駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

臍下丹田に力を入れる時

2015年08月22日 | 町医者診言

     

 久しぶりの好天で時々青空を見上げながら、駅まで歩いた。日差しは熱いけれども、頬をよぎる風に秋を感じる。蝉の声がめっきり小さくなり、命を終え路傍に転がっているのを何匹か見かけた。夏が終わるのだ。このまま行けば九月の猛暑は避けられそうと、ほっとしている。

 高槻の少年少女誘拐殺害事件の容疑者が捕まった。まず、捕らえた高槻警察に良くやったと言いたい。犯人には並みの刑罰では不十分だ。厳しい取り調べをして戴きたい。それにしても一体どうしてと思う。卑劣陰湿な犯罪の動機経緯を徹底的に調査分析して欲しい。

 勿論、一朝一夕には解明出来ず対策もおいそれとはできないだろうが、何とかして少しでも安全平和な社会をと願わずには居られない。

 株安、不穏な北朝鮮の動き、安保法案の鬩ぎ合い、卑劣陰湿な犯罪・・・落ち着かない不安な世の中世界情勢になってきている。こういう時こそ、臍下丹田に力を入れ、軽挙妄動を避けなければならない。複数のメディアの情報を見聞きし、よく考えて煽動には乗らないことだ。複数のメディアには外国の放送も入れたい、同時通訳があるから理解できる。他者の考え視点を知ることが間違いを防ぐと思う。頼りない信用できない政治家が多い。党に迷惑をかけるからと疑惑説明解明の前に離党、「しかたがない」と即認める党首。茶番以下だ。国民がしっかりしなければ、世論に力ありと申し上げたい。

コメント
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