故忌野清志郎が1988年にこのような歌を作っていたそうです。
本日の東京新聞によれば、この曲のシングル版と曲を収めたアルバムはその年の6月に突然発売中止になりました。
これは、「発売元のEMIに出資する東芝が、原子力発電の有力メーカーでもあったから」という人もいるとか。
Summer Time Blues
http://www.youtube.com/watch?v=MIbrxhv_s_M
“暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ 何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース
熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ 誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース
寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ 根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース
あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース
電力は余ってる 要らねえ、もう要らねえ
電力は余ってる 要らねえ 欲しくない”
なお、日本の原発は現在54基(全体の3割でこれだけある!工業国とはいえ・・・)です。IAEAの2010年の資料を日本語で分りやすく説明してくれているサイト(Memorva)を貼り付けます。
http://memorva.jp/ranking/world/iaea_nuclear_power_reactor_2010.php