昨夜はブリッジの例会があり、下手の横好きで参加した。どうもレディーズの方は良いのだがジェントルメンの方には他人のプレイに厳しい方がおり、いつものように一部年甲斐もなくエキサイトしてしまった。年を取ると円熟するとは限らないようで、六十過ぎの親父に「やった、やった」。と威張られてむっとしてしまい、誠に面目ない。
女性というのは有り難いもので、手が空くと頭に血が上った面々にちょっと摘む物や飲み物を出してくれる。
「あれー、この紅茶なんだろ-、美味しいですね」。とB氏と顔を見合わせる。ほのかな刺激のある香りと微かな苦みがあって美味しい。飲んだことのない味だ。
「これはなんという葉ですか?」。
F婦人、にっこり笑って「コリアンダーを少し入れたのよ」。
「へー」。と感心しながら家でもやってみようと思ったことだ。