あられの日記

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丸亀京極家の大名庭園に近江八景

2024年04月06日 05時53分41秒 | 香川の公園
昨日投稿の樹齢600年の大傘松は樹齢300年の時に近江から移植したらしい。近江は京都の向こう、琵琶湖の周りなので丸亀藩からだと相当な距離がある。なんでそんな遠くからわざわざ??と思ったけど、答えは万象園にありました。
京極家の先祖の地が近江だったのですよ。ということは万象園の中央を占める池は琵琶湖なのです。いただいたチラシには「琵琶湖の近江八景になぞらえて、島を配置し帆(矢橋帰帆)、雁(堅田落雁)、雪(比良暮雪)、雨(唐崎夜雨)、鐘(三井晩鐘)、晴嵐(粟津晴嵐)、月(石山秋月)、夕映(勢田夕照)と銘した八つの島を配し、その島々を橋で結んだ池泉回遊式の大名庭園である」とあります。ここさ、今日は仕事で来れなかった滋賀県彦根市出身の大学時代のツレがいるのですが、彼女に万象園の設定を先に説明して案内すると喜ぶと思う。園内にはたくさんの花木があるので、季節を変えて散策すると2度目3度目の訪問でも楽しめると思うし。

では琵琶湖の島の散策開始です。トップ画像左奥に見える島は「夕映」です。
雁行橋を渡り琵琶湖へ。

上の画像左奥の島は「晴嵐」。右手の島は「月」建物は月の魚楽亭。赤い橋は観月橋かな?
夕映の島から月の島へ渡るところの小さな石橋の周りにたくさんの鯉がいた。東屋の名前が魚楽亭なので、ここで餌をやって鯉を寄せてるのだと思う。

右の建物が魚楽亭。琵琶湖には水蓮の葉っぱがたくさん浮いているので、夏には水蓮を楽しむ趣向なのだろう。

ちなみに東屋に掲げられていた扁額。趣のある文字ですね。

観月橋から月の魚楽亭を振り返る。

「晴嵐」は高く仕立てててあり、頂上付近に筆海亭と銘する東屋を設置。そこから「鐘」の島を見下ろす。中央奥に見えるは鐘に設置された弁財天です。
画像右手前に丸く仕立てた木々がありますね。これはおそらく躑躅か皐月だと思う。5月の連休の頃には花に彩られ撮影スポットになることだろう。

「鐘」の島から大傘松の隣にあった母屋(茶室)を望む。

右奥の建物が弁財天。チラシには「この弁財天は琵琶湖の竹生島の弁財天を分社したもので、知恵・弁舌・福徳の美神として代々の藩主の信仰を集めた」とある。
撮影したのは大岩が見事だったから。東京の清澄庭園や、岡山の後楽園など有名な庭には見事は岩があるものだ。この岩も見事だけれど「鐘」の島という設定なので近場でしか見えないのがちと残念。
さて、次は「雪」それから「雨」の島を抜けて園内に最近出来たうちわミュージアムに寄り道です。丸亀はうちわで有名なところなのだ。(続く)
余談:

昨日の朝、元耕作放棄地に人参の水やりに出かける。3月にここにニンジンとゴボウと大根を植えたのだが。雨の日が多かった割に芽の出たのは少なめで。特に人参の成績が悪く出ないところに種まきをしなおした。
人参はとにかく発芽を失敗しがち。なぜって芽が出るまで水分が常に必要だから。ということで、朝夕の1日に2度の水やりをやっている。
ふと?そういえば、ふれあい公園のソメイヨシノは見頃になったかな?と。前かごにジョウロを乗せて確認に行けば?
まさかの8分咲きになっとるやないか〜いい!
8分咲きを日本人は満開と称す。
ってなことですぐさま帰宅。ダンナに「花巡りに行こう!」と誘って不動の滝と琴弾公園に向かいました。
記事は後日の投稿予定です。

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