駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

信じ難い愚行と暴挙

2011年07月27日 | 世の中

 

 冗談もほどほどにして欲しい。菅首相が北朝鮮を訪問し拉致問題を進展させて、人気回復を狙っているとの観測がある。外務省を通さずに北朝鮮と接触しているとの報道もある。はっきり申し上げて狂気を感ずる。              

 首相は自分にパーフォーマンスでは回復できない欠陥があることを自覚して頂きたい。多様な意見を集約できるのが信あるリーダー、信なきリーダーの元では多様な意見が錯綜しまとまるものもまとまらない。責任を感じて辞めるのが長たる者の証であり務めではないか。しかし自覚がない。それは病の徴候、このままでは何をやりだすか不安で、空恐ろしい気がしている。

 中国が事故を起こした高速列車を埋めてしまった。信じられない暴挙だ。白昼堂々の証拠隠滅なのだろうか。あっという間に高速鉄道会社の幹部の首が飛んだ。責任押しつけに見える。驚いたことに、事故の原因も明らかではない(二三日で分かるわけがない)内に、もう既に再開通している。しかも満員?らしい。理解を超えた国だ。こちらも空恐ろしい。

 ネットで懐かしい公民権運動の単語を見かけた。ジョーンバエズ(勝利への賛歌)の歌声やマーチンルーサーキングの「私には夢がある・・・」。の演説を思い出す。 ところがこのネットの公民権は我らに与えよではなく、菅直人から剥奪せよという問いかけなのだから恐れ入る。

 埋めた事故車両をまた掘り返している。壊して埋めた傷だらけの車体では十分な分析は不可能だろう。事故対応への批判報道に対する反応らしいが自作自演の猿芝居に見える。

 加えて静かで平和に見える北国ノールウェイでのテロ、あまりにおかしなことが続くので頭が変になりそうだが、こういう時にこそ、平常心を失わってはならんと言い聞かせている。三人に二人の人がおかしいと思うことが止められないはずはないと、手の届く日常を生きて行きたい。

 

コメント
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