玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*ごみ問題

2019年10月21日 | 捨て猫の独り言

 小平市は4月1日から、家庭ごみ有料化・戸別収集が始まった。「引き続き、ごみの減量と資源の有効利用のため、分別にご協力を!」と題した10月1日付けの市報の特集号に4月から6月のごみの量などの速報値が掲載された。昨年同時期と比較して21.3%減だという。燃やすごみの収集量は13.5%、燃やさないごみの量は74.9%減少し、プラスチック製容器包装の量は138.0%の増加だったという。

 これは燃やすごみや燃やさないごみに混ざっていたプラスチックの分別が進んだことと考えられるとしている。そして今後、プラスチックごみを減らすため、買い物時のマイバックの利用や、トレイの拠点回収の利用などお願いしますと結んでいる。リデュース、リユース、リサイクルの3Rのうちリサイクルの基本である「分別」については、誰もが簡単にできることである。

 スーパーには牛乳パック、トレイなどの回収ボックスが置かれている。多くの人たちが足しげく持ち込むようになったのは自然な成り行きだろう。我が家では生ごみは庭の片隅のコンポストに毎日放り込む。それもあって、これまで毎回出していた燃やすごみは三回に一度のペースで出している。さらに人類にとって大きな問題である、海洋プラスチックごみや宇宙ごみ(スペースデブリ)の対策も気になるところだ。(2018カナダにて)

 

 ところで海の生き物だけでなく人間も空気中に漂っているマイクロプラスチックを吸い込み、飲食物から知らないあいだに摂取しているという記事を読んだ。カナダのビクトリア大学の研究ではペットボトルで水を飲んでいる人のプラスチックの摂取量は、水道水を飲む場合の22倍という。これまでペットボトルに水を入れて枕元に置いていたが、この記事を読んだあとペットボトルに代わる入れ物にしたのは言うまでもない。

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