知人から教えてもらったニュースです。
死刑囚の手紙のやりとり漏えい、国に賠償命令 名地裁
名古屋拘置所の収容者と手紙をやりとりしたことを同拘置所の職員が第三者に漏らしたとして、東京拘置所に収容されている死刑囚が、慰謝料として国を相手に10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、名古屋地裁であった。加島滋人裁判長は「(死刑囚の)プライバシーや通信の秘密が侵害された」と認め、国に8万4千円の支払いを命じた。
訴えていたのは、埼玉県で1993年、愛犬家ら男女4人が殺害された事件で、殺人罪などで死刑が確定した風間博子死刑囚(57)。
判決によると2007~08年、名古屋拘置所の職員(当時)は、風間死刑囚らが手紙のやりとりをしたことなどを計14回、名古屋拘置所の別の収容者に、漏えいした。
職員は11年、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検され、辞職した。
名古屋拘置所は「判決内容を厳粛に受け止め、内容を精査し、関係機関とも協議の上、適切に対処したい」とのコメントを出した。(中日新聞7月4日)。
名古屋拘置所の収容者と手紙をやりとりしたことを同拘置所の職員が第三者に漏らしたとして、東京拘置所に収容されている死刑囚が、慰謝料として国を相手に10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、名古屋地裁であった。加島滋人裁判長は「(死刑囚の)プライバシーや通信の秘密が侵害された」と認め、国に8万4千円の支払いを命じた。
訴えていたのは、埼玉県で1993年、愛犬家ら男女4人が殺害された事件で、殺人罪などで死刑が確定した風間博子死刑囚(57)。
判決によると2007~08年、名古屋拘置所の職員(当時)は、風間死刑囚らが手紙のやりとりをしたことなどを計14回、名古屋拘置所の別の収容者に、漏えいした。
職員は11年、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検され、辞職した。
名古屋拘置所は「判決内容を厳粛に受け止め、内容を精査し、関係機関とも協議の上、適切に対処したい」とのコメントを出した。(中日新聞7月4日)。
この職員は他にも情報漏洩を繰り返したとして停職6か月の懲戒処分を受けているとのこと。
死刑囚が手紙のやり取りをしていることを刑務官が第三者に話したということで書類送検されるとは知らなんだ。
で思ったのが、「週刊新潮」の「「オウム死刑囚」13人の拘置所ライフ」という記事にある「東拘関係者」のこと。
どう考えても刑務官以外にあり得ない。
その死刑囚がいるフロアを担当している刑務官を調べたら、誰が情報を流したかわかるはず。
もうすでに何らかの処分を受けているのだろうか。
ちなみに風間博子死刑囚は冤罪を主張している。
風間博子死刑囚が共同正犯だと供述した共犯者は、公判では「博子さんは無実だと思います」「人も殺していないのに、なんで死刑判決が出るの」と言っているそうです。