ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

初冬の風物詩「柿屋」

2023-12-15 00:05:31 | まち歩き
12月14日(木曜日)
昨日の朝刊に宇治田原町の、「古老柿(ころがき)」作りが報道されました。稲刈りが終わった田んぼに巨大な「柿屋」を建て、ここで古老柿を作ります。全国広しと言えど、「柿屋」で干し柿を作るのは宇治田原町のみです。今日は、その光景を見学に行きました。「柿屋」はアチコチに建てられていますが、一番の大きさの「柿屋」は立川地区で見ることが出来ます。




天日と寒風にさらされて3週間ほど干せば、表面に糖分の白い粉が吹いて完成。「古老柿」は宇治田原町のJA農産物販売所で購入できます。一番小さな袋入りで496円也。



【参  考】柿屋には皮を剥いた渋柿の「鶴の子柿」が並べられています。その数は約10万個。柿屋で2週間、むしろの上で1週間ほど干すと、粉を吹いた干し柿が出来上がります。事初めに向けて、「古老柿(ころがき)」として、13日から主に京阪神地区に出荷されています。大きな柿屋は高さ10メートルも有りますよ~

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初冬の風物詩「柿屋」

2022-12-14 16:17:46 | まち歩き
12月14日(水曜日)
隣村の宇治田原町に行けば、稲刈りの終えた田んぼの中に「柿屋」を見る事が出来ます。




柿屋には皮を剥いた渋柿の「鶴の子柿」が並べられています。その数は驚くなかれ約10万個。柿屋で2週間、むしろの上で1週間ほど干すと、粉を吹いた干し柿が出来上がります。出来上がった干し柿は「古老柿(ころがき」と呼ばれています。事初めに向けて13日から、主に京阪神地区に出荷されています。大きな柿屋は高さ10メートルも有り、それはそれは圧巻です。
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夫婦はミタ!

2022-11-01 16:28:50 | まち歩き
11月1日(火曜日)
月曜日~金曜日は、午後からプールに通っています。プールに行き帰りに、ほぼ毎日のように出会っている、長身の色黒の男性と遭遇します。一体この男性は何をしているのか?が共通の話題になっていました。
昨日妻が、「コンビニで振り込みをしたい」と立ち寄りました。振り込みを終え妻が出て来ました。そこに、毎日のように見かける男性が現れました。男性はタバコを吸う場所に一目散。何をするかな?と見ていると、灰皿を持ち上げ、吸殻をあさっています。吸殻を拾う光景を見たのは、半世紀前の光景です。今の時代では珍しいですね。コレでようやく夫婦の疑問が解消。収入が無ければ仕方が有りません。この男性に家族はあるのか?が気になって来ました。そんな事を気にしていては長生き出来ません。気にしない気にしない。私は禁煙してから早30年。一日に吸っていたタバコ本数は約60本。禁煙しなければ、とっくにあの世に召されたことでしょうね。今でも禁煙した時の事が鮮明に思いされます。禁煙すると決めたら、一発で禁煙しました。胸ポケットに、寂しくならないようタバコを1箱入れて・・・。
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大福屋の爺さんを久しぶりに新聞で拝見

2022-01-06 16:32:26 | まち歩き
1月6日(木曜日)
昨日の朝刊に宇治田原町奥山田の国道307号沿いに、ある大福屋の芦田雅弘さん(81)が地域ニュースで取り上げられていました。


大福屋には、最近来店した所ジョージさんと明石家さんまさんとの記念写真など、番組のロケで来たタレントや歌手の写真が飾られているとのこと。関西では誰でも知っている、芸人たむらけんじさんにイノシシを食べさせたら、お客さんが増えたようです。
あれは12年前の11月27日。ブログにアップしています。
当時はまだ69歳。若い・・・。

国道307号線を走り信楽(しがらき)に行く途中に、大福屋という野生天然猪肉専門店がある。
信楽にドライブをした方は、店の前の国道のガードレールに、狩猟したイノシシの皮がぶら下がっている光景を見たことがあるだろう。狩猟が解禁になるのは11月15日から翌年の2月15日までである。
ここを通る時の楽しみは、ぶら下がっている毛皮の隣のプレートに、手書きされている講釈を読むことだ。久しぶりにここを通ったので、立ち寄った。


プレートに書かれた講釈を読めば、思わずムフッと笑うやつがある。
写真を撮っていると、赤いジャンパーに手ぬぐいの鉢巻をしたオッサンがそばに寄ってきた。 
「これはワシが考えて書いているんや、最近はこれを楽しみにしている人が増えてね」 「そうでっか、好きなことを書けてよろしいな」 。オッサンのお気に入りは ”あわてもののいのしし” だって。
昨日解体した”メタボいのしし”は、そばに行くと、獣独特のナマ臭い臭いがしてくる。干している皮はどうするのかと聞けば、捨ててしまうそうだ。昔であれば雪深い山に入る時、マタギが腰に巻いたかも。帰ろうとしたら「わしの写真を撮ってくれ」とせがまれた。


