迂闊にしてまだこうした小冊子の呼び名を知らないのだが、出版社から出ている「波」、「本の窓」、「ちくま」、「図書」・・・を診察の間隙そして寝しなの友としている。
数行読んで、読むか、読み飛ばすか、読まないか、適当に判断して楽しんでいる。そんじょそこらのベストセラー(殆ど読まない)よりも面白い。珠玉の小品からひりりの辛辣評まで飽きない。
このところ気に入っているのが「ちくま」だ。青柳いずみこさん 斉藤美奈子さん 岸本佐知子さん・・、名前に感じるあの懐かしい感覚を思い出させてくれる女性執筆陣。おー痛い、私をお忘れと大年増の一撃を食らってしまった。
それに佐野眞一、この人はどういうおっさんか知らないが、平気で本当のことを書く。秋元康をデブの女衒と言い得て妙の一刀両断。よく思っても言いにくいことをしれっと書くなあ。でも佐野さんさあ、目明き千人目・・千人の世の中ですぜと、私まで羽目を外してしまう。
ところで放射線の心配と言えば、隣のおばさんが検査して貰ったから私も安心のためにと、大した症状もないのに真似をして健康保険を使ってCTを撮るあなた、どれだけ放射線を浴びているかどれだけ医療費を浪費しているか知ってるの?あなたの場合、セシウム肉より恐いんでないの。
ところで、微量セシウム検出松阪肉の七割引売り出しというのはやらないものかね。手塩に掛けて育てた生産者、補償を要求される政府東電、旨い者を食べたい消費者の三方一両得になる。勿論、六十歳以上限定ですがね。100g1400円を400円の大売り出し、味は変わらない。
今夜は松阪肉のすき焼き、旨いよ!、**の土産にどうぞ(CM提供は東京電力)。