先日、
熊本市議の子連れ市議会出席
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/05ebe8b1caa49eed6dddcddc7c74b817
を書きましたが、この熊本市議会議員が生後7か月の子供を議会に連れてきたことに、賛否の声が上がっていますが、賛否云々ではなく、
「マスメディアも、どうして、議員の夫(赤ちゃんの父親)のことについて言及しないのだろうか?「母親だけが子供の世話をしなければならない」という前提こそが問題」
という声が上がっていました。
これ、盲点でした。
そういえば、こんななぞなぞ(固定観念テスト?)があります。
ある腕利きの外科医が、大学病院に勤めていました。
ある日、たいへんな手術を無事成功させたその医者が控室に戻ると、看護師から緊急の連絡が入りました。
「先生、交通事故で大けがをした人が運ばれてきました。緊急のオペをお願いします。
事故にあったのは2人で、父親と息子さんのようです。
息子さんはまだ息がありますが、父親は即死だそうです・・・」
「わかった、すぐ行く!」
その医者は疲れた身体にムチを打ちながら、急いで処置室に向かいました。
するとそこには、まだかろうじて息があるという男の子が横たえられていました。
しかしその子の顔を見たとき、医者は愕然としました。
なぜなら、その子は医者の息子だったからです!!
しかし、父親は確かに即死したとのこと。
一体どういうことでしょうか?
(「新米パパの小さな発見手帳」さんの記事からコピペさせてもらいました。
http://nerino.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-b08a.html )
答えは、「この脳外科医は女医」です。
もう今の人達はこのなぞなぞの答えはすぐにわかり、むしろ「なんでこれがなぞなぞなの?」と疑問に思う人が多いのではないか、と思います。
つまり、職業の面では男女の役割の固定観念が崩れてきているわけですが、今も多くの人が「子供の面倒は母親だけがみるもの」(ついでにいえば「家事は女性の仕事」というのも)という固定観念にとらわれたままということ・・・ですね。
なお、熊本の市議さんはシングルマザーではありません。
欧米の子連れで議会に登場している議員さんたちについては、シングルマザーかどうかはわかりません。
追記:
私は熊本の市議の行動は先に書いた通り、あまり肯定的に捉えていませんが、彼女は批判されるべきとも思いません。
彼女の行動を非難する熊本の市議会の方々は、まず先に、彼女の声を無視し続けた自分達のことを反省をすべきだと思います。
それで被害を受けているのは独身女性や男性たち。
生まない人生を選ぶ人もいるのだからお互い様というのは通用しない。
職場の人に迷惑をかけてでも子育てしながら働く権利を認めるなら、仕事以外の人生の目標(趣味を発展させて仕事にしたい人など)の権利も認めてほしい。
子育てママはたくさん休む権利が認められてるけど、それ以外の人は休むことも許されず仕事に人生を捧げることが良しとされる風潮は不公平。
働きたくて働いてるわけじゃない。生活のために止むを得ず働いているんだから。
子供だって強制的に生ませられたわけじゃない。望んで産んだんだから。
出産育児だけが仕事以外で世の中の役に立つ行為という考え方はおかしい。
子供がいなくてもボランティア活動などで仕事以外で役にたってる人はたくさんいる。
が、同時に、権利を主張する人達の裏で不利益を被る人達がいることを絶対忘れてはいけないと思います。
働くママもいろいろで、子供にかこつけて無責任な仕事をする人もいれば、周りに気兼ねしながら子供を犠牲にしている人もいます。
(若い頃、隣の部で働いていた同僚女性は、子供が具合が悪いのに仕事を休めず、子供が障害を負いました。)
皆が、相手の立場に立てられないで対立ばかり・・・不毛です。
モカさんのコメントをそのうちブログで取り上げさせてください。
お嫌だったら、そうコメントください。(お返事は非j表示にします。)