビジネスライクなトレードや移籍の仕方の裏にはちゃんと人間の心の動きがあり、それを受け入れる実力本位の厳しいルールへの理解があるのも知った。勝ち負けと優劣を認め、それをきちんと受け入れる潔さは日本以上かも知れない。

コメント (2)
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