あられの日記

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カブトムシとコロナ

2020年07月30日 08時57分42秒 | 昆虫観察
2020/7/27午前の麻溝公園樹林広場にて。見頃のタマアジサイとノリウツギを楽しんだ後、移動中にまさかのタマムシ様と遭遇。一瞬の邂逅でしたが心がワクワク沸き立った。ならついでにと7月12日にカブトムシのオスがムシキング大会を繰り広げていた木に寄ってみたら、再びのムシキング大会が開催されてました。
観察観察〜。
カブトムシ様が蝶々に競り負けてます〜〜!!マジかぁ〜。
蝶々は最近一気に勢力を拡大しつつある特定外来生物指定のアカホシゴマダラです。こいつが日本に流入した経緯はわかってない。一説には蝶マニアによる放蝶が原因では?とのことですが、既に関東には定着してるように思います。だって、毎年どこかの公園でよく出会う。遭遇確率からすると、アオスジアゲハやジャコウアゲハより上。けど、まさかのカブトムシに負けない強さがあるとは!相模原では4連休の天候が優れず、昆虫たちも満足に餌を得られなかっただろうとは用意に推測できるのですが。
ちなみに、カブトムシVSアカホシゴマダラのムシキング戦のすぐ下では、もう一つのムシキング戦が展開されてました。
カブトムシメスVSカナブン。こちらは数の暴力でしょうか?カブトムシメスの方が体格は大きいのにもかかわらず、カブトムシメスは樹液場から追い出されてしまいました。なんか、木の下に落ちてったよ〜。カブトムシメスは小型の体格でしたが、まさかの敗戦でした。
満足して移動再開。
あれ?
じ〜〜〜〜!!!
もしかして、カブトムシVSアカホシゴマダラ戦をやってたのって、メスじゃなくてオス??
メスなら次代の卵を産んでカブトムシを増やしてもらわないとならんのでちょっと見るだけで満足してたけども?あれ〜??ツノがある気がする。
ちょい。
マジか〜。こんなに小さなオスなど初めてみたわ。
けどこれどうしょ?むむむむむ〜〜〜〜!!
あ。子供発見。前回のコクワガタ(もしかしてノコギリクワガタ)と同じように、遊んでる子供にプレゼントしようと軽い気持ちで決めたんだけどね。
これが。全くの予想外の展開になってしまい、当日(ブログ更新が途切れてる日です)は凹んでしまったのだ。

カブトムシ片手に得意げに子供連れの母親に近づく私。
「すみません〜、よろしかったらーーーーー」
声かけた若い母親は私を見ると顔色を変えて拒絶の構え。
もう手を開いて突き出し防御の姿勢です。
え〜と??
一応ソーシャルディスタンスは守ってるよ?
「む、むむむむ虫に触れないのでいりません!」
ハイ。そうですか。ごめんなさい。
親が虫嫌いだと子供も嫌いになるのは残念だなあ〜???
と。その場は肩を落として離れた私。
けどこれ、どうしょ?既に移動してて、カブトムシがいた木に戻るのは面倒臭い。ならさ、隣の相模原公園のこならの林に連れてこう!
歩きつつ、先ほどの完全拒否ーーーいや、そんなに甘い感じじゃなかったな。完全拒絶した母親について考える。
あれは怯えてた気がする。
子供に私を近づけたくなかったのかな?
〜〜〜〜〜ーーーー凹む。
相模原市ではここ連日コロナウイルス陽性患者の発表が続いてます。昨日、7月29日の発症者数は確か5人。こんな状況なので子供を守る母親としては、知らない人と接触したくはないハズだ。けどさ〜。でもさ〜〜。
カブトムシよ。お前はコロナウイルスついてないよね?私だってさ、ついてないハズだ。だって、外出時に人が近い時は常時マスクつけてるし。スーパーも郵便局もDIYの店も入る時は手を必ず消毒してるし。帰宅したら手洗いもやってるのよ?
でもさ、そんなの子供を守る母親には知ったことじゃない!先ずは感染しないことが優先なのね。わ、わかるけどさ〜。
むう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。なんか、世の中から余裕が消えた。優しさも日々すり潰されていく世界になってゆく。

