昨日から中国産の輸入冷凍食品から殺虫剤成分が検出された問題で、ジェイティフーズ、味の素冷凍食品、江崎グリコ、加ト吉がてんやわんやの様相を呈している。我が家はコープ商品を毎週配達してもらっているので、何か該当するものが無いか冷凍庫を確認した。幸いにも若嫁の所にも該当する商品は無かった。皆さんの家ではどうだっただろうか。早速に中国でも、原因究明に本腰を入れるであろうが、殺虫剤成分が何所で混入したのかの究明は、そう簡単でないと想像する。食の安全は命に係わるので万全を期さねばならない。昨日京都でも自主回収対象商品のジェイティフーズが輸入元の「お弁当大人気!豚肉のごぼう巻き」を食べた20代の男性が、嘔吐(おうと)などの症状を訴えて病院に救急搬送されていた。市は冷凍食品が原因の食中毒症状の疑いがあるとして、残っていた商品の一部を市衛生公害研究所に持ち込み、成分を調べている。今回の騒動の冷凍食品は23品目、扱っている会社は682社にも及んでいる。家庭を預かる主婦の皆さんは食事のおかず作りで、さぞかし頭を痛めていることであろう。早く究明しなければ女性の白髪が増えそうだ。
今度大阪府知事に当選した橋下さん。テレビ番組の「行列の出来る法律相談所」で弁護士よりもタレントとして有名になったが、それまでこの苗字も生まれてこのかた見たことも聞いたこともなかった。従って「はしした」か「はししも」かいなと思っていた。これだけ全国にテレビで流れば橋下は「はしもと」と、すっかり定着し読み間違える人はいないかも。テレビで有名にならなければ、橋上は「はしがみ」さんなので、橋下は「はししも」と読む人が多かったのではと思うのである。大木こだまさん、どんなもんでしょうか。「そんな読み方するやつは、見たことも聞いたこともないで~」「往生しまっせ」。スンマセン・・・
[余談]
若かりし頃、鳥取から京都へ帰るとき列車内で若い女性と話をした。彼女は滋賀県だったので、雄琴温泉を知ったかぶりで「ゆうきんおんせん」と言ったところ、いぶかった顔して「おごとおんせんのことですか?」と逆に質問された。あちゃ~おごとと読むのか。今では雄琴は温泉よりもソープランドで有名になったので、関西では読み間違えをする人は、まずいないだろう。
昨年末から連続4回、脳トレ(麻雀)で散々な目にあっている。俗に言う「やると負け」だ。昨夜は出だしから快調で10分ほどで150程プラスになり、2時間経過の時点では300くらい浮いていた。バイオリズムが良ければこのまま突っ走れるのだが、そうは問屋は卸さない。今月のヘコミを一掃できる予定が、ツキの女神がどこかへ消えてしまった。帰って来いと復縁をせまるが「イヤ!」とそっぽを向いたままで、終ってみればたったの「プラス60」。負け癖に終止符を打っただけでも良しとせねばバチが当たる。毎週のように往復45キロを高いガソリン代を使い、我ながらよく通うものだ。麻雀屋さんに払う金額は場代、食事代で1回やれば4,000円ほどだ。ボケ防止にも高額な予防費がかかる。目先のことだけ考えれば、脳トレをせねば年間20万円は貯蓄は可能だ。しかし近い将来、必ずや役立ってくれるはず。私がボケれば愛妻が困る。今日は1月31日で愛妻の日である。脳トレに頑張らねばと意を強くした。
今年に入り、珍しく東京 、大阪と立て続けに出かけた。東京でエスカレーターに乗ったとき、体は自然と右側に立ち「左側」を空けていた。前を見ればどなたも左側に立っている。「あれ
