今朝は梅雨が明けたような真夏の日差しの下を駅まで歩いた。これで蝉の声が聞こえれば、間違いのない真夏なのだが、蝉の声はなかった。
勝負の綾は微妙のようでやはり実力を反映している。
ウインブルドン、残念だがマレーは実力が及ばなかった。第二セットでマレーがサービスの第三ゲーム、フェデラーの右を抜こうと狙ったショットが10cm程外れた。特別に難しいショットではなかったのにウイナーを逃してしまった。
解説者はプレッシャーがあったとはいうけれども、さほど難しくないが、逃してはならない決め所、これを決められるかどうかで、タイトルが取れる選手かどうかが分かれる。この僅かなほころびが破れへと広がりセットを失った。あと王者の風格フェデラーの前に勝ち目はなかった。
王座に座るには王者の風格が求められる。中村太地も殆ど必勝の第一局を逃し、結局三連敗で敗れ去った。どうも試合内容の勝負だけでなく、タイトルの重みに潰れたように見えた。
捲土重来と申し上げるが、生易しいことではない。