2021/3/10訪問。
田んぼを見る前にまずは腹ごしらえしたいな?と里山体験館前の広場へ。
古民家風の体験館。そばで咲くのはアンズ(杏)です。画像左の花をアップで撮影したかったのですが、太陽の位置が悪く逆光となり諦めました。
お昼ご飯です。奥に赤い椿の花が咲いてます。
さて田んぼだ。
ん?視界の奥に白い花が見える。何かしら〜?
そこは野鳥の原っぱでした。普段は背の高い雑草が生えてる斜面の奥まで綺麗に刈り取られています。
そこで咲くのは白いコブシ(辛夷)の花。実は上の画像はだいぶん修正してます。この日の午前中はイマイチ天候が悪く、本来なら家で過ごすつもりだった。けど突然のマンションの工事で、騒音から逃げての散策です。なので空の色が一部灰色です。たまたま見上げた角度だと本当に灰色。明度を上げて、カラーを強くして空とコブシの色が区別できるように工夫した。
野鳥の原っぱ。昆虫の森と隣接している。区切りに枝葉を柵のように積み上げて使われている。その柵の手前でヒメオドリコソウとハコベが咲いていた。
野鳥の原っぱの一角に黄色がある。
これはリュウキンカ(立金花)かな?
葉っぱの数がリュウキンカは5枚なハズなんだけど。多い〜。別の植物かもしれん。もしかしたら外来種のヒメリュウキンカかもしれないな。
この日は谷戸山公園のあちこちでこの黄色い花を見かけました。まだ色数の少ない公園で黄色の花がすんごく目立っていた。
野鳥の原っぱの向こうは昆虫の森。境に立ち枯れした木を丸太にして積んである。
トップ画像は野鳥の原っぱと田んぼの境で撮影。柊南天(ヒイラギナンテン)です。これも黄色い花だけど。綺麗に撮影するのは高難度。ムズいんじゃ!
ではでは田んぼへ。
枯れた荻の穂が揺れている。もしかしたらどこかの古民家で茅葺き屋根につかわれるんだろうか?今年の冬は本当に雨が少なかった。自然状態でもカラカラに乾いてるから刈り取ればすぐに使えそう。そこに大カマキリの卵を見つけた。
オオイヌノフグリです。このところ何度も撮影してる植物です。webの海を彷徨ってる途中で、このオオイヌノフグリは一日花で、今咲いてる花は今日だけ咲いてる。午前中に一番多く咲くと読んだのでもう十分なんだけど撮影することにした。
次は田んぼの畦を見てみよう。
いきなり知らない植物の登場です。
な、何かしら〜??なんとなく見覚えはあるんだけども。画像では分かりませんがだいぶん小さいです。花の直径2センチあるかないか。でも植物って植わってる場所で大きさは差があるからねえ?
もしかしてこれって??検索検索。
あった!まさかの花だった!!
コオニタビラコ(小鬼田平子):キク科に属する越年草の一つ。タビラコ(田平子)やホトケノザ(仏の座)ともいい。春の七草の一つとしても知られている。
湿地を好み、田や周囲のあぜ道などに多く生える。若い葉を食用とする。
最近ピンクのホトケノザを何度も紹介してますが、この黄色いのが本当の春の七草のホトケノザです。うわ〜〜、見たいと思ってたんだよね。あっさり見つかったわ。ただ調べるまで知らなかったので、実物を目の前にして感動は出来ないのが残念だ。
2021/3/5大和市ふれあいの森の引地川の土手にて撮影。一般的にホトケノザといえばこっちの草花が思い浮かぶ。
啓蟄〜。虫がいっぱいです。深緑色の甲虫です。何だろか?同じ葉っぱばかりに集まってます。
畦道。ナズナとオオイヌノフグリ。
カキドオシ(垣通し):シソ科の植物の1種。別名レンセンソウ(連銭草)、カントリソウとも呼ばれる。カントリソウは子供のかんの虫の薬にするところから。
間違ってました!
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔):ハエドクソウ科の多年草。別名サギゴケ。ただし白い花に限ってサギゴケということも。
和名は花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。
後日、相模原公園のせせらぎ地区で本物のカキドオシを見たので間違いに気づきました。(2021/3/22訂正しました)
ムラサキサギゴケは群落を形成してるのをよく見るけど、今年初めて見た。
去年の秋、田んぼの2つを荻やススキの畑となっていた。そのうちの一つを刈り取ってあり、そこにつくしが伸びてた。
見回すと、今年のススキ(もしくはオギ)の穂が出てます。これから私の背丈より大きくなるやつ。
では移動。湿生生態園に向かいます。(続く)
神奈川県は一都三県で継続されていた緊急事態宣言が今度の日曜、3月21日での解除が決定された。まずはめでたい。
んで?相模原市の現状は?と。市が発表している資料を見ると?
3月18日発表:コロナ陽性者17人。うち濃厚接触者は5人。うち感染元不明者は12人。
3月17日発表:コロナ感染死亡者3人(50−90代)
これはどうなんだろうなあ?昨日は木曜だったので、週間で一番発表の多い日なのでそこを割り引いてもさあ〜?これから卒業・入学・入社・そしてお花見。飲んで食べての機会が増える時期。桜も咲いたしな。まあ、気をつけるしかないよね。浮かれて酒を飲んだりしたら、心のタガが外れやすくなるし。気持ちが緩んでしまうと大きな声で話したりする。で、市中感染したらもう〜〜。ってなことだけは避けたいです。思えば昨年、この時期の連休で花見に出かけた人が多かった。そして月末には感染者が激増したのだ。き、気をつけよう。
とはいえ。
とはいえだ。
田舎に帰りたい。
親達に会いたい。
信じられないけども。去年の正月から戻ってないよ。
もう心配なんだ。そこをグッと我慢して。
我慢して。みんなが我慢したからさ。うちの田舎の香川県全体でもコロナ患者はこのところ0人〜3人程度に収まってるのだ。と自分を言い聞かせてきたけども。
緊急事態宣言も解除されたし。気を付けて。最寄りのJRの駅からタクシーか親に迎えにきてもらって。顔だけ見に帰ろうと思う。1泊だけしたらまた駅まで送ってもらって。なら許されるんではないだろうか?
ごめん。私一回帰りたい。香川の人に迷惑かけない。細心の注意をするからね。もう心が限界なんだ。私の場合「いつまで我慢すれば!?」は緊急事態宣言明けだった。
まだまだ迷いはあるけども。老親なの。1年以上戻れない日が来るとは思いもよらなかったの。迷い迷い迷う。人間とはいや私は迷い続けるのね。む、虚しいぜ。
*この記事は3月19日に投稿しましたが、掲載のカキドオシと紹介した草花が、ムラサキサギゴケと判明したので解説を一部訂正し、再投稿しました。
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