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「乗っ取られたホロコースト」-3(1997年イタリア映画『メモリア』)

2024年03月29日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

イタリアのアウシュビッツ生還者はリリアーナ・セグレ以外にもたくさんいました。

彼らの証言を放送するドキュメンタリー映画が、1997年に作られていました。

MEMORIA (youtube.com)

Memoria (film 1997) - Wikipedia

『メモリア』はルッジェロ・ガッバイ監督の1997年の映画です。 この映画は、アウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所から生き残った93人のイタリア系ユダヤ人の証言を集めたドキュメンタリーである。 この本は、マルチェロ・ペッツェッテ​​ィとリリアナ・ピッチョットの主題と歴史的研究に基づいて、ミラノ現代ユダヤ人文書センター[1]と協力してフォルマ・インターナショナルによって制作されました。

この長編映画は、アウシュヴィッツ絶滅収容所から生き残ったイタリア系ユダヤ人たちの証言を集めたもので、イタリアの都市での捕虜から装甲車での追放、愛する人たちの到着と別れ、収容所での生活、解放、そして困難な帰還に至るまでを収録している。

 

 プロット

プリモ・レーヴィ著『もしこの人が人間なら』から引用したジャンカルロ・ジャンニーニによるいくつかの朗読が紹介され、アウシュヴィッツ絶滅収容所から投獄されたのと同じ場所に連れ戻された数人の生存者の証言が掲載されている。 収容所で耐えた苦しみの証言に加えて、1938年の人種法によって受けた屈辱と剥奪、そしてイタリアで起きた隔離と捕虜に関する経験も語られる。

映画の中で語られる生存者の証言は、シュロモ・ヴェネツィア、ルビノ・ロメオ・サルモニ、ネド・フィアーノ、アイダ・マルチェリア、レオーネ・サバテッロ、リリアナ・セグレ、アルベルト・ミエリ、ゴティ・ハースコヴィッツ・バウアー、セッティミア・スピッツィーノ、ピエロ・テッラチーナ、サバティーノ・フィンジ、エリサ・スプリンガー 、アルベルト・セド、マリオ・スピツィッチーノ、リナ・ナヴァロ、ヴィルジニア・ガッテーニョ、ドーラ・ヴェネツィア、ライモンド・ディ・ネリス、マチルデ・ベニアカル、アレッサンドロ・クルー、ドーラ・クライン、ルイージ・サジ、エレナ・クーグラー。

(Shlomo Venezia, Rubino Romeo Salmonì, Nedo Fiano, Ida Marcheria, Leone Sabatello, Liliana Segre, Alberto Mieli, Goti Herskovits Bauer, Settimia Spizzichino, Piero Terracina, Sabatino Finzi, Elisa Springer, Alberto Sed, Mario Spizzichino, Lina Navarro, Virginia Gattegno, Dora Venezia, Raimondo Di Neris, Matilde Beniacar, Alessandro Kroo, Dora Klein, Luigi Sagi ed Elena Kugler.)

(後略)

 

追記:

こうして捕まってアウシュビッツに送られたユダヤ系イタリア人がいた一方、ユダヤ系ドイツ人だったウルズラ・ハーシュマン(ヒルシュマン)が戦時中、捕まることもなかったのはなぜでしょう?

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