駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

心落ち着く秋の到来

2013年09月08日 | スポーツ

            

 猛暑だった今夏の後に、秋はいつも通り着実にやって来ている。暑いのは嫌いでないが、九月の暑さは勘弁して欲しい。幸い日射しは強くても秋風が吹き、朝夕は紛れもない秋色に覆われる。曖昧な春、突然の夏と惑わされる気候が続いたので、いつも通りの秋の到来に心が落ち着くのを感ずる。秋への親和性が増したのは、人生の秋を生きているからだろうか。

 庭に樫の木がある。植えて十年、倍ほどの高さになった。あまり大きくなってはご近所の迷惑かなとも思うが、二十年もすれば見上げる高さになるだろう。想像してみて気が付いた、その頃には居ないかもしれないと。

 東京オリンピックが決定した。イスタンブールのデモが幸いしたという言い方は不謹慎かもしれないが、本当の所だろう。運命の不思議を感ずる。石原さんも大演説をぶてなくて、残念がっているにちがいない。

 私の青春の記憶に鮮やかに残る昭和三十九年の東京オリンピック。もう一度スポーツの祭典オリンピックを東京で見ることが出来るのはラッキーと思いながら、まず何よりも、それまで呆けずに元気で居なければと気が付いた。

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