『オウム真理教事件と解離性障害 中川智正伝』は中川智正さんの巫病について詳しく書かれてあり、非常に興味深い本です。
昭和63年(1988年)2月10日に起きた中川智正さんの神秘体験の続きです。
昭和63年(1988年)2月10日に起きた中川智正さんの神秘体験の続きです。
クンダリニーの覚醒の後、窓から外を見、部屋の中をうろうろして、また座って目をつぶった。 目をつぶっても、まだ目の前は真っ白に光っていました。
「えっ、まだある」
と思って、あっけにとられていると、
「昇ってこい」
という男性の声が自分の心臓の中から聞こえました。
「えっ、えっ、何、今のは」
また恐怖に陥っていると体の中の光が胸から頭頂へと上に昇り始めました。この時にも視野が二つあって上から胸を見下ろすものと、目の前が真っ白になっている視野でした。二重に重なって見えるのではないのですが、視点が二つあって、どちらも見えていました。大画面の映像全体を一度に見ている状態に近いでしょうか。それから頭頂に光が昇り切って、全身が硬直し、小刻みにぴりぴりと震えました。やはり男性の声で、
「お前はこのために生まれて来たんだ」
という声が心臓からしました。
電気が目の前でスパークしたかのように明るくなって続いています。そして私は突然、自分はなんと無駄な人生を歩いてきたんだろうという思いが何の脈絡もなく心の奥底から浮かび上がってきて、涙を流していました。自分に異変が起こっているのはよくわかっているのですが、それが制御不能だったのです。何でこんなことを考えるのだろうと思いつつ、今までの人生が全く無意味であるという感覚もあったのです。
また、光が頭頂に届いた瞬間に、性器に強い快感がありました。射精をした時の感覚というよりも、何か高いところから落下して尾骶骨を打った時のような衝撃があって、快感には違いないのですが、強烈すぎて何度も経験したいと思うようなものではありませんでした。
「えっ、まだある」
と思って、あっけにとられていると、
「昇ってこい」
という男性の声が自分の心臓の中から聞こえました。
「えっ、えっ、何、今のは」
また恐怖に陥っていると体の中の光が胸から頭頂へと上に昇り始めました。この時にも視野が二つあって上から胸を見下ろすものと、目の前が真っ白になっている視野でした。二重に重なって見えるのではないのですが、視点が二つあって、どちらも見えていました。大画面の映像全体を一度に見ている状態に近いでしょうか。それから頭頂に光が昇り切って、全身が硬直し、小刻みにぴりぴりと震えました。やはり男性の声で、
「お前はこのために生まれて来たんだ」
という声が心臓からしました。
電気が目の前でスパークしたかのように明るくなって続いています。そして私は突然、自分はなんと無駄な人生を歩いてきたんだろうという思いが何の脈絡もなく心の奥底から浮かび上がってきて、涙を流していました。自分に異変が起こっているのはよくわかっているのですが、それが制御不能だったのです。何でこんなことを考えるのだろうと思いつつ、今までの人生が全く無意味であるという感覚もあったのです。
また、光が頭頂に届いた瞬間に、性器に強い快感がありました。射精をした時の感覚というよりも、何か高いところから落下して尾骶骨を打った時のような衝撃があって、快感には違いないのですが、強烈すぎて何度も経験したいと思うようなものではありませんでした。
目をあけてあたりを見回すと夜で、電気をつけるといつも通りの部屋だった。
私の身にこんな大変なことが起こっているのに、この世界はどうして何も変わっていないのだろうと思いました。自分がこの世界の時の流れから外れて別の時間を過ごしているように感じ、また自分はここにいるんだけれど周りから切り離されているような感じがありました。
頭に熱間があったので触ってみると、頭頂部が熱くなって盛り上がっていました。
「えっ」
と思ったのですが、間違いなく盛り上がっていました。そればかりか床に座って頭部に触れて確かめていると、私が触っているうちにまた盛り上がりました。考えられないことだったので私はひどく混乱してしまいました。
頭に熱間があったので触ってみると、頭頂部が熱くなって盛り上がっていました。
「えっ」
