飛行機に乗る際、キャリーケースにバンドをつけて預けたけれど、到着後には消えていた<空港トラブルエピソード> | TRILL【トリル】 (trilltrill.jp)
初めてアメリカに旅行したときのこと。 キャリーケースにバンドをつけて預けていましたが、到着後に届いた荷物はバンドが消えていました。 ドキドキしながらバゲージクレームの場所に行き、拙い英語で説明をしたところ、言われた言葉が「私たちは荷物に責任は負うけど、バンドには負いません。(何もしません)」でした。海外の洗礼を初めて受けた出来事で、いまだに忘れられません。 (32歳/会社員)
2012年は、大学生の私の息子もつれてドイツ、イタリアを旅行しました。
このとき、フランクフルトからフィレンツェに移動し、ターンテーブルで荷物を待っている間、息子がつけていたスーツケースベルト(バンド)とよく似たベルトをつけたスーツケースが回ってくるのに気が付きました。
乗ってきた飛行機には日本人は私たち(総勢4名)のほかに、二人くらい。
息子のスーツケースは義母のスーツケースでベルトもそのまま借りたもので、「有名メーカーものでないのに、海外でも同じようなものが売っているんだな」と思いながらも4人は荷物をピックアップして、そのまま空港からホテルまでタクシー移動。
ホテルに着いたとたん、息子が、
「僕のスーツケースのベルトがない!」
普通だったら飛行場で荷物を引き上げた時気が付くのに、うっかり物の息子はベルトのあるなしに気が回らなかったよう。
あのターンテーブルの上の他人のスーツケースについていたベルトこそ、息子の(義母の)ベルトだったのでしょう。
息子が緩くベルトをつけすぎたのか、セキュリティで邪魔なので係員がベルトを取ったのか、そのどちらかで、「べルトを間違って他のスーツケースにつけられた」と考えるのが妥当そう。
はるか昔にスーツケースの鍵が開いてベルトでどうにか全開を免れたことがある私は、旅行中スーツケースベルトを探して購入しました。
(リナシェンテ(デパート)にスーツケースやベルトが売っていました。おそらく空港ではベルト位であれば日常茶飯事、荷物を壊されたりもよくあるのでしょう。
フィレンツェにはスーツケースや荷物をビニールテープでぐるぐる巻きにしてくれる商売がありましたが、見ていた限り、スーツケースを巻いてもらったのは、ブランド物のようなスーツケースを持った北アフリカまたは中東系の若い女性だけ、一緒に行った友人もそれを見てビニールを巻いてもらいましたが、それはスーツケースでなく、お土産の段ボールを乗せたカートの方でした。)
飛行機でスーツケースを壊されてまるごと弁償してもらった友人は2人(ルフトハンザ、フィンランド航空)いますが、スーツケースが閉まって雨水がしみ込んだりしなければ補償もされず泣き寝入りが普通なんでしょうから(←ANA便利用でスーツケースのキャスターのタイヤを支える部分に1センチくらいの穴が開いての問い合わせによる。)、ベルトは当然補償もされないでしょう。
スーツケースを紛失されないだけまし、と思うべきか。
参考: