玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

土曜補習学校の運動会

2009年10月14日 | ねったぼのつぶやき

 訪米後3回目の土曜日、日本語による土曜日補習学校で運動会があって参加した。トヨタ系列の会社を事業縮小のため解雇された娘が、半年振りにこの9月から得た勤務先だったのだ。現地校に通う子供達(幼~高校13クラス。258名。152世帯)が、土曜日の午前中主要科目(国、算)を学ぶため、遠くは2時間半(車)かけて学ぶのだという。文科省や企業や親達(とても熱心で協力的)が資金を出し合い運営しているらしい。

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 アメリカに赴任してるせいぜい40代迄の父母参加者も総出で、祖父母に相当する年代は見かけなかった。運営は特別プロジェクト(生徒が主)に委ねられ、教師、親は手伝っていた。競技は日本同様で年齢に合わせて玉入れ、大玉ころがし、パン食い、障害物、借り物、徒競走、騎馬戦、綱引きと網羅されていた。私は未就学児のパン食い競争に孫のツレとして出場した。

 学校は週末校のため現地校の借り上げで、借用施設としての制限や、複数の運営者や、日本人としてのマナーや習慣など色々あって、娘のオリエンテーション用のマニュアルは分厚かった。教師は土曜日のみの出勤で、必ずしも資格が必要ではないようだ。むしろ裏方に当る事務職2名と校長が多忙で、娘はサラリーの点で事務職を喜んだ。運営委員の父母に長男と同業の方が2名いらして、たまたま隣席し娘が顔つなぎをしてくれた。こちらに来て8年経ち、夫人は帰国を望んでいるが姉妹はもはや家庭内でも英語でヤリトリしてる。赴任の際は推薦状なしにやってきたのだと。その位の意気込みがなければ事は成せまい。外国人は国際結婚者や日本滞在経験者などかなりいらした。希望者は多いが、日本語読解力がないと通訳や英語プリント作成のなど、事務量増大は必須で制限してるという。広範な地域から集まり、学校運営への協力、交通や防犯上の問題等、学校を巡る問題は国を超えて大きい。

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