駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

孫氏は企業経営者

2011年07月19日 | 政治経済

 

 週刊誌の記事を読まず、見出しだけで論評するのはけしからんと出版社から言われそうだが、先頃、庶民には目の眩む百億の寄付をした孫氏に好意的でない記事(見出し)を目にした。

 寄付の時も、超大金持ちだから百億ぐらいなんでもないでしょと、MRや問屋の人達からやっかみ半分の批評を聞いた。

 よし、何らかの意図や伏線があっても、それだけの寄付をすることは立派な行為だと私は思う。小金持ちと見なされる町医者の私も百万の寄付となれば、躊躇してしまう。私よりも収入の多いK先生やO先生が多額の寄付をされたという話も聞かない(医師会で寄付を募り、団体で数百万単位の寄付はしている)。

 寄付金の多寡や勘ぐりは別にして、孫氏は学者や教育者ではなく企業経営者であることを喚起したい。とすれば自然エネルギー利用構想に起業家の発想が絡んでいても、それはむしろ当然のことで、下心というような非難には当たらない。

 勿論、菅首相のように渡りに船と別の思惑から太陽光発電飛びつくのは要注意で、きちんと技術的経済的社会的な裏付けを取ってから、国策とすべきだ。その事業に孫子が起業家として参入することは有り得ることと思う。

 断片的な知見(平均的な一般市民の情報レベル)に基づいて書いたので、事実の把握に不十分なところがあるかもしれない。しかし、細かな情報が入っても申し上げたいことが変わるとはないと思う。

コメント
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