BBC
英下院、ブレグジット協定を歴史的大差で否決 内閣不信任案の採決へhttps://www.bbc.com/japanese/46886527
メイ英政権、19票差で信任獲得 ブレグジット協定代替案の協議へ
https://www.bbc.com/japanese/46900478
英国のEU離脱、日本のマスメディア(おそらく西側のマスメディアも)は、「離脱反対派は良識派」「離脱賛成派はナショナリスト」という単純化した報道をしているところが多いのではないかと思います。
英国に限らずEU内のEU懐疑派の政権は「極右」あるいは「ポピュリスト」、EU離脱を望む人達は「EUの恩恵を受けていない人のひがみ」「移民、難民嫌いのナショナリスト」と懐疑派、と見下されています。
これは、「トランプの支持者はナショナリスト、トランプ不支持派は良識派」という単純化をマスメディアがしていることと似ています。
私が目にした限りでは、EU自体の問題を指摘する一般人の声を届けることさえほとんどない-昨日のニュース番組の一つで、やっと、「EUは独裁だから英国はEUを離脱すべき」という、EU批判をする中高年女性の映像がやっとでてくるくらいです。
「神聖なEU」の良い面悪い面、EU残留のデメリットもバランスよく報道してほしいものです。
(日本のメディアは、良識的離脱派をもっと取り上げてほしいです。)
さて、ところで肝心の英国のEU離脱ですが-
英国のEU離脱を労働党政権は反対しているものの、その反対している政権の党首は(実は個人的にはEUに興味を持っていないと分析する人もいる)コービン党首。
メイ首相が挫折しない限り、英国はEU離脱に道を進むことになるのではないでしょうか。
ウィキペディア
ジェレミー・コービン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%B3
ブルームバーグ(2018年9月26日)
英富裕層が恐れるのはコービン労働党政権の誕生-EU離脱より怖い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-26/PFN5H36K50XT01