玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

パンドラの箱が開いた

2009年05月01日 | ねったぼのつぶやき

 新聞やTVを繰るたびにNEWSが飛び込んでくる。日を追うごとに国の数や罹患者は増え、予想されたこととはいえ遂に日本にもやって来た。今朝厚生大臣の記者会見の様子をTVでみたのだが、時間は午前一時と報じていた。

Balloon

 かってTVタックルで親しんでいたあの顔を、凡そ180度反対の場面で見るようになって久しい。年金問題では釈明とお詫びに再々登場し、C型肝炎も同様であった。今また世界的大流行の様相を呈してきた新型インフルエンザ問題である。目が血走ったように見えたのも致し方ない。一方、麻生氏は最近何やら余裕ありげな表情をみせ、外交時の報告は一入軽やかだ。今回も、口調も語尾が長く尻あがりになって聞き苦しい。時に消音にしフリップだけで見ている。

 短い時間の中で、呼称が豚から「新型インフルエンザ」に変わり、警戒レベルは「フェーズ5」へ引き上げられ、横文字のパンデミックは日本語として定着しつつある。グローバル化の時代。人みな不景気の波を被り、時を待たずインフルエンザの波に襲われている。次なる波は?と一抹の不安が過る。

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