駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

パーフォーマンスとは

2009年11月27日 | 世の中
 たった一時間でする判定なんて、所詮事業仕分けはパーフォーマンスだからなどとわけ知り顔のマスコミが多い。
 予算を組むまでに残された時間と洗い直す分野の数から割り出された時間が一時間なのだと理解している。一時間は長くはないがさほど短くはないと思う。
 今まで査定に掛けていた時間は一時間以下だったと聞く。一体、何時間掛ければ記者の満足する判定が導かれるのか、根拠と実行法を示して教えていただきたい。
 パーフォーマンスという言葉の意味がよくわからない。どうもこの場合は受けを狙った興行という意味で使っているようだ。ということは既に貶める意図が込められているように受け取れる。事業仕分けの効能が限定的としても、それを現時点で行う価値は別途判断される筋合いのものだ。
 新聞には社説がある。記事には取捨選択がある。それで十分な意見表明はできる。記事の見出しと内容は客観的な事実で埋めて欲しいと思う。
コメント
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