駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

いつか来た道

2015年07月16日 | 政治経済

        

 本降りの中を歩いてきた。幸い風は強くなくズボンの裾を濡らした程度で済んだ。今日の患者数は三割減、風が出れば半減だろう。

 八十年前のことは知らないが、きっと今に似た状況だったと思う。安倍首相はいつか来た道へ暴走を始めた。マスコミは不甲斐ない。公明党にも呆れた。権力の魔王に魂を売ってしまったのだろうか。谷垣さんにもがっかりした。

 憲法は飾りに過ぎないのか。国民を守ると言うが、国民とは誰のことか、安保法制に納得できず反対している国民の方が多いではないか。学者と違い政治家の責任は重いと嘯くが、憲法を守ることが責任という簡単なことがおわかりになっておられない。憲法よりも恣意利潤を優先させて、人が傷つき命が失われたらどうやって責任を取るというのだろうか、首相一人で取れるわけがない。

 俺は正しい俺は間違っていないは、我執の人がしばしば口にする言葉だ。日本人は従順で大人しい。平時には優れた特性でも難事には禍根を残す恐れがある。不運や禍に付け入る隙与えてしまう。涙が出ても泣いては駄目、仕方がないと従ってはいけない時は今でしょ。

 結論先にありきで言葉でまやかして時間をやり過ごし暴挙に出た安倍さんには退いて貰いたい。国民と共に考えようとしない安倍首相は国民を馬鹿にしている。

コメント (1)
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