そういえば、アベノマスクがまたまた騒動の元になってますね。
面白がって我が家に到着したアベノマスクを翌朝撮影した画像が残ってました。
これさ、相模原市南区にある我が家には2020年6月12日に到着したの。おそらく配布が日本全国で一番遅い地域だったと思う。
コロナが収まって、何年か経って「アベノマスク?そんなアホなプレゼントもあったねえ」と笑い飛ばせるようになった時に使おうと、アベノマスクの小ささがわかるように普通の使い捨てマスクと並べて、更に右手の30センチ定規を入れて撮影したのだ。
で、今まだアベノマスクを配ろう!そのために500億円の予算組みました!
医療関係者・介護関係者の皆さん今日から配ります!喜んでください!!
と。
お笑いのネタにもならんことをやるのが日本政府ですよ。
国民は呆れてる。
それは4月1日に安倍さんが「1世帯に2枚のマスクを配ります」と言った時、私はへ〜エイプリルフールのネタにしては悪趣味〜!と思いました。
けど、安倍さんが本気だと知った時、どう思いました?
日本!ヤバいっ!!
そう思った人があまりに多かったので、ミズノもシャープも職種を違えてでも、マスクを作って販売した。
ANAのスチュワーデスさんがミシン踏んでたニュースを笑う人はいなかった!
うちはマスクを作らない!と言ったユニクロだって使い捨てじゃないマスクを販売してる。まだ買えないけども。
一連の動きは4月1日に安倍さんが「1世帯に2枚の布マスクを配ります!」と誇らしげに宣言してなかったら、なかったと思うんだ。あまりに馬鹿げた事態に、「うちがやらないと日本が終わる!」と思った人が多かったからこそ。今、日本では使い捨てじゃないマスクをつけて街中を歩けるし、会社や学校にだって通えてる。
洗えて何度でも使えるマスクがその辺の店で手に入るのは日本だけかも?
アメリカのようにマスクが嫌い!な人の多い国は置いておこう。
けどさ、どうも世界ではコロナの第二波が始まった!とニュースでは言っている。そんな中、楽にマスクが帰る日本になったのはアベノマスクがあまりに酷かったからだと思うんだ。こんなむざんな性能・酷いデザインのマスクなど使いたくない!と思った日本人がいかに多かったか?自分で布マスクを手作りしてでもアベノマスクは使いたくないもんね。
まあ、そういう意味でアベノマスクの役割は終わったと思う。今更何千万枚も使わないアベノマスクを配るくらいだったら、予算の500億円だっけ?コロナに立ち向かいヘトヘトになったのにボーナスも出ない医療関係者や介護職の方に特別ボーナスを政府が支給すればいいんだ。第二波が始まってるのに、医療関係者のモチベーションが底辺じゃ戦えないよ?そこんとこ、政府の係りの人!わかってんの??

あ。コナラ林に着いた。どこか具合のいい木に。
樹液は出てなさそうだけど、コナラ林なら樹液を出してる木も見つかるハズ。アカホシゴマダラにいい勝負の強さしか持ってないカブトムシオスよ。元気でな。
気分は凹んだままだけども、もう少しウォーキングしないと。コロナ対策でステイホームしてたら太ったんじゃ!せめて早く3月下旬の体重に戻したい。一人ウォーキング再開です。
そういえば、道保川公園に行く途中、相模原公園沿いの道を走ってた時、いい感じのきのこが見えてたんだよね。あそこはまだ観察したことなかったなあ。行ってみよう!
ちなみに、上の記事はムシキングなカブトムシを見物した時の記事です。画像はカナブンを一払いした瞬間を撮影出来ました。本物の昆虫が樹液を巡り繰り広げるムシキング大会はとても面白いので見つけたら観察してみてね。

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