と思ったのですが、間違いなく盛り上がっていました。そればかりか床に座って頭部に触れて確かめていると、私が触っているうちにまた盛り上がりました。考えられないことだったので私はひどく混乱してしまいました。
広瀬健一さんも「熱くない気体のようなものが上昇しました。これが頭頂まで達すると圧迫感が生じ、頭蓋がククッときしむ音がしました」と書いています。
もっとも、中川智正さんが後日、寮の後輩に頭が盛り上がったと頭を触らせると、「いや、そんなことないと思いますよ」と首をかしげたそうです。
この体験以降、この世界で流れている時間と自分の中で流れている時間が違っている感覚や、この世が風景画のような起伏のない別の世界になってその中で自分が浮き上がっている感覚が始まりました。この世界を今までとは全く違うものと感ずるようになってしまったのです。つまり日常の中で体の中を光が昇っていく体験をして、また日常に戻ったのではなく、この体験を契機にして、私からすれば全く別の世界の中での日常が始まったのです。
医学書を調べ、統合失調症や側頭癲癇の発作、脳腫瘍ではないかと考えた。
次の朝、目を醒ました時、昨日あったことは夢ではないだろうかと思いました。もう一度、目をつぶってみました。まだ目の前が薄ぼんやりと明るくなってました。
「ああ、まだある。もうやめてくれ」
と思いながら起床しました。
いつもと同じ世界なのですが、自分はそこから浮き出していました。自分の皮膚と周囲の間に膜があって、自分がそこにいることや、時間が流れていくことにも違和感があるのです。
「ああ、まだある。もうやめてくれ」
と思いながら起床しました。
いつもと同じ世界なのですが、自分はそこから浮き出していました。自分の皮膚と周囲の間に膜があって、自分がそこにいることや、時間が流れていくことにも違和感があるのです。
部屋でじっと座っていると、目の前で映像が流れはじめた。
麻原氏があぐらのような座り方をしていました。前でひざまづくように座り、麻原氏の組んだ脚に頭をうずめるような動作をしていました。
朝に食べた物を思い出すような感じで、前生で麻原彰晃の弟子だったという記憶が出てきて、否定しようとしても否定できない。
さらに突拍子もないことが次々起きます。
寮の近くの道を歩いていると、犬を連れた女性が歩いていたのですが、犬が女性にじゃれつきながら
「好きです、御主人様」と、声を出しました。
いつの間にか私はもう一人の知人と海の中に浮かんでいました。船の助けが来て、その船の方に人を押しやって、さあ、自分が助かろうと思ったら、私は水を飲みながら沈んでしまいました。本当に水を飲んで口からぶくぶくと泡を出して溺死していく感覚がはっきりとありました。暴走族のオートバイが走ってきて爆発したようなブーンバキューンという音がして、気が付くと自分の部屋でした。
休んでいると上半身が裸の屈強な男性が私の頭の側に座ってました。それは姿・形こそ違っていましたが麻原氏でした。そしてニコニコと笑いながら、私の首を絞めるのです。自分と麻原氏の前世だと分かりました。
夜寝てると、自分の体から別の自分が分離して浮き上がって、天井にぶつかって戻りました。
味がしなくなった酒を飲もうとすると、耳元に
「無駄な人生、無駄な人生」
というささやき声が聞こえてきました。
「好きです、御主人様」と、声を出しました。
いつの間にか私はもう一人の知人と海の中に浮かんでいました。船の助けが来て、その船の方に人を押しやって、さあ、自分が助かろうと思ったら、私は水を飲みながら沈んでしまいました。本当に水を飲んで口からぶくぶくと泡を出して溺死していく感覚がはっきりとありました。暴走族のオートバイが走ってきて爆発したようなブーンバキューンという音がして、気が付くと自分の部屋でした。
休んでいると上半身が裸の屈強な男性が私の頭の側に座ってました。それは姿・形こそ違っていましたが麻原氏でした。そしてニコニコと笑いながら、私の首を絞めるのです。自分と麻原氏の前世だと分かりました。
夜寝てると、自分の体から別の自分が分離して浮き上がって、天井にぶつかって戻りました。
味がしなくなった酒を飲もうとすると、耳元に
「無駄な人生、無駄な人生」
というささやき声が聞こえてきました。
このようなことが二日くらいの間に起きた。
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