駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

マスコミ情報は一瞥で

2013年09月22日 | 小考

                   

「 堺雅人不満」と題して、堺雅人が多彩な人物を演じる俳優のブライバシーを暴いてキャラクターを前面に出されては俳優の仕事の支障になると怒っているように報道されている。ここにはマスコミの実像が図らずも出ている。不満と客観的のようでいて棘のある評価を含んだ表現には、ブライバシーを暴く報道のどこが悪い、人気が出たからと偉そうなことを言っていいのか、という鎧が透けて見える。

 他人の不幸は蜜の味は人間の持つ性と認めても、それを称揚はできない。芸能人は所詮ブライバシーを売っているんだろうというのは不正確で、そういう側面があり、それを売りにしている人も居るというのが正確な把握だと思う。 溢れる興味本位の情報は表題を流し読むだけで十分。

コメント
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