この店のオヤジさんは変わってる~。おもろいオッサンだ。
私はイノシシ肉は好きでないので買わないが、この店は何年経っても3人前が3,000円だ。この店で買った方の評価は”とても美味しかった”そうだ。愛妻はこの店の自家製の”モチ”がお気に入りと言っていた。ここのモチはつきたてなので人気があり、直の間に売り切れになるようだ。3年前に立ち寄った時は、冷蔵庫の中から皿に入れた猪肉を出し見せてくれた。「この皿で4,000円ですが、こんなにいらない方には100グラムでも売りますよ」と言ってくれたことを思い出した。
それより何より、プレートの文句をどんな方が書いたのか興味津々だったので、これが判明して、3年越しの便秘が解消した気分になった。オッサンの話では結構頭を使っているとのことだが、これくらいの文章であれば 「ゆみちゃんにまかせなさい」 とノド元まで、出かかった。
例えば「オス63.5kg 65歳 毎夜若いメスいのししを求めてほっつき歩き、スナックで睡眠導入剤を飲まされ倒れているところを銃殺 猟師山口氏」

【参 考】
1.3年前のオッサンの講釈と私の感想。
「オス100kg28歳他の猪の奥さんに手お出して不倫で銃殺 いけめん猪ひろし 猟師木村さん」
「談合事件でオリニは入る長池のオシドリ夫婦後追い自殺六十二歳 平成15年11月二十日 猟師森氏」
内容は大体理解できるが・・・・書いた方はかなり年配の方であろうか。
2.野生天然猪肉専門店 大福屋
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田184
電話:0774-88-3967
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初冬の風物詩「柿屋」

2021-12-09 17:53:46 | まち歩き
12月9日(木曜日)
プールから出ると2時15分。風も無く、気温も11度と高く、家に直帰は勿体無い。「宇治田原町の柿屋見学に行けば?」の妻の一声。
25分走れば、立川地区の柿屋に到着。



1年ぶりのご対面。おじさんが一人でモクモクと作業をしています。
宇治田原町の柿屋は「荒木地区」「立川地区」「禅定寺地区」の三地区で見学出来ます。一番大きな柿屋が有るのは「立川地区」。立川も広く、国道から見えない山の中には、一番大きな柿屋が建っています。


この一番大きな「柿屋」は、高さ9メートル。干してある柿は4~60,000個。こんな小さな柿屋も建っています。


いくら小さくても、手間は掛かっていることでしょう。
柿屋は稲刈りの終わった11月の上旬に、田んぼの中に立ちます。干し柿は通常は吊るします。全国広しと言えど、吊るさないで「柿屋」で干し柿を作るのは、宇治田原町だけと断言します。柿は「鶴の子」と言う渋柿を使います。「柿屋」で2週間乾燥させて、田んぼの上のムシロで10日ほど天日干しをして、最終工程に入ります。最終工程は”ヒル”と言って、ザルの上で柿を転がすか、専用の ”もむ機械” で仕上げます。
この作業を繰り返すことによって、柿の表面に白い粉が吹いて来ます。出来上がった古老柿(ころがき)の出荷は13日から始まります。出荷先は主に京阪神地区で、贈答品として人気があります。古老柿(ころがき)は宇治田原町のJA農産物販売所、近辺のJA農産物販売所、行けば買うことが出来ます。

柿屋を知ったのは定年後と遅く、まだ15年しか経っていません。好奇心が旺盛であれば、行く度に生産者と話をして、知識が豊富になりました。知らないことは、聞くに限ります。

【参  考】
12月14日(火曜日)京都新聞朝刊記事
新年に欠かせない「古老柿(ころがき)」の生産が、ピークを迎えている。年末が近づき、茶産地の京都府宇治田原町ではやぐらのような柿屋が見られる。長く特産品として人気の古老柿が、早くも直売所に並び始めた。
 渋柿の「鶴の子柿」を主に使用。収穫後に皮をむき、柿屋で2週間、むしろの上で1週間ほど干すと粉を吹いた状態に出来上がる。茶農家の森口雅至さん(38)宅では、今年の柿の収穫量は7~8トン、完成品は約2トンと例年通りの出荷量という。今年は柿が不作だったため他の茶農家からも柿を調達した。柿自体は熟すのが早く、甘みが強いという。
 森口さんら3人が4日かけて立てたという柿屋は、木材や竹を組んだ6段になっており、3階建て家屋ほどの高さがある。高所作業となるため、農家の高齢化に伴い生産は減少傾向にあり、柿屋を立てるのは10軒ほどになっている。茶農家が柿屋を立てて古老柿を生産しており、茶畑の霜対策や、防腐剤として柿渋を利用するため柿の木を植えるようになったとされる。
 全国の常連客からの注文が主という森口さんは「古老柿は素朴な甘みで昔ながらの味が特長。毎年、楽しみにして待ってくれている人がいてありがたいです」と話した。




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