間違ったのか?」と左側に移動した。急いでいる人は右側を歩いている。しかし違和感がある。習慣というのは無意識に体はいつもの反応をしたようだ。先日大阪へ出かけた時、どなたも右側に立ち「左側」を空けている。ここでようやく東京と大阪は、エスカレーターの通行区分が異なるのだなと認識した。いつも通りの行動で、「どいて!」と言われれば心は穏やかでなくなるはず。関西人であれば「何でやねん」と争いのもとになりかねない。こんなことは交通法規と同じく全国統一できないものだろうか。調べて見れば、そう簡単には統一できそうもない。なぜ、「左右」の違いが生じたかと言えば、歩行の通行区分の違いにある。大阪は、商店街や地下街では左側通行なのに東京は右側通行とのことだ。大阪が左側通行なのは歩道と車道との線引きが原因で、歩道ではどちら側を歩いても、車の心配はないので便利な方を歩く。ウインドショッピングをするとき店が左側にあれば左へ向く方が店内が見やすい。だから左側通行の方が合理的で大阪人の左側通行は、人間の自然の法則にのっとっている。しかし東西のこの習慣の違いも、まだ十数年しか経っていないそうだ。私は歩行者は右側を歩くと交通法規で決まっているので、エスカレーターも「右側を歩く」に統一して欲しい。大阪では「あっち」、東京では「こっち」なんて考えるだけでじゃまくさくい。
[余談]
関東では、電車の乗降が整然としているのには、いつも感心する。大阪であれば電車の扉が開いたとたん、並んでいた列もあっと言う間にグチャグチャになる。この光景を見るたびに、大阪の人に東京の人の爪のアカを、煎じて飲ませたくなる。ああ情けなや大阪の人。
電話が鳴る。私に電話がかかるのは麻雀か競馬の誘いのときぐらいだ。女房が受話器を取った。相手の方を、女房はどうも知らないようだ。「Uさんと言う方からですよ」と受話器を渡してくれた。Uさんは中学の同級生の女性だ。しかし生まれて一度も電話をもらった記憶がない。一体何事だろうと電話に出た。「はや~ちゃんか?」「そうですよ!」と元気な声が聞こえてきた。Uさんと話をしたのは、鳥取での還暦同級会以来なので3年半前になる。話を聞けば、同級会の名簿を見ていたら電話をしてみたくなり、あちこち電話をしたとのこと。話し出せば色々と話ははずむ。63歳になってもまだUさんこと「はや~ちゃん」は、仕事が入れば現役のバスガイドだ。関西に住んでいるが、鳥取方面の旅のガイドであれば、生まれ故郷なのでお手のものだ。余り詳しい説明なのでお客さんは皆、驚くようだ。彼女は還暦を迎えても、周りの同級生よりも大変若々しい容姿だった。若い頃からずっとガイドなので、若さを保つことができているのかも知れない。子供の話、同級生の消息など話題はつきない。関西在住の女性の間では、クラス会を開こうという話はあるようだ。はや~ちゃんはWさんこと、か~こさんに「か~こさんが幹事しなれな」。か~こさんは「場所はわたしがとるけ~、はや~ちゃんがしなれな」。そこでヒマなゆみちゃんが腰を上げれば話は簡単だが、前回大阪での幹事のとき、飲みすぎてダウンし迷惑をかけたので二の足を踏む。話終えれば30分以上も電話をしていた。女姓同士での長話は1時間でも2時間でもしゃべるようだが、普段の私は2~3分がいいとこだ。はや~ちゃんがポンポンしゃべるので釣られて話してしまった。今月は同級生の女性についている。4日前には関東在住の中学の同級生、Yさんから「町を歩いていたら、同級生のT.Yさんを見つけて声をかけて奥さんと3人でお茶をしましたよ」とメールが来た。同級生がたったの100人ほどなのに、偶然と言えども1000万人以上住む都会でよく見つけたものだ。そう言えば私も「か~こさん」が鳥取から天橋立に旅行で来ていた時、また覗きで偶然に会ったことを思い出した。人が見ていないと思っていても、どこかで目が光っている。「だらずげなことをしたらいけんでゆみちゃん」。「そがなことわかっとるだけ~すら~せんけ~」。