あられの日記

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国際基督教大学見学の文化財、泰山荘見学1

2019年11月18日 05時07分07秒 | レトロ建築
東京都文化財公開ウィークって知ってますか?普段見学出来ない都内の文化財が一斉に公開になるまさに特別な1週間なのです。そりゃあ歴史好きやらレトロ建築物好きが駆けつけるよね?けども大勢が見物に来られては、場所によれば狭かったり、文化財が古すぎで保存上よくないので、事前に人数と時間を限り申し込み。当選者のみ見学可。な文化財もある。そして公開日が集中するのが文化の日こと11月3日なんである。
今年もどこの文化財を見物に行くか?10月上旬から検討し、11月3日に見学申し込みしたのが、三鷹にある国際基督教大学内にある泰山荘です。ここ、以前から見たかったのですが、我が家のある相模原市からだと、交通アクセスがな〜。と躊躇してた場所でした。ところが、今年4月、桜散歩で国際基督教大学に隣接する野川公園から新撰組近藤勇の生家跡、調布飛行場、天文台を散策した折り、天文台前のバス停から小田急線の狛江駅まで直行バスがあると知りました。つまりだね。小田急相模原駅が最寄りの我が家から国際基督教大学までは1回乗換えで行けるんですよ。もうびっくり!!
往復葉書で申し込み。申し込み後の10月18日に帯状疱疹発症。凹む日々。そこに泰山荘特別公開ツアー11月3日11時よりの回当選通知到着。
なんとしても間に合わす!病気ってさ、患者のモチベーションなんだよな。真面目に軟膏を塗って、動くと悪化する水ぶくれの破れた左腰も極力動かずにいて、更に帯状疱疹にはタンパク質とビタミンを取れと言われたから、豆腐=タンパク質・りんご10キロ&みかん1箱=ビタミンをひたすら摂取して表面の皮膚の再生に努める。根性で11月3日に間に合わす。頑張った結果、見事11月3日には水疱瘡ウイルスを撒き散らさない程度になった。けども若いお嬢さんが多そうな大学に行くとあっては対策を取らねばならん。と、まだうっすら張っただけの左腰の患部はガーゼを厚巻きにし、上からガードルと服で抑えて外にウイルスが出ない状態にした。ここまでやって、11月3日は「小田急相模原駅発8時14分です」と、旦那に宣言したのに、タッチの差で予定の電車に乗り遅れた〜。やっちまったあ〜。
焦りながら時刻表を眺める。当初計画では小田急相模原駅発8時14分ー8時44分狛江駅着。もしかしたら、1本電車が遅れても狛江発8時59分のバスに間に合うんじゃないかな?ならば「狛江駅に到着したら、バス停まで走るから!予定のバスを逃したら、次は9時15分発になるから!」と旦那に宣言して到着前には扉の前に待機。
到着。急ぐ。
と?狛江駅はまさかのラグビーW杯押しの飾り付けにあふれていた。フラッグにマスコット人形などなど。理由は簡単。狛江駅から調布の東京スタジアム行きのバスがあるのです。ちなみに、私が乗車する小田急バス境91も東京スタジアムの側の天文台通りを通る。
撮影したい。けども時間が全くない。心残りだけども北口1番乗り場バス停へ。
あ!まだバスが停まってる。間に合う!
間に合ったあ〜。8時59発狛江駅。9時37分着西野バス停。
乗車時間が長いので、この時間を使いダンナに当選ハガキに書いてある泰山荘見学の心得を見せる。
1)悪天候の最は公開を中止することがあります。
2)集合場所は泰山荘現地です。
ツアーは表記時刻より開始いたしますので遅れないようにお越し下さい(大学構内は広いので、時間に余裕を持ってお集まりください。なお、ICU(国際基督教大学)構内バス停より徒歩15分かかります)
3)ツアー中の写真・ビデオの撮影は、安全確保のため固くお断りします。
4)足場が悪いので歩きやすい靴でご参加ください。ヒールの靴は苔を痛めますのでご遠慮ください。
5)高風居(一畳敷)を含め、外観のみの見学になります。
6)ご来場の最は本状(当選ハガキ)を受け付けにお出しください。
9時37分、定刻で西野バス停に到着。バスは時刻表通りに走らないからと早めのバスに乗ったのですが、まさかの正確さ。びっくり!
さて、西野バス停は実はICUの正門の最寄りバス停ではありません。次のバス停です。こちらは北門に近いバス停です。実は集合場所の泰山荘は広い大学構内の端っこにありまして、(トップ画像の大学構内図で言えば左上)どうせ構内が広いならば、点在するレトロ建築も見たいんです。幸い集合時間は11時。1時間以上もある。ってなことでICU北門到着。まずは構内図をゲット。実は見学日はICUの大学文化祭と重なっていて、一般人も見学に訪れるのです。ラッキー。
さて、レトロ建築物は?
最初はレーモンド設計(2000完成)のアラムナイハウス。

隣接するのは。
レーモンド設計(1978年完成)の本部棟。
進み、ようやくテントが並ぶ場所に到着。文化祭の雰囲気が漂い始める。
ヴォーリス設計1954年完成。レーモンド1960年増築の大学礼拝堂。
入り口で年配の男性が招いてる。何かしら〜?と?礼拝が10時半からあるようで、聖歌隊が歌の練習をしていた。しばらく見学。けども礼拝が始まってから席を立つのは失礼になるので、礼拝が始まる前に出る。大学礼拝堂の辺りはテントが多い。
礼拝堂の全景を写せる場所を探しつつ進んだけど木が多すぎる。無理。
ばか山の名のついた画像手前の小山と奥のあほ山。一番テントが多かった。画像左奥に見えるテント。左手に本館があり、内部の各教室ではサークルの発表がある。
ヴォーリス設計(1959完成)のシーベリー礼拝堂。
先へ進むと森だった。ICUは本当に広いなあ。私が卒業した大学は、京都市内にあったので、敷地がとても狭かった。ビルが並ぶように建ってたものなあ。
集合場所の泰山荘に10時30分到着。
奥のテントで受け付け。待ち時間の間に、受け付けでいただいた泰山荘必携の冊子を読む。テントでは募金を募っていた。ICUでは泰山荘の歴史的価値を認識し、より良い状態で保存していくため毎年補修を続けてる。その費用の募金です。「500円以上募金された方にはA4クリアファイルをプレゼントしています」500円か?持ってたっけかな?財布の中に500円玉はなかったので、1000円募金したら、クリアファイルもだんなの分合わせて2枚いただいてしまった。ラッキー。
A4クリアファイルにプリントされているのは、一畳敷の内部。ここが文化財のキモの建物。見物はできるけども入れない&撮影できない。A4クリアファイルは大学博物館の湯浅八郎記念館でも販売しています。長くなったので明日に続きます。明日はいよいよ泰山荘の見学です。

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