10月のトリノ行き決定を知らせたミラノのリアーナさんとトリノのルイジさん、大興奮の様子でメールをくれました。
その後ルイジさんは、
「僕の家に泊りにおいでよ。これは命令、「ノー」なんて言わせないよ。
僕は親切だけで言っているんじゃなくて、これは僕自身が、君たち夫婦と数日家で過ごすことにとても興味があるからなんだ。
トリノにいる間、君は僕の家で日本食を作って、僕はイタリア料理をご馳走しよう。たくさん日本の話を聞かせてよ。」
と、自宅の写真をたくさん添付した上、言ってくれてきたので、
「ありがとう。ルイジさんのお宅は本当に素敵で居心地がよさそう。でも私たちはホテルを既に予約してしまっているのと、夫がちょっとシャイなので、お気持ちだけ頂くわ。
その代わり、日曜にミラノの友人カップル、あなたの日本語の先生のスマレ先生などを交えて、あなたの家でパーティをするのはどう?
ミラノの友人たちがどういうかわからないけど、もし彼女達が土曜の晩にトリノに泊れるようなら、一泊彼らを泊めてあげて欲しいの。
このメールを、ミラノの友人リアーナさんにもそのまま転送するから、コンタクトをとって聞いてみてください。」
と返事。
そして転送メールを受け取ったリアーナさんはルイジさんと私宛にメールをくれ、イタリア語でルイジさんに、
「ゆかりは、すばらしいプランを立ててくれているわね。
もし、私たちがお邪魔でなければ、日曜日に是非伺わせて欲しいわ。
でも、私はもう英語を大分忘れてしまっていることもあるし、泊らないで日曜だけ伺ってよい?」。
と書き、私には「ゆかり、あとでメール書くわね」。
これを受けて私は、
「リアーナさん、大体言っていることは(伊英翻訳ソフトを使って)わかったわ。
日曜日にそれでは会いましょう。
英語については、2008年、フィレンツェであったときに、私の英語のレベルは知っているでしょう? ルイジさんも、私と同程度。全く心配しないで。」
その後ルイジさんからリアーナさんと私(そしてマッシモ先生にもコピー配信)に
「待ってよ、僕が返事を書く前に話を進めないで。
リアーナ、僕の英語はこの通りひどいものさ。英語ができなくてもイタリア語でおしゃべりできるし、(ゆかりとの会話は)ボディラングエージで大丈夫だよ。
本当にあなた達に泊ってもらうのは問題ないし、そうしたら土曜の夜に、日本料理とイタリア料理のパーティをしよう。
ゆかりも、このプラン、どう?スマレ先生も僕もとても君に会えるのを楽しみにしているよ!」
と書き、最後にイタリア語でリアーナさんに、
「あなた達は、アルコールは大丈夫?
ミラノに僕が行ったとき、案内してくれるとうれしいな」。
こんな調子で話が進んで、現在私はトリノで何を作ろうか頭を悩ませながら、本当にうきうき気分。
この話を、ルイジさんのペンフレンドでもあるきょうこさんにしたところ、
「楽しそう。私もその場に行けたらよかったのに。
それにしても(他の話を聞いていても)、ゆかりさんの周りは皆フレンドリーで、そして国籍、年齢、性別を超えて自然に交流ができるのはうらやましいわ。」
とのコメントをくれました。
私自身、確かにフレンドリー、バリアフリーで人付き合いができますが(これは、若い頃の職場の環境で慣らされた部分がありますが、その後、ボランティアセンター、シルバー人材センターで、さまざまな世代の人とのふれあいの愉しさを知ったことで磨きがかかったようなもの。こんな私も学生時代は消極的で、知らない人と話をするのが苦手でした。)、むしろそれは私ではなく、そういう友人達がいるからこそ、です。
今回の旅行、実は行き先が二転三転していて、ドイツのバークハルトさんや、スペインのベゴーニャさんにも相談していましたが、二人も「本当になんでこんなに親切でフレンドリーなの?」と思えるほどの提案をしてくれてきました。
ちなみに、バークさんに、ドイツ滞在が短くて会えなくなったことを伝え、
「本当に、ころころ提案を変えて、時間をとらせてしまいました。私のわがままを許してくださいね。」
と書いたところ、
Never mind! That’s what friends are for!
It would be my pleasure to help.
Whenever you have settled all obstacles, let me know.
I am convinced, we will pick something nice.
I am selfish, my goal is to see you again! :-)
との返事が。
感激でした。
関連:
『トリノのルイジさんとスマレ先生』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20120215
『イタリアの友人』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20071118
『フィレンツェで腕を組んで』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20081231
※トリノ在住者、もしくはトリノに10月中いらっしゃる方、よかったら連絡ください。