ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

かなひろいテスト

2008-11-14 23:02:36 | 健康

久しぶりに会った知人は75歳になったと言う。少し痩せていたが、相変わらずきれいだった。「娘と二人で住んでいて、テレビのお守だけなので、物忘れがひどくなって・・・。」という話しだった。「物忘れは同じだよ~~~」と笑ったが、自然な老化によっておこる「もの忘れ」とは違い、「老人性認知症」や「痴呆」「アルツハイマー病」は病気、若いからと安心もしていられなく、医師の診断が必要になる。そんな話しに及んだ。

よく痴呆は治らないといわれているが、軽いうちなら治る可能性があるそうだ。ご存知の方も多いかもしれないが、その早期発見に役立つ「かなひろいテスト」

前頭前野機能が低下してくることに注目し、浜松医療センターの先生によって開発されたもので、簡単に痴呆度合いがわかり、ゲーム感覚で素人も楽しめるし興味深い。

「いたずらおばけ」のお話しが全てひらがなで書かれている。

イギリス民話で、瀬田卓二再話(福音館)より抜粋されたものであるが、内容は、貧乏でも欲をかかず、だまされたことも「ついていた」と考える前向きなおばあさんが主人公の、ほほえましい心温まるお話しであるが、ひらがなばかりの文になるとかなり読みにくい。

正答数の数で、”年齢別境界値”この値以下なら機能低下が認められるので、医師に相談したほうがいい様である。  

年齢別境界値

 20歳代:30    30歳代:29    40歳代:21    50歳代:15   

 60歳代:10    70歳代:9    80歳代:8

さあ、やってみますか?  

でてくるひらがなの「あ、い、う、え、お」をすべて抜き出してください。

 「むかし あるところに ひとりぐらしのおばあさんが いて、としを とって、びんぼうでしたが、  いつも ほがらかに くらしていました。ちいさなこやに すんでいて、きんじょの ひとのつかい  はしりを やっては、こちらで ひとくち、あちらで ひとのみ、おれいに たべさしてもらって、  やっと そのひぐらしを たてていましたが、それでも いつも げんきで ようきで、なにひとつ  ふそくはないと いうふうでした。   ところが あるばん、おばあさんが いつののように にこにこしながら、いそいそと うちへ  かえるとちゅう、みちばたのみぞのなかに、くろい おおきなつぼを みつけました。「おや、つぼ  だね。いれるものさえあれば べんりなものさ。わたしにゃ なにもないが。だれが、このみぞへ  おとしてったのかね」と、おばあさんが もちぬしがいないかと あたりをみまわしたが、だれもい  ません。「おおかた あながあいたんで、すてたんだろう。そんなら ここは はなでも いけて、  まどにおこう。ちょっくら もっていこうかね。」こういって、おばあさんは つぼのふたをとって、  なかをのぞきました。」  

 誤答数(●「あ、い、う、え、お」以外の文字につけられた○印の数。●○印をつけわすれた「あ、い、う、え、お」の数の合計)が多すぎる場合や、意味が何にも取れていないような場合は不合格になるようである。

まだまだ大丈夫でしょう。